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小さい頃、人面石を見た!という話

保育園くらいの時に、市内で人面石が見つかったと話題になった。
週刊誌にも載った様な覚えがある。

こんな感じの石↓
大人の手の平くらい大きくて厚みがある。
スジが入っていて目と口に見える。

当時の記憶を思い出す。

人面石を見つけたおじいさんはあまり外に出なかった。
たまたまその日、外に出てみると石に呼ばれた気がしたという。
何気なく石を拾うと人の顔の形をしていた。

なんでもその人面石で体の痛いところをさすると治るということらしい。

それで従兄弟の兄ちゃんとおばさん。
うちの爺さんたちとその人を尋ねたことがあった。
従兄弟の兄ちゃんは夜尿症が治るようにとお腹の辺りをさすってもらったと記憶している。

それで夜尿症が、治ったかどうかは覚えてない。
でも、その人面石を間近で見たことは覚えている。

そもそも、なぜ人面石でさすると病気が治るのか?
人面石と言っても目と口に見えるかなぁ?くらいの石だったし、何故それが週刊誌にも載るほどの話題になったのかも分からない。

そしてこの自分の記憶も本当かどうか分からない。

そして確かめる術がないというのが歯がゆい。

こういう記憶のことを空脳と言うんだろうなぁ。


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