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2020年の2月を振り返って

2020年の2月を振り返る。
ひと月にライブ5本、いや友の指摘では3週間で5本。
こんなに行ったのは独身時代以来、十数年振りだったと思う。
3月に申し込んだ、いくつかのライブも仕事上の大規模な展示会も延期で、また通常に戻れることを願って振り返ってみようと思う。

2/7、1本目はハナレグミTHE MOMENT 〜HORN NIGHT〜 w東京スカパラダイスオーケストラat NHKホール。
スカパラはそれこそ十数年振り、ハナレグミは昨年4月の両国国技館でのイベントQ(が十数年振りだったかも)以来で。
両者ずっと行きたかったけどチケット取りにくかったりライブに月1、2回くらいとするとなかなか行けなくて、そんな両者のコラボ、行けて良かった!

嬉しかったことを抜粋すると開演に間に合ったので初めてParadise Has No Borderを生で聴けたし、家族の風景〜ウイスキーがお好きでしょ〜接吻 の流れが素晴らしかった。ウイスキーがお好きでしょの北原さんのTbも素敵で。。。さらにいかれたBabyまで聴けるとは。
演奏に参加してないメンバーが、舞台上のソファーで聴いてるのも素敵で、タカシくんの声の素晴らしさと、スカパラのプロフェッショナルさを体感したライブだった。

翌、2/8は湯島のBAR道で、グリーンスケッチ(イノトモ、ゴンドウトモヒコ、徳澤青弦)のライブ。
こちらは、3/7に予定されてた吉祥寺キチムでのライブもあったので、行こうか迷ってたのだけど、音源発売を知ってそれ目当てに行った。道に行ったのも何年振りだろうか。。。高野さんがゴンドウさんのライブに出演された時以来かな。
銀座ソニーパークのイベントでもanonymassの曲は演っていただけて嬉しかったのだけど、この時はさらに別の曲も演っていただけて、The Right Thing in The Wrong Placeも嬉しかったし、ニビイロの森のeuphとcelloの緊張感ある演奏をサラっとできちゃうと感じられるのも素敵だった。でバンド名になったGreen Sketchも心に残る曲なのを改めて実感。
延期になった3/7のキチムでのライブ、郁子ちゃんとの共演含めて無事開催してほしい。

2/14のバレンタインデーは三軒茶屋のグレープフルーツムーンで高野寛さんのライブ。やっと東京で聴けたCity Folkloreの高野さんwith MacBookとエレキギター。City Pop/City Music講座の時にチラッと聞いた2月のライブがこの場所で驚いた。
グレープフルーツムーンは'90年代後半高野さんのライブに通ってたご縁でゴンドウさんを知り、anonymassの前身のAnonymous Loungeのライブに初めて行った思い出の場所(そのとき見た青弦さん年上だと思ったら年下だった)。そしてグラフィックデザイナーで近年ミュージシャン活動も再開している叔父もライブしている場所。昨年あった即興ライブには行けなかったのだけどまさか高野さんのソロライブをやっていただけるとは。
City Folkloreのシリーズはもちろん恵比寿のバンドバージョンも行ったのだけど、どうしても高野さんとMacBookとエレキギターだけのバージョンも行きたくて浜松も(仏像、仏教好きなのもあって)も行って素晴らしかったのだけど、それらともまた違った素晴らしさがあって。特にWanna Beが、ライブで是非とも聴きたかった感じで。
ちょうど座った席が遠かったけどMacBook Proさんのディスプレイが見える位置で文字は認識できないものの、一曲一曲高野さんが選んでいってるのがわかった。
で、あの4つ(だったと思う)連続しているとこなんだろう?ってずっと思っていたら、TATSUさんと郁子ちゃんが登場しての美しい星!本当に驚いた。

2/16はMAMALAID RAG at 恵比寿・天窓Switch スペシャルゲスト 楠瀬誠志郎さん。
こちらも迷ってたのだけど、一昨年のママラグ田中さんと高野さんのライブ、ギターの競演だけでなく、もうお二人のデュオと言っていい歌が素敵すぎて、あの感じを誠志郎さんとなら(まだ高野さんのライブに行き始める前、20歳くらいの頃1番聴いていたので)是非とも聴いてみたいと思って行ってみた。
田中さん、高野さんのサポートしてる時はほっとんど喋らないし、マイクの音量も控えめでコーラスに徹してるので少し寂しいのだけど、ご自身のライブだと饒舌で面白い。前面に出る田中さんのギターと歌もときめく感じ。
で、ゲストで出てらしてほっとけないよを歌い出した誠志郎さんの歌声は圧巻!ハナレグミ・タカシくんでも、感じることなのだけど、楽器演奏が主なのかなと思う人と歌声が主な方の違いを感じたし、26年前と何も変わらぬ貫禄のある歌声に感動した。ここに、田中さんのコーラスも加わったのも素敵だったし、コーラスにまわった誠志郎さんのメインボーカルを立てる感じも良かった。いいもの見させてもらったなーというライブ。
田中さんの"今日1番楽しい、あ、高野さんの時も楽しかったんですけど、高野さんとはまた違ったり楽しさがある"というMCに心の中で深く頷いた。

で、2/22。
高野寛×原田郁子at吉祥寺キチムのライブ。友達がLINEでお知らせしてくれて即予約したら整理番号2番。普段は後方真ん中とかPA付近を好む私も思い切って最前列かぶりつきで観させていただいた。
郁子ちゃんのギターが聴けるなんて思わなかったし、郁子ちゃんの手元足元、高野さんの手元足元を間近で観ながら聴くのはワクワクドキドキ感が溢れてて。
キチムはどの位置で聴いても音のバランスが良いなーとも感じる(※片耳難聴者の個人的な感想。後方やPA横を好むのは位置で補わないと自分ではバランス取れないからかも)。
で、この日1番印象に残った曲はタイムライン。idとかパン蜜やるかなーなどと思ってたところに、まさかの高野さんからの歌い出しでのタイムライン。ときめいた。素晴らしい選曲。郁子ちゃん、この選曲だけでなく全て良かった。本当にありがとう。
いつまでできるかという言葉にも感慨深かったライブ。本当にありがとうございました。

2020年の2月、忘れられない月になったと思う。
少し我慢の期間を置いたらまた素晴らしいライブを体感できるよう、願いを込めて。

2018年にキチムでいただいた宝物と、2020年2月の宝物。

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