見出し画像

Webマーケターが空中戦だけで選挙に挑んでボロ負けした話

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

2023年の統一地方選で政治家女子48党から立候補した「白沢まいこ」と申します。
普段は、D2C企業でWebマーケター兼動画の編集者として働いております。

「選挙に出馬して勝った人が何をしていたのか?」はノウハウとして高値で取引されていますが、「何をどこまでしただけでは負けてしまうのか」の振り返りがされているケースは少なく、4年に1度の選挙にダラダラと出馬を続けてしまっているケースが散見されているように感じております。
そこで、今回は統一地方選に立候補して惨敗してしまった私の経験を皆様に有料でお譲りしたいと思っています。

女性はそもそも選挙に有利

統一地方選の選挙結果は総務省が取りまとめて発表しております。
統一地方選の結果を見てみると、女性の候補者の当選率は80%を超えていて、町議の場合は90%を超えています。
政女が立候補者募っている裏で、維新の会が女性候補を首都圏で立候補させまくっていたのが非常に印象的だなと思いながら眺めておりました。

出馬する町の選定について

私は応募期間が終わった後に、親愛なるコレコレさんの放送で川口市で立候補予定だった方と立花さんがバトっているのを拝見して住んでいる町で出馬をゆるりと申し込みました。
しかし、政女党の党内総選挙でみんながどの市区町村から出馬するのかを競っているように、どの市区町村から出馬をするのかは非常に大切です。

三鷹市の場合は、昨年の夏に実施されている参院選の東京選挙区の結果が公表されており、NHK党の候補者の票を足し合わせると、前回の統一地方選の最低得票数まで残り300弱の票を上乗せするだけで勝つことができる選挙区であることが分かります。事前の票読みは立候補前には必須となるので、政党に所属しての出馬を考える場合は是非行って下さい。ただし、一つの市から複数名の候補者を擁立している政党での出馬を検討する場合は、地区毎の区割りが発生し厳密に他の候補者の地盤には手を出さないように調整する必要があるようなのでご注意下さい(今回の選挙期間中にお世話になった他党の方に、新聞の折り込み広告で厳密に他の地域に自分の公選ビラが流れないように打ち合わせを行っている事例などを伺いました。)

そこで、今回の選挙では基礎票は1200票あることを前提に(これが結果として大きな判断ミスでしたが…)、平日はフルタイムで働いているという事情もあったので、2ヶ月で空中戦を中心に残り300票を取るにはどうすればよいのかに知恵を絞りました。

ターゲットの設定

三鷹市の人口統計について、国勢統計のデータが提供されています。
このようなデータは各市区町村で公開されておりますので、ご自身が出馬する町の統計情報を調べてみて下さい。
首都圏の方であれば三菱UFJ不動産販売が出している各市区町村に対するリサーチがよくまとまっていて使いやすいなと思います。世帯数のみならず、戸建て/共同住宅の比率や、小中学校の数や医院の数など生活にまつわる各種数値がまとまっているため、街の色やそこに住む人の顔がイメージしやすくなります。

今回はリサーチにかけられる時間がなかったため、ペルソナの設定が行いやすさを重視して、20-30代の三鷹市に住む自分に似た単身世帯層をターゲットに各種政策を設定してしまったのが大きなミスだったのだなと考えています。

有料版のノートが書き終わるまで上記内容を無料で公開します。

ここまでの内容を一旦無料分として公開させていただきます。
今回の反省を込めて徐々に書き足していきますので、続きの公開までお待ち下さい。
やる気が出るので、以下にカンパ用の有料ノートを設定させていただきますので、もしよければ購入お願いします。(今回の選挙で15万円ほど貯金を削っておりますので金欠気味です…笑)
有料ゾーンにはささやかながらに今回の選挙の際の写真を載せておきます…

ここから先は

21字 / 1画像

¥ 300

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?