女の子クラブ退職のご挨拶

この度、店から引かせていただくこととなり、ご挨拶申し上げます。
昼の仕事が変わり休みが不規則になったこと、自分にとっての女装の位置づけが近年(コロナ以降特に)変わりつつあったことや、日本舞踊との兼ね合い、またちょうど来年の3月で30歳を迎えることもあり、もう女の子という年でもないので、いい区切りだと思った次第です。
私にとり、女の子クラブは特段思い入れがあり、ここから自分の女装が始まったと言っても過言ではない場所です。様々な女装を見る中で、自身の方向性が定まり、向き不向きがわかり、今後どうしていくのかがはっきりわかったと思っています。
基本的に淡泊で人に興味がなく、酒の種類も知らない、お世辞もろくに言えず、三拍子揃ってまるで接客に向かないたちでしたが、業務を通じて多くの女装を見ることができ、またメイクなどを経験させてもらい、実際に骨格から間近で人の女装を知ることができたのは女装を実践するプレイヤーとして宝です。
今後は一女装として、自分が経験してきたり、調べた、美容整形や女装に関する知識、化粧法、ウィッグの調整など、少しでも後学のためになることを願い、聞かれたら答え、発信するような立場でいられたらと思っております。
最後になりますが今後とも女の子クラブ、フリーメゾンを変わらずご贔屓賜りますよう、お願い申し上げます。

まいたむ
釜好庵

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