見出し画像

大人達が本気で作った”いかだ”で勝負する奇祭「多摩川いかだレース」に勢いで出場した話(その1)

さて皆さん、夏と言えばいかだの季節ですね。

この記録的な猛暑のなか、そこら中でいかだを作っている人を見ることはできませんが少しでもnoteのタイムラインに涼を添えるべく、「狛江古代カップ多摩川いかだレース」に出場した話でもしてみようと思います。


この「狛江古代カップ多摩川いかだレース」、だいたいのイベントに精通している私の周りの友人にも

「何の話?」

「いかだ?」

というリアクションをされるので、この記事を読んでくれている9割の読者の方は知らないという前提で進めていこうと思います。


ちなみに、非常に00年代感のある公式サイトはこちらから。



簡単に言うと


・20年ちかく開催されている由緒正しい「いかだ」レース

・いかだはすべて手作りじゃないといけない

・当日は多摩川を約1km、いかだで下る


という大会です。いたってシンプル。


ちなみに、「なぜ自治体が突然いかだレースを開催するに至ったのか」は私にもよくわからないです。ものすごく楽しそうな市役所ですね。


そしてこの大会、

〜手作りいかだで、スピードとデザイン、アイデアを競う!〜

というキャッチコピーの通り、非常にクオリティの高いいかだが集まっていることでも(一部の間で)有名です。


ただ、この世界の大半の人は「クオリティが高いいかだ」と「クオリティが低いいかだ」の違いがわからないと思うので、以下に例を貼っておきます。


これがクオリティが高い「いかだ」だ!







これはいかだなのか?


という問いに直面させられる、非常に哲学的なイベントです。写真を見るたびに思います。



ただ、一応大会側としてもいかだの定義を明らかにしていて

・エンジンがない

・アウトリガーがない(転覆を防ぐやつ)

・ヘリがない

などなど、いくつか条件があります。

まさかいかだに明確な定義があるとは思っても見なかったけど、世界にはまだまだ知らないことがありそうです。


せっかくなので、わかりやすいようにクイズにしました。

ぜひあなたの「いかだ」観が合っているかどうかの確認にぜひお使いください。


■1問目

答えは...


■2問目

答えは...


■3問目

ラストクイズの答えは...

お見事!こちらが「いかだ」です。

さっきの写真の、鳳凰みたいなハイクオリティのいかだは、いかだの上に鳳凰が載せてあるわけですね。人よりでかいよね。


では「いかだレースってなんやねん」が(おそらく)伝わったところで、次回は「じゃあいかだってどうやって作るの?」をお届けしようと思います。

読んでいただき、ありがとうございます!