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女装界隈について思ふ。

江戸の狂言作者、河竹黙阿弥の名前の由来として「以来何事にも口を出さずにだまって居る心にて黙の字を用いたれど、又出勤する事もあらば元のもくあみとならんとの心なり」との言があります(『著作大概』)。これは引退を表明し河竹新七の名を改め黙阿弥を名乗った時の言葉です。
同時に、黙阿弥という名前には「隠居して元の木阿弥になり、黙する」や「素人に戻って再出発」の意が込められたとも言われているそうです。

私も今こんなような心境です。
女装に対してかなりの鬱憤というか色々な思いがあるのですが、なかなか上手いこと言語化出来そうにありません。またこれを言うと角が立ちそうで、老害になるような気もしていて黙っていようと。

ただ、フリーとなったこともあり、ちょうど良い機会です。少し今の気持ちを述べるとすれば…

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