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DAYBREAK FRONTLINE(RAB)

楽曲、ムーブ、表情、そしてカメラワーク。全てに魅了される「踊ってみた」動画の逸品。再生回数百万回を超えるのも当然だろう。

Orangestarさんの、この楽曲を歌っているのは、今は解散してしまった、あやひなさん。
ボカロも良いのだが、このデュエットが、今にも泣き出しそうなムラさんやそれを励ますメンバーの雰囲気に合っていて、まさにマリアージュと言っても良い出来だ。

演出と構成を担当したのは、RAB (リアルアキバボーイズ)ESPICEのネスさん。のちの内輪話で、歌と状況の一致度が高いと話していた通り、「絆」を見事に表現している。

それもそのはず、この作品は、サブタイトルの「おかえりムラトミ」の通り、3ヶ月ほど体調不良で休養していたムラトミさん(黄)が復帰後、はじめてフルメンバーでスタジオを使って撮影したものだからだ。

RABは元々、自身の言葉によれば、10年以上も前にオタクのブレイクダンサー友達から始まっているチームだ。それだけに、いろんな想いと記憶が、この映像に凝縮されているように思えた。

そのことは、ブランク後のムラさんがセンターを務めるこの特別なフルメンバー作品において、皆が本当に彼を盛り立てていることでも、しっかりと伝わってくる。

ニコ動メンバーチャンネル限定でのメイキング映像を見た際には、オフの良い笑顔とオンの真剣な表情を使い分けていたムラさんだったが、収録終了後のコメント撮影時には、感極まったのか、男泣きをしていた。

時が経ってもなお、皆に愛されるこの作品が、ムラさんを今後も支え続けることだろう。

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