そもそも何故季節薬膳なの?


今年の1月から、季節の薬膳についてちょこちょこと書いてます。

ここでちょっとだけ、なんでそもそも季節の薬膳なの??っていうことをつらつらと書いておきたいと思います。

日本人の特徴


今は当たり前になっている、肉や卵。
でもこれが当たり前になったのは、日本人の歴史からいくと、ほんのちょっとの歴史。

日本人は、島国の農耕民族。
魚やお米、野菜から栄養を摂っていましたね。

炭水化物以外は、割と消化にパワーが必要です。

そして忘れてはならないのが、日本の気温や湿度。
真冬を除き、一年を通してやや湿度が高め。
湿度が低いと、胃腸の調子が悪くなりやすいのです。
胃腸弱い人、多いように感じますがいかがでしょうか??



日本人の食のベースは、胃腸を健やかに保つこと

元々、消化に負担がかかりにくいものを食べていた民族な上、湿度がある土地に住むわたしたち日本人。

基本的には、胃腸に優しい(健胃といいます)食べ物や食べ方が、健康や美容の土台です。

そう思うと、日本の発酵ってやっぱりすごいですよね。

食物酵素が、体内の消化酵素のかわりに働いてくれるので、身体に負担少なく栄養を取り入れることができます。

和食で胃腸悪くしたってあまり聞かないと思います。

身体の特徴


そうは言っても、日本には四季があります。
季節によって、温度や湿度、風など変わりますね。
人には、身体のバランスをきちんと守る機能が備わっています。
例えば、暑ければ汗をかいて熱を放出するし、寒ければ、毛穴を閉じたり、震えることで温度をあげようとします。

そんなバランスを保とうとする身体のサポートに、季節の薬膳は活用できます。

季節に合わせて食事を摂ることで、無理に身体を頑張らせることがないので、パワーを他のことにシンプルに費やすことができます。

年齢とともに代謝機能は低下していきます。
そのため特に、疲れやすくなったなぁ〜とか、体力なくなってきたなぁ〜と感じる方は、難しくとらえることなく、胃腸に優しいをベースに、季節ものをいただくのをおすすめします☺️

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