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カウントダウン

2023年の終わりも目の前まで来た。そして年が明けると間もなく人生の四半世紀という名の通過点、25歳の誕生日が現れる。

今年も1年色々な出来事があり、ありがたいことに車の方でもオタクの方でも交友関係的な所で新たな出会いや思い出がたくさんあった。
こんなおもんない自分なんかに関わってくださった皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。


自分の中で2023年は悩むことが多かった。2022年も2021年も悩みがなかった訳では無いし、この数年は寒くなり始めた頃と誕生日の前にメンタルが終わるのが恒例ではあるが…

今までは車のことで悩む事が多かった。思ったようなタイムが出ないとか、思う通りに車が操れないとか、壊れたとか。周りの飛躍や同じ車格似たチューニング内容の車が出してるタイムに劣る自分の実力に嫌気が差した時が何度もあった。

ただ今年は車の方面ではそこまで悲観的な感情は起きなかった。今年もちょっとしたトラブルがあったし特別速くなった訳では無いが、2年前ぐらいに思い描いていたぐらいの結果は少しずつ実現しつつある。ここまで来るのに約3年かかったけど、この3年の中であった経験や挫折は決して無駄では無かったんだと結果論でしかないが感じている。

しかしここから終着点をどこに定めるかという新たな悩みが燻りつつある。まあ、今は楽しくやれてるので今季の残りのアタックをこなした後に考えることとしよう。。。


じゃあ何で悩んでんの?という本題。

ざっくり言うと「オタ活のスタンス」である。

何を女々しい事言ってんだよって突っ込まれそうだし自分でも思う。しかし、今年1年のモヤモヤのファクターだった。

 元々オタクを始めた時はお目当てで行くアイドルが限られていたのでこういう悩みはなかったのかななんてふと思った。

地下アイドルを見る中でいい事でもあり悪い事でもあるのが、対バンイベで自分に刺さるグループを見つけてしまうという事がある。色々見ているうちに追いたいグループがあれよあれよと増えてしまった。
色々手を出した結果、その中でも大事にしたいグループ、そして推しメンがいる中で何に重きを置いて現場を選ぶべきか分からなくなってしまった。
あとは自分の大切なグループのライブよりも身内が集まっててわちゃわちゃできるイベントに行くべきなのか?とか。
そんなこんなでどういう面持ちでオタクをすべきかわからなくなり、ライブハウスに行く足取りが重たくなってしまった時期があった。

それに深く関わりのあるオタクの熱意や気合と自分を比べてしまう場面が多々あり、周りの熱量や身の削り方を見てると自分ってしょーもないなってなってしまいなんかもういいやという感情になった。
誰々は毎週遠征しているとか、何現場回したとか、チェキ何枚撮ったとか、ツアー全ツしたとか。それに比べて自分はそこまでの気合いはないなって。その程度の行動しか出来てない自分がこのグループが主現場とか言う資格は無いし、オタクに振り切れてない中途半端な人間だよなって。

な?女々しいだろ?


オタクとの会話で「支える」というワードが出ることがある。やっぱり人を推してる以上「支えたい」という感情が芽生えるのは必然だと思う。
しかし、自分の中で「支える」というワードは同業者と比べて何かしら劣る所がある人を助ける的なニュアンスに感じてしまうので表現としては好きじゃない。むしろいつも彼女たちに支えられているのはこちらの方である。
確かにチェキレーンの人数とかフロアのオタクの数とか目に見えるところで差があるとき、そこにいる1人1人は支えなのかもしれない。でも「支えなきゃ!」っていう感情を抱き始めるとそれは使命感になり自分を苦しめる。
好きで始めた事が苦痛になり始めるとそれは本末転倒である。


「推しメンが好き」という感情に重きを置いてここ3ヶ月ほどは現場を絞っていた。ライブに行く度になんやかんや1番大切なところはここなんだなと感じた。
他の人が見てどうとか関係なく自分が今大切にしたいところに行くべきなんだなって。

演者からしたら「いや現場全部来いや」かもしれないが、太く短く終わるのは自分が辛いので長く続くような方向に舵をきることにした。

しかしここで新たな壁が現れてしまった。仕事である。
今までそれとなく適当に抱え込まないようにやっていたつもりだったが、最近になって物事が上手くいかなかったり、押さえ込んでいた感情が爆発したりとジワジワとストレスで潰れていた事が浮き彫りになってきた。最近だと仕事でメンタルが終わって自分の趣味すら意欲がわかなくなってしまったりと実害も出てき始めている。困ったものだ。


物事に永遠なんてない中でいつ何が終わるか、無くなるかなんてわからない。だからこそ今ある物を大切にする2024年にしたいなという2023年の総括でした。
来年は本厄。何が起こるか今から楽しみである。

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