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2024.6.27 同性で弱音を打ち明けあう文化

昼過ぎからなんとなく目が痛くて、画面を見るのがかなり辛くなった。
気圧が下がったのも関係あるのかなと思って、気圧グラフを見られるアプリを落としてみた。
しばらくは体調不良を記録して、パターンを把握していきたい。


コンタクトを外して図書館で借りてきた本を読み始めたら、めちゃくちゃ面白くて一気に読んでしまった。

「男の考えていることはよくわからない」のか?「感情の言語化」と「弱さの開示」の先にあるものとは?劣等感、権力欲、マウンティング、ホモソーシャル、処女信仰、ED、DV etc.見たくなかった自分と向き合った男たちの、切実な「自分語り」の記録。
(略)“何かを勝ち得たり他者に与える存在である"ことでしか、自分自身を愛せないし、他者からも受け入れてもらえない。そんな恐怖に縛られた男性たちが、自分の弱さを許せるようになるための指南書ーー辻愛沙子(クリエイティブディレクター)

アマゾン紹介ページ文より


男の人が「一般男性」自認の男の人に聞き取りをして、男の人のために書いた本と言えるものだと思うので、「ジェンダー」という言葉にうっとうしさを感じていそうな男性こそ読んだらいいだろうなと思うけど、そういう人はきっとこれを手に取ったりしないんだろうな、ともつい勝手に想像してしまう。
夫は嫌な"男らしさ"があまりない人だけど、これを薦めたらどういう反応をするだろう。女に薦められても余計なお世話感があってうっとうしいかな。


男性は女性に比べて、同性どうしで自分の話をじっくり聞いてもらって励まし合うような関わり方をしない人が多そうなのが、ここ数年すごく不思議で気になっている。(趣味とか、自分以外の何かについて話すことが多いと聞く)
この本みたいに、「一般男性」自認の人たちも、自分の経験した辛さや自分の嫌になる部分について人に話せるようになったら(話してもバカにされないような社会の雰囲気になったら)きっと「一般男性」以外の人も生きやすくなるだろうから、早くそうなってほしい。


3年くらい前に読んだ ↓ の本も、男の人同士で辛さを分かち合う活動が紹介されていてめちゃくちゃいいなと思った。

たぶんもうそういう流れが来はじめてるんだろう。10年後とかにはもっと大きく変わってるだろうし。

この「男同士でのわかちあい」に関して、女である私は直接的に役に立つことはできなさそうな気がして歯がゆい。こういう活動をする人たちを見つけたときに全力で「いいね!!!」と思うことしかできていない。
この点、男性側は女性側に何を期待してるんだろう。


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