ブルリフ帝 感想

※ネタバレ上等な記事なのでご注意を

完走した感想を呟こうと思ったら特大の感情が140文字で収まり切れなかったので記事にしようかなと。だってめちゃくちゃ楽しかったんだもん……
ちなみに私は前作・アニメともに履修済みです。前作はトロコンもしているので、比較的訓練されたブルリフの民だと思います。
あと、二周目はまだやりません。まだクリアしたときの記憶が濃いので、少し時間をおいてからやろうかなと。


ブルリフ帝のよかった点
・大鎌をふりまわす主人公というのがまずめちゃくちゃいい。ストーリーやるとその武器選出に意味があったってのも含めて本当に素晴らしい。ここは無限にほめるべき。ありがとうブルーリフレクション。(追記:開発サイドへのインタビューいわく、武器が大鎌なのは最初から決まってたみたい。すごい)
・ふにゃ顔がめちゃくちゃかわいい。キャラの表情変化がめまぐるしいゲームですごくいいところなんだけど、特にふにゃ顔のかわいさが尋常じゃない。オーバーな表情変化ってこんなにかわいいんだなとちょっと感動したまである。
・戦闘システムがかなり進化している。前作、キャプコでムキムキになった日菜子がオーバードライブでひたすら殴る作業だった印象があまりにも強いので……ユズはバトンくるくるしてエーテル貯めてた記憶しかないので……
・特にインファイトが楽しい。陽桜莉に突っ込んできて体力半分以上持ってかれるモンスターくんには笑ったけど
・サブミッションの種類が豊富になった。前作は似たり寄ったりの討伐と申し訳程度の調合ばかりだったけど、建築ミッションやステルスの追加は本当に大きい。楽しいミッションが増えた。
・建築ミッションの建築物がいい。平原姉妹の七夕飾りとか、詩のピアノとか、怜那の同人ブースとか、こころの田んぼとか、とにかくまあ学校魔改造計画の建築物がいろいろとキャラクターを輝かせてくれてる。
・デートの道中会話の多さ。デート中はダッシュもできないしのろのろ歩くだけだけど、それがあまり苦にならなかったのは手つなぎと道中会話の多さだと思う。さすがに屋上部室に行くのは大変だったけどね。
・前作とアニメで主役張った日菜子&陽桜莉がちゃんとストーリーに乗ってて、かといって愛央の立ち位置を食うわけでもなく、なんというかいいポジションにいてうれしかった。戦闘面では陽桜莉が強すぎて愛央を食ったような気はするけどまあそこはね。私は陽桜莉のオタクなんで遠慮なく陽桜莉ゲーさせていただきました。
・最終章の「グループチャットを抜ける」演出がめちゃくちゃ好き。今作はフリスペはほとんど飾りだけど、それでもひとりまたひとりと抜けていくのは寂しさがあった。
・アニメ初見勢を大困惑させた謎味ジュースがしっかり作れてて笑った

ブルリフ帝の不満点
・フリスペ機能があまりにも貧弱すぎる。せめて前作の「あこジャーナル」的なものは正直ほしかった。かくれんぼとかやみのどうくつも恋しいよ
・詩のステルスミッションで梯子をのぼってるときに見つかる仕様、個人的にはそこまでやらなくてもよかったかなと。移動ギミックのところは始点終点含めて安置であってほしかった。
・モンスターの視界に高さの概念がない。詩のココロトープ(最深層)で櫓にのぼったら梯子付近にモンスターが集合しててちょっと困った。
・移動できないところは黒いもやがかかる仕様は徹底してほしかった。たまに黒いもやはかかってないけど実は移動できないよ、があるのは不親切。(最終章の装置調べるギミック気づけなくて最終章詰んだと思ってた私もゲーマーとして浅いとは思うけど、もやがかかってたら何かが足りないんだと即気づけたから……)
・戦闘不可組にも前作みたいな攻撃手段がほしかった。最終戦の最後の最後の一発だけじゃちょっと共闘感に欠ける。ノリノリでピアノ弾いて全体バフかける詩ちゃんとか出てきたらみんな笑顔になれたよ(シリアスな雰囲気は絶対にぶっ壊れるけどな!)
・インファイトの練習がしたい(慣れるまでインファイト負けまくったので)
・私はこころと陽桜莉のパンチラとか濡れ透けが見たかった。(これは開発ではなくこの世界のルールに対する恨み。世界を作り直すときにこの願いも聞き入れてもらえないかな愛央ちゃん)
・田んぼの建築が遅すぎて収穫数回しかできなかった。もっと収穫したかった。
・キャプコがサポ技になったのが少し悲しい(個人的にはキャプコ乗せた最強日菜子で殴る前作再現…擬似オーバードライブ…? がしたかった)
・前作ではテニスコートがあった場所にプールがあるんだけど、凛泣いてない? 大丈夫?
・クリア後にライザ1(もしくは2)みたいなそこから遊べる要素がほしかった。いや今回のストーリーではそれは不可能だとわかっている、わかっているんだけど……やっぱ寂しいじゃん?

各キャラの感想

・星崎愛央
月影。百合に挟まる女。絶対急所を殴るウーマン。武器は大鎌で特性はクリティカル補正の主人公……いろいろと規格外だなぁという第一印象。
正直、初見の時点でただものではないとは思っていた。武器が大鎌ってのもそうだけど、何より、BLUEをタイトルに掲げる作品でこの名前はもう明らかにアレでしょ……とか思ってたら想定の数億倍抱えたものが大きい女だった。大丈夫? こんな重たい宿命を抱えた彼女をソシャゲのほうに出せる?? ガチャから愛央がぽんぽん引けるゲームとかだったら私怒るよ??? そんな甘っちょろい立場が許される女じゃないよ彼女は。
主人公らしい強さという点では、前作主人公の日菜子よりも主人公してるというか、話を動かす力があるなというのは感じたところ。日菜子は(特に対千紘とか)頑張ってコミュニケーションとってるような印象があったけど、愛央は元々愛されキャラ気質というか、普通のJKだなーってなった(単に日菜子が特殊すぎただけなのかもしれないけど)。いま「普通って言うなー」って幻聴が聞こえた人は私の同志。
特別な何かになりたいとか、「なんてことない」日常がどうこうとか、何かと同じガストゲーのライザを髣髴とさせるところがあったけれど、ライザと違って明らかな天才描写がなかったので愛央の評価は割れそうだなぁとは。いや息をするようにクリティカルたたき出して自前で回復する力はライザにはなかったけどね。あと、マップ探索のときの跳躍力とかSASUKEばりの移動で使う腕力とかポケモンが怪力で押すような岩を単独で動かすパワーとか、いろんな意味で平凡ではないと思うよ。
「死神に祝福を、弱き者に覚悟を。この鎌ですべて刈り取る」←めちゃくちゃかっこいい。このセリフだけでもこのゲームをプレイした価値があったなって思うくらいだいすき

・靭こころ
むっちむち。愛央の正妻。愛央と並ぶと足の太さが違いすぎて笑った。もし前作級のエロ描写が許されていたら彼女のエロシーンが300倍くらい増えてたと思う。あと、技名もかわいい。「はやぶさしょっと」とかすごく萌える。はやぶさをショットして編み出した技なのだろうか……
地味にアニメ登場済みだけど、アニメで見た時との印象と全然違うというか、見た目に反してナントカみたいなキャラなのかと思ったらわりと見た目通りのキャラだった。
本当に見た目通りのおっとりふわふわ強キャラ系女子。食いしん坊も見た目通り。米が食いたくて田んぼをつくるあたり、本物だ。
私が彼女に感じたのは、強い子だなぁという感想。これは序盤から終盤まで変わらなかった。本人は自分が強くないんだと自覚していたけど、なんというか、「強さ」の定義というかベクトルというか、そういう点で違うのかな。幼いころにいじめられてて、特に何もやり返さなかったところは私個人の感覚としては劉邦の逸話のような、強さのエピソードとしても成立するんじゃないかなぁ…みたいに思ってる。もちろんこころ本人は当時の自分に不満は感じているだろうし、詩帆のような直球ぶちこむ強さに憧れているんだろうけど、私は逆に、常時ふわふわしてるこころは雫世界メンバーでもトップクラスの強さだなぁと思ったり。強いというか強かといったほうが適切なのかもしれないけれど。
あと、愛央からのセクハラの返しがうまかった気がする。愛央、こころに対してだけはセクハラ親父じみた言動が突出して多かったからな……
こころが「愛央ちゃん」って囁くたびに世界中の不幸なできごとがひとつ減るんじゃないかな。頻繁に囁かれるワードだけど、後ろにハートマークつけても違和感ない。私の名前が「あお」だったらこのセリフ聴くたびにしびれあがってたと思う。全国の「あお」さんが羨ましいと人生ではじめて思った。

・宮内怜那
ギャップぶんぶん振り回し女。初見で香織か~と思ったら司令官だったし新体操ウーマンだったし慎重派だったし怖がりだったし同人誌描いてたし挙句の果てにマジモンの百合で執念深さまで突出してるときた。どこまで盛ったら気が済むんだ……? 新体操要素とか掘り下げまくれそうなんだけど、ほかの設定が強烈すぎて記事書くためにキャラ詳細思い出そうとするまで忘れてた。
戦闘面ではサポート型なんだけど、最強ヒーラー詩帆が加入すると編成の都合上十中八九怜那が抜ける仕様と、怜那と勇希が並んでいるところに突然”百合の間に挟まる女”が片方デートに攫っていく仕様のせいかなんとなくシステム的に不遇だなぁ…なんて感じた。もっと怜那に救いをくれ(もっとも、勇希と再会できたという一点で彼女は十二分に救われているとは思うけれど)
ギャップを振り回すとは言ったけど、第一印象も最後に感じたことも「かっこいい」だったので、ただの「かっこいい」キャラに終わらなかったのが個人的にめちゃくちゃよかった。なんというか、プロの侍が剣舞でぶんぶん刀振り回したけど最終的に鞘に綺麗に収めたのを見たときのような、そんな感覚(プロの侍is何)。
一番印象に残ったものはセリフではなくエピソードで、同人ブースのデートイベント。同人誌のまとめ方が上手じゃなくて数巻にわたる長編になるところが、なんというか一直線な性格というか、生み出したものを捨てきれない性格というか、とにかく怜那らしいエピソードだなって。

・金城勇希
工作係。発売前は美弦と区別できるかなと不安だったけど杞憂だった。
ドラマCDで死んだように寝るって言われてたけどそっか……みたいな……そういうぶちこみ方してくるのね……そっか、寝相いいんだ。そっか……
勇希については、なんというかこの作品の核になるキャラなんだなって感じた。ココロトープにココロトープでの思い出が反映されるところとか、最後の最後で勇希の存在を逆手にとるところとか。前作序盤のライムだったら勇希消すに一票投じてたのかもしれんな、とか一瞬思ったのは内緒。
個人的な萌えポイントは、望遠鏡を建築したあとはだいたい夜望遠鏡の横に陣取ってたところ。
ただ、お留守番組は戦闘参加できないのがなぁ……前作では原種くんに元気に空き缶とかボールをぶつけてそこそこのダメージを叩き出すサポート連中がいたからさぁ……屋上戦闘とかではお留守番組にも出番ほしかったなぁ……どうしても戦闘での愛着があまりない分、私から彼女らへの想いが足りないような気がする。美弦と詩についてはアニメの記憶があるからいいんだけど、勇希ときららはもうひとおし、ちょっと特別な何かがほしかった(月影的発言)。
あと、「真っ白な布」は絶対に勇希のココロトープから出るでしょと盛大に勘違いして無駄に探索しまくった。
ちなみに、ストーリーで勇希が離脱した場面でベッドで寝ると、睡眠時ムービーに当たり前のように勇希の姿が映る。そこは映像の差し替えないんだね……

・春日詩帆
しののめが本体。夏場なのに長袖。ヒーラーで清楚なのに本人は脳筋気質というこれはこれで味わい深いギャップのある子。彼女の戦闘スタイルを見て蹴られたいと思った人も多いはず。
こころから呼び出されたのでこころの正妻枠になるかと思ったらそんなことはなかった。
丁寧口調で清楚な見た目をしているけど、案外過激。まあ、元々こころをいじめていた連中にカッとなって暴力事件起こしちゃってる程度には難儀な性格なのでね。勇希が世界システムの一部だと気づいた時の「金城さんが敵だったなんて」みたいなセリフは本当にびっくりした。即座に”敵”ってワードが出てくるタイプの子だったんだね……。詩のときも、直接のでっかい因縁がある平原姉妹以上に敵対心持ってて笑った。こういう性格の子ならそりゃ戦闘時にあんな派手な蹴りを敵にお見舞いするわけだ。暴力事件で転校したときもけっこう盛大に殴る蹴るの暴行くわえてるんじゃない?
これは個人的願望込みだけど、実は挑発に死ぬほど弱いとかそういう弱点がありそう。そうであってほしい。そこまできたら私の性癖にぶっ刺さる。ブルリフスタッフの皆さん、ぜひ「春日詩帆は挑発されるとすぐカッとなる」を公式設定に入れてください。できれば、「挑発とはわかっているけど〇〇さんのことを悪く言われたら見過ごせません」みたいな、タチの悪い乗せられ方をしちゃうタイプでお願いします。
あと、詩帆の提案する建築物がだいたい何かズレてるのも面白かった。駅のホームとか、ベッドとか、魔改造の方向性にハジケがない。同じ真面目枠の日菜子を見習え、風呂プールとかいうとんでもないもん生み出してやがるぞ。
ちなみに私は詩帆めちゃくちゃ好き。たぶん燦のガチャ詩帆でたら出るまで回すと思う。こういうよく見るとズレまくってる優等生タイプは性癖なので。

・白井日菜子
前作主人公。下着交換経験者(前作未プレイ勢に誤解を植え付ける発言)。雫世界の外は全滅してるので、更紗も有理もほかの前作サポメンの子たちもみんな死んでる。つらい。(雫世界の外の全滅を知って一番キツかったのは日菜子や陽桜莉の周囲のキャラが死んでるところだったって人は同志)
前作経験者はわかると思うけど、日菜子とユズライムが絡むとそれだけでいろんな感情が噴出してくるのでみんなも前作、やろう!
そういえば前作ラストってダアトくんを倒したわけではなくて跳ね返しただけだったような気がしたけれど、どうやら日菜子の行動が世界滅亡のトリガーを引いたみたい? 勢いあまってやってしまった? 飼い犬に手を噛まれたから勝者として認定されなかった? ちょっと記憶があいまいなのでいずれまた前作をもう一周する必要があるかもしれん(今作のせいで陽桜莉抜きで戦闘できない体質になってしまったので本当にするかはちょっと要検討)
戦闘面では、体力がびっくりするほど低いけどコンボ数をイカサマするタイプの元主人公。コンボ数によって攻撃力が決まるゲームでコンボ数イカサマするのはズルでは……? とはいったものの、基本的に敵の攻撃が痛いゲームで体力が低いとけっこうつらいというか、初見の敵とのインファイトでカウンターミスってそのまま倒されるとかがよくあるよくあるって感じで、前作主人公という割には使い勝手はそこそこといった印象。だいたい陽桜莉が意味不明なまでに強すぎるのが悪い。
ただ、勝利モーションのなつかしさは本当になつかしさであふれて最高ってなるので、前作既プレイ勢は一度は使おう。連続攻撃する姿は実質オーバードライブなので。
あと、日菜子の思い出に更紗が出てきたところは最高だったね。やっぱ日菜子の正妻枠は更紗が王道ってことか……(ちなみに私は千紘派である)

・久野きらら
くのだよ。ひさのじゃないよ。圧倒的かわいい枠。
例によってお留守番組なのでそんなに語れることがないのだけれど、神の声を標準搭載している子。本人が言っていた通り、神の声含めてのきららの人格だったので、それが聞こえなくなった今不安になっているというのがすごくわかりやすかった。ただでさえ記憶が消えている状況なのに五感的なものがひとつ欠落しているということかぁそりゃキツいわ……
神の声は原種の声だったらしいとのことで、じゃあ前作のダアトくんみたいな声が常に聞こえてたってことなのかな。あんなよくわからん声がいっつも聞こえていたとなると素で怖いな。というかダアトくん暇だったのかな。いちいちきららの問いかけにこたえてくれてたってことでしょ。あのいかついデザインの原種がきららの呼びかけに返事していたって思うとシュール。
この子については燦のほうを待たないとよくわからんのだろうな、とは思っている。帝の時点ではなんというかつかみどころがないというか、加入遅めでお留守番組ということもありイマイチよくわからない。神の声ありきの人生を送ってきたきららに、愛央が普通の接し方をするという展開もなんというかよくある感じ。普通って言うなー!
ゲーム的な性能で言えば、だいたい工作要員。制作個数追加はでかい。建築物の強化で死ぬほど素材食われるので……(途中でめんどくさくなって強化諦めたのは私だけではないはず)

・平原陽桜莉
火力おばけ。雑魚の殲滅からボス戦の火力担当までこなせる上に自前で回復するのでヒーラー要らず、おまけにリジェネ&コンボリセット防止(ただし若干タイミングは難しい)までできる意味不明な最強美少女。弱点攻撃時にいろいろと優遇がつくキャラな上に、相手に弱点付与する攻撃技も抱えてるので隙がない。陽桜莉にインファイト挑むモンスターはアホだと思う。唯一、行動スピードが遅いという欠点があるみたいだが、このゲームはキャラを育てればスピードどんどん加速する上にフラグメントで補正つけてやることも可能なので、そこまで気にならない(発動の遅いコンボリセット防止スキルはボスのチャージ見てからエーテル貯めて撃つでは間に合わないので、全然気にならないわけではない)。
変身モーションもやけにフェチ度高いし、インファイトのフィニッシュのかっこよさも尋常じゃない。勝利モーションも死ぬほどかわいい。最高。本当に最高。たぶん読んでる人もそろそろ私が陽桜莉のこと大好きなオタクだと気づいたと思う。陽桜莉だいすき。
内面についてはまあ母親譲りだねみたいな……本当に似たもの姉妹だねみたいな……うん。陽桜莉はいい意味でも悪い意味でもまっすぐだからね。そういうところもまたかわいい。メイド服着せたくなるよね。
ゲーム内ではアニメ経験を踏まえた発言もあってすごくよい。詩の記憶を戻すかどうかのときに、「どんな想いでも勝手に奪ってはいけない」みたいなこと言ってたのはアニメ履修済みのオタクとしてはうれしかった。愛央のフラグメントを一旦抜くという話になったときもフラグメントを抜くどうこうに対しての忠告をしていたし、そのあたりの主人公経験が生きてた。というかストーリーに絡めてくれてうれしい。
加入後はだいたい中庭の椅子に座ってドーナツ食べてる印象がある。かわいいのでいっぱい食べてほしい。一緒にカレーを作りたいと思っていたけど、なんとゲーム内で陽桜莉と一緒にカレーを作れる。ブルリフは神ゲー。
各種イベントでも動きがかわいいし言動もかわいい。ふにゃ顔もめちゃくちゃかわいい。すべてがかわいい。
でも、陽桜莉をデートに誘うのってちょっと心苦しいよね。瑠夏ちゃんに悪い気がして……

・平原美弦
お姉ちゃん。鎖ぶんぶん振り回してお姉ちゃん無双するぞーって思ったら戦えなかった。陽桜莉に対する過保護は相変わらず発動してるようで、陽桜莉が反発してる様子もちらほら。やっと「普通の姉妹」らしいやりとりができるようになったんやなって…… 普通って言うなー!
陽桜莉のときも言ったけど、なんというか血は争えないというか、母も姉も妹も揃いに揃って抱え込みがちで、そんなんだからお互い泥沼にズブズブとはまっていくんよ……みたいになる。今作には百も瑠夏も都もいないからこのポンコツ姉妹が大丈夫か正直不安だった。蓋を開けてみればゴリゴリの火力ですべてを吹き飛ばす妹と妹に過保護すぎると反発されてしょぼくれる姉の図ができあがっててうれしかった。姉妹愛はそのままにちゃんと言いたいこと言える仲になれたんやね。よかった。
美弦が加入する頃には育成が整ってアイテムがいらないゲームになるので、クリア目的なら基本的に工作班としての役目もそんなにない。ココロトープも陽桜莉とセットで、なんというか想像の数倍地味だった(もっとも、私の目線が常に陽桜莉に向いてるので陽桜莉とセット出演の多い美弦のことをあまり見られてないといわれたら完全にそのとおりである)。
詩のことを「詩」と呼ぶ美弦はアニメでは見られなったはずだし、数少ない頭脳派として意見を出すことも少なくないし、口を開けば陽桜莉陽桜莉だし、詩の記憶戻す過程は姉妹抜きではかなり苦労しただろうし、地味ながらも活躍しているので縁の下の力持ち。

・駒川詩
みんな大好き詩ちゃん。非戦闘要員なのでモンスターに殴られて快感を得る詩ちゃんを眺めることはできない。挑発スキル使ってヘイトを自分に向ける詩ちゃんも見られない。お留守番組の誰かがフライパン構えるかなと思ったけどそんなこともなかった。
記憶は失っているものの、刃物を見て興奮したり屋上のギリギリ落ちないところに立って高揚感を得たり、痛みに興奮する本能は失っていない様子。ただ、非常に素直なので危ないからやめてと言われたら素直にやめる。こんな詩ちゃん見たくなかったと言われるとその通りだけど、こんな詩ちゃんを見たかったと言われるとその通りでもある。どう料理してもおいしいあたり、やっぱり詩ちゃんは無敵。
加入が遅いのと、詩ちゃんっていう存在の時点ですでにインパクト抜群で他に印象に残るものがそんなにないのだけれど、やはりピアノを弾くところはすごく印象に残った。設置後はだいたいピアノ弾いてるし。
あと、記憶が戻った瞬間の”我々がよく知っている駒川詩”がちょびっと顔を出したときもなかなかくるものがあった。ほかにも、単純にココロトープで見た過去とか、くまのぬいぐるみの話とか、なんならココロトープそのものも面白かったので、加入が遅いとはいえ駒川詩ファンにとって見たかった詩ちゃんと見たくなかった詩ちゃんが一気に摂取できるゲームになっている。ぶっちゃけ、こんな詩ちゃん見たくなかった、ってニコニコ笑顔で言えるのはズルすぎると思う。改めて駒川詩という存在の意味不明さと面白さと愛しさに乾杯した。


総括
みんなもブルリフ帝やろう!!!!!!!!!!!!!!
あと、ブルリフ燦で陽桜莉と千紘がガチャ産だったら私はデスマーチしてしまいそうなので運営さんお手柔らかにお願いします。

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