支配する者

ごちゃごちゃのぐちゃぐちゃの
もやもやっとする感情は面倒なのでいつも
どこか遠くへ投げ捨てている
 
生きていれば嫌なことなんて数えてみれば
ものすごい数になるのではないか…

投げ捨ててはいるけれど、偶然にも嫌なことが重なったりタイミングが悪くなったりして、遠くへ捨てた感情が気がつけば
心のすぐ内側に返ってきていることも度々ある

悩むことは好きだけれど、ずっと悩むのは好きではないから、その感情を"捨てる"という言わば蓋をする作業を繰り返す結果
時間が経てば解決”しないもの”は、また蓋が緩んでくるし、忘れた頃にふっと蓋が勝手に空いてしまうこともあるのは事実

こればっかりは、コントロールが出来るはずもない

自分だけど、自分じゃないものに支配されているかのように思うが

結局は、心の中、頭の中、体の中は、全て
私のもので成り立っている

成り立ってはいる

が…

どこまでが
人間の定めで
どこからが、私という個体の意思が関わっているものなのか…
考えても知識の欠片もない私に答えなんて出せるわけでもない…

複雑すぎるこの不完全な生き物でしかない自分を思えば
どうやったとしても
どうすることもできない

だから、時々はしっかり悩む

心の隅の方で待機してもらったり、遠くへ投げ捨てたり…それをまた戻してきて
わけもなく落ち込んで蓋をしたり…

堂々巡りで
私はまた新しい悩みを探す

それは誰の指図なのか?

考えれば考えるほど
ごちゃごちゃのぐちゃぐちゃのもやもやっとした感情が溢れ出す

どこのどなか存じませんが

とりあえず…

いったん保留でお願いします

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