キモ・オタクが「きゃらデン」を試したお話

労働で心が死んだオタクのレポでございます。

そもそも「きゃらデン」ってなんや！！！！！！！！！！
と思ったそこのあなた。耳かっぽじってよく聞け
きゃらデンとは、二次元の皮を被った三次元の女性と有料で通話するアプリ。悪い表現をするならオタク向け電話キャバクラ。おっと闇が深そうだな

いや、逆に考えてほしい。私のようなオタク拗らせて悲劇を起こしている人間からしたら「お金を払っていて、アプリ内ルールを順守している」という大義名分でもないと女性と一対一で話せなくない？　私は思ったんだ。「存在しなかった青春っぽい欠片でも取り戻しておこう」と。まあ、本来青春ってやつではお金払って女の子と電話なんてしないと思うけど。

そんなわけでいざインストール！
使い方はとってもかんたん選ぶだけ！
そして電話できそうな人に突撃！
疲れ切った今の私が求めてる方いた！元気くれそうな方いた！趣味も合う！この方にしよう！
いざ連絡！

ができれば苦労しなくない？　私は無理でした。この方にしようと決めてから3時間が経過しました。連絡のスタンプを入れられません。ずっと手が震えてました。途中ニコニコ動画でアニメ見ました。面白かったです。

これは今日連絡するの無理だ、もう夜の11時だよ、また明日悩もう…
そう思った私に電流走る！　明日からデレステ歌鈴イベじゃん！
明日こんなんしてる暇ねえよ！！！！！！！！！！勢いでスタンプ連絡ぽちっ！！！！！！！

なお、電話したいスタンプを使う勇気は出なかったのであいさつでおわりました　fin

30分経過

登録したときに無料でもらえるポイント２日で消えることに気づきました。歌鈴イベやってたらポイント全部闇に飲まれる！！！！！！！勢いで電話したいスタンプぽちっ！！！！！！！！
今回は登録時の無料ポイント分だけれど、お金払って電話するアプリですらコレな私。対価を支払ってる大義名分があってこの慌てようと小心。世の中の人間たちは金銭の支払いすらないのにこういうやりとりができるんだな……世界って広いな

OKスタンプ返ってきたので覚悟をきめて電話かけました。かわいらしい声の女性が出てくださいました。一方緊張でマトモな会話ができない私。
「あ、今日このアプリ入れたもんで、緊張してます、はい」
「はじめてで私選んでくれたんだ～うれし～♡　どうして私を選んでくれたの？」
「あ、はい、自分デレステ廃人なもので、その、趣味欄見て」

～以下、お金を払っているという大義名分がなければ相手に失礼すぎる8分間の電話～

とても楽しかった……かわいい女の子（だと信じている）から全肯定された……
８分も知らない人との電話無理でしょとか思ったら全然大丈夫だった……
コミュ障のハズなのにもっと長く電話していたかったと本能的に思ってしまった……
労働がつらくなったときはまた頼りにしよう……

と、うっかりしてると沼に叩き落されそうな体験でございました。
特に私のような「自分程度のオタクは金銭を払ってはじめて女性と電話することがギリ許されるんだ……」と思っている方は一度体験してみて

そしてハマって破産してるところ見せて