clusterというパラレルワールド

世の中には強い人、弱い人がいる。
頭の良い人、弱い人。
お金持ちの人、貧乏な人。
健常者、ハンディキャップの人。
あげればキリが無い。

その中で人が羨む様なものを幾つも持っている様な人がいる。
そういう人を見るといつも思う。
ああ、あの人、美人でお金持ちで優しくてなんて良い人なんだろう?
それに比べて私はなんでこんなに真反対なんだろう?

齊藤ひとりさんは仰います。
比べる事をやめたら世の中、幸せだらけになる。
確かにそうのなのだけれど煩悩の塊の私は中々他人の芝生を見ないという事が出来ない。

clusterという日本製メタバースに入ってみた。
もう笑えるくらいのしょぼいアバターメーカー、ダサダサの服、この時点でやめようかなと思ったら色んな人がワールド作ったりしてて、しかもそれがやたら凝ってたりして、あれ?これZEPETOと全然違うぞと思いました。
圧巻はアバタメーカーとは明らかに違う個性的なアバターが目の前を横切りました。
煩悩の塊魂の私はそのアバターが羨ましくて仕方がありませんでした。

しかし、羨ましいの根本理由が多分リアル世界とは全然違うと感じていました。
あーGUCCIのジャージいいな、とかではなく、自分のオリジナル表現したアバターいいなでした。
思えば私のVRoidStudioの格闘の日々はそこから始まっていたのかも知れません。

私はゲームのキャラクリが大変好きでCODE VEINで色んなキャラを作るのが好きでした。キャラクリで五時間とかも平気でありました。
私の脳汁ポイントはここにあるんだろうなあとは薄々感じていましたが、clusterに来て3Dモデル作りにここまでハマるとは正直思いませんでした。

clusterで時折見かける明らかに異質な存在のアバターにはパターンがある事がわかりました。

◯アバターメーカー
◯リラティブ
◯VRC
◯VRoidStudio
◯blender

今ならすぐわかる事ですがメタバースのメの字も知らない、cluster1日生の私にはアバタメーカーとリラティブ以外は何の事かさっぱりでした。
そこでネットで片っ端から調べまくりました。
そこで出た結論は、

◯VRCはアメリカのメタバースでパソコンかVRがないと出来ないやつでclusterとは互換しない(移行超面倒い)

◯VRoidStudioはタダの人間型特化アバター製作アプリ(PC、スマホ)

◯blenderは電子粘土。私の低スペPCだと起動すらしない

もうVRoidStudioで決まりじゃーーーん!
早速スマホにVRoidStudio(VRoidモバイル)ダウンロード。
結果だっさ、、、。
アバタメーカーよりちょい良い程度。
動画見ると色々出来るのはやはりVRoidStudioというPCアプリらしい。
私の老低スペPCに鞭打って無理矢理ダウンロードand起動!
お!激遅だけど動く!動くぞこいつ!
この勢いでスレンダー伍長の乗る調子こいたザクを吹っ飛ばすぜー、、、

と思ったのも束の間。
ニュータイプのアムロは戦闘中にマニュアルめくりながらビームサーベルの出し方を見つけたが、私は戦闘中でも無いのに服ひとつまともに着替えられない始末。
ただで遅くてイラつくのにこのわかんなさは異常だろ!
動画とか色々ネット漁りしながらの格闘三日後、、、

何とか自分で作って見ました感のあるアバターが出来た(?)のでclusterのワールドを彷徨く事に、、、
あ、、、これどーやってclusterに持ってくの?

またネット漁り、そこでBOOTHやVRoidHub、VRMの事を知ります。
VRoidStudioはVRoid形式なんでこれをVRM形式にしてclusterに持っていく事が出来る事を知ります。
そーゆー事はちゃんと書いててくれよー(書いてある😀)とか思いながらclusterに移行成功。

ロビーで自分の作ったアバター(今見るとしょぼいけど当時は全力少年だった)を動かすのは新鮮で、自分のアバターのパンツとか見てけっこうリアルだなとか思った。
ロビーから出るととんでもないワールドが目に飛び込んだ。

スカイツリー?!妖精郷?
そのワールドを覗いてみると真ん中にとてつもなく高くて大きい木の根本くり抜かれていて大部屋になっている。
こ、これはミツバチハッチとかケロっ子デメタン、ミツバチマーヤの世界だ!と思った。その大部屋に入ると蝶々人間が!

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