本当は心の中で「日本代表、負けろー!」と思っている私とあなた。

2022年末におこなわれたサッカーのワールドカップで、日本は予選ラウンドを通過し、決勝ラウンドに進出しました。テレビ中継をみていた人はたくさんいたでしょうし、TwitterなどのSNSで刻々と投稿していた人もいたでしょう。

私はというと【ワールドカップがある】ということを、大会の当日に知りました。もともとサッカーに興味はありませんから、国民が大騒ぎしてもスルーすればよいのですが、なんだかそわそわ気になってしまいます。

そして気がつけば予選の日本代表初戦にテレビのチャンネルを合わせていました。

【日本負けろ…日本負けろ…日本負けろ…】

と心の中で呪詛をとなえながら。

日本にいる大多数の視聴者が日本代表を応援する中で、私は【ひとりアウェー状態】の殻を作って、引きこもることにしました。

とは言っても、日本の相手の国名など知りません。とりあえず【日本が負けてくれればそれでよい】のです。

前半戦、相手チームに1点が入り、日本はリードされる形になりました。日本中が【えええ】と凍りつく中、私は【やったーーーーー】と叫び走り回りたい衝動に駆られました。もちろん日本の国旗を身に纏いながら。

そして、安眠しました。
スヤスヤ寝ました。

翌日、起きてニュースを見たら日本が逆転勝ちしていました。

絶望しました。
世界が崩壊しました。

ああ、日本が勝つなんて。
ああ、どこの国だか知らないけど、日本に負けるなんて。 

私はそこで、ふと思いました。

【私は非国民なのだろうか?】
【私は日本人の恥なのだろうか?】

私はクリスマスとバレンタインデーが嫌いです。理由は【リア充を見ると爆発させたくなるから】です。これはまあ、わかる人にはわかる感情なんじゃないでしょうか。いや、そうでもないか。

しかし日本代表が嫌いというのは、どういうことなのでしょうか。

私はプロ野球の読売ジャイアンツが嫌いです。いわゆるアンチ巨人です。
そして、読売新聞が大好きです。

なにより【読売ジャイアンツが負けた日の翌日の読売新聞の自虐記事】が大好きです。読売ジャイアンツが負けた時の快感のために生きているのかもしれません。

読売ジャイアンツが嫌いなのには理由があります。お金に任せて他チームの主力選手を根こそぎ奪って強いチームを作っておきながら、プロ野球界の中心で偉そうにしているからです。

嫌いなものには理由がある…

しかし、日本代表が嫌いな理由が、とくに見当たらないのです。

日本代表がワールドカップで決勝進出を決めた試合では、悔しくて涙が出ました。

いったい、これはどういうことなのでしょうか。

【知りたい】

私は、私という人間の思想や感情の構造をまだ深く理解できていないのかもしれません。自分についてもっと知ることができれば、この不可解な日本代表嫌いの理由を導き出せるかもしれません。

そんな時、私がよく聴くインターネットライブ配信者さんが「note」を始めたという話を聞いて、私も始めようかなと思いました。

私はなぜ日本代表が嫌いなのか。
ちなみに、私は政治的な反日感情みたいなものはいっさいありません。

書いて、書いて、書きまくっているうちに、何かがわかってくるかもしれません。

2023年1月19日、木曜日。
【葛藤JAPAN】のスタートです。

ああ、3月におこなわれる野球版のワールドカップといわれる【ワールドベースボールクラシック】…

【日本負けろ…日本負けろ…日本負けろ…】

なんか、ごめんなさい。

21世紀、さまざまな葛藤を抱える人たちの気持ちに寄り添ったnoteが書ければ嬉しいです。

よろしくお願いします。

がんばれ、日本で生きる一人ひとりの人たち!
俺たちは日本代表なんかに、絶対負けない!

葛藤JAPAN。

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