見出し画像

BLACK☆ROCK SHOOTER'S(まいてゃ解釈バージョン)その0

人類の技術はついに神(宇宙からやってきた侵略者)を超えた。
あらゆる物を持ってしても破壊する事が出来ない素材を開発する事に成功した。
その素材で作った球体はツァーリーボンバー(ロシアが持つ世界最大級の核爆弾)をもってしても破壊出来ない。
しかもその素材は鋼鉄の様に固くも、また人間の皮膚の様にしなやかにもする事が出来る。一旦、メモリーと呼ばれるある施しをすれば究極素材で出来た造形の完成だ。

人間の科学力は凄まじく遂に不死の技術まで手に入れてしまった。
人間の脳だけを取り出しリンカーと呼ばれる特別なボックスに入れられる。そこは脳が生きる要素は全て整っており、寧ろ細胞再生さえ行われる。
細胞がまた新たな細胞分裂する時、端の遺伝子が欠けてしまいそれが老化に繋がる仕組みの為に寿命が限られていた。
これさえも人類は克服し、遺伝子が欠ける事なく細胞分裂される仕組みを発見した。

オートマターと言われる有機体で作られたアンドロイドとリンカーにより繋がり人類は、人類を遥かに超えた人類を作る事に成功した。
その中でも究極素材で作られた治安維持の為の戦闘用アンドロイド、B☆R SHOOTER'S は全部で7人存在し、隠密に各国に潜入し治安維持の障害を取り除いている。

所が究極素材でのしなやか素材は陶器の美術品の如く歩留まり率が恐ろしく悪い。
完璧品ではないとは言え、その破壊出来ない頑丈さは持ち合わせている。
今まで7人のB☆R SHOOTER'S を作る為に出来た出来損ない判定の物は秘密の廃棄の星へと捨てられていた。
決してリンカーと繋がる事のない魂の無いアンドロイドの山。

ある時、そのゴミの山から一体の金髪のアンドロイドの目に光が宿った、、、


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?