見出し画像

易経解説51-60と卦ごとの対策


▲▲易経51-60▲▲

◆51番 しんいらい


上も下も雷の卦でびっくりするような事が起きても後から笑い話しの種になるから大丈夫という意味があります



この時期の対策


備えあればうれいなしで日ごろの準備はしっかりと

驚くことが起きても冷静沈着に

具体的にまとめていく


◆52番 ごんいざん



動きたくて止まらないかもしれないけれども、誘惑や欲望から動いたらうまくいかないし失敗しがちの警告の意味があります


ムリをすると次のムリがきかなくなるから一旦休んでの意味もあります


この時期の対策

悪あがきになりやすいから積極的にならないこと

攻めるよりも守りに入ること


自分の立場を守りながら現状維持をする


◆53番 ふうざんぜん



ぜんは少しずつ進む意味があります

木が少しずつ段階を経て幹を深くしていき、大きく高く成長していくイメージです


この時期の対策

一歩ずつ着実に進めるようにすれば恋愛や仕事はうまくいく


焦らないこと


礼儀やマナーや手順を大切にすること

◆54番 らいたくきまい


ゴールに行くのに目標や方向性がわからないまま進んでも迷路の中にいるみたいで不安ですよね

また順番を守りましょうね、間違ったまま進んでも良くない結果になるよという意味がありますが誰でも間違いはありますので間違いに気付いたなら進まない、行かないことです



夫婦関係や異性間の問題には注意してください





この時期の対策

感情だけで突っ走ってませんか?気配り大事です!

自分のやり方を貫くのも一つの方法です


今、自分に足りないと思っていることは何かありますか?
どうしたら補えそうですか?



◆55番 らいかほう



豊作や豊富の意味で豊かな時期に維持して行くとよい意味があり、逆に豊富になり気がゆるむとだまされて豊富に増やした物を取られやすいよという意味があります



この時期の対策


豊かな実りのある今の状態を維持していく

よい時期に悪い時期の対策を考える

手を広げすぎない



◆56番 かざんりょ

バブルがはじけて1人でフラフラと旅に出る出るイメージです。居場所がなくなってしまいました

かざんりょのりょは旅で、昔の旅は街頭もないし、宿がなければ野宿ですし、危険でビクビクしながら過ごしたり、知り合いの家に泊めさせてもらえても相手に気を使います

それを覚悟した上で自分を見つめる旅に出る事や、いわゆる武者修行は自分をきたえるから良い事ですし新しい事や物を体験する喜びもあるよとかざんりょは意味しています







この時期の対策


女性の力を借りて問題解決を目指す


周りの事は手出し口出ししない


平凡でもその中から幸せを見いだす


◆57番 そんいふう

巽為風の巽は弓を二つ神さまの前にお供えしていて神さまの前にひれ伏してでも勝ちたい必要がある意味です

風はすき間にも入ることから素直だとか柔軟性を意味したり、どの方位から吹いてくるかわからないので気まぐれでそれに振り回される意味です


この卦の対策

準備をしっかりしておいたらあとは成り行き任せでよい時期です

何かを決めるなら良い物や良い人を選んでください

リーダーシップを取るよりも人に従っていくほうがよい時期です


謙虚にしていてください


◆58番 だいたく


よい方向に進むなら学ぶ喜びや飲食して喜ぶや趣味などを達成して喜ぶ卦です

注意することは楽しすぎて口を滑らせてしまうとか、口車にのせられてしまうとかいわゆる「口は災いのもと」になりがちです

なんでもかんでも安請け合いはしないでください

笑顔と笑声を武器にしてワクワクしながら4日間を楽しんでください

マスクしているから笑顔は出せないよ~て方は縦にうんうんうなずくを大きくうなずいたりおでこを出して眉毛を整えるのは有効らしいです(元ANA勤務の桑野麻衣さんのschooの講座より)

この卦の対策


安請け合いをしないこと

優しい人当たりのよい感じを出して笑顔を武器にする

言葉の使い方を考える



◆59番 ふうすいかん



喜びが当たり前になると気持ちが緩みます

気持ちが緩むと今度はどんどんうまくいかなくなり結果的に水の泡となります・・・いわゆるバブルですね・・・


それを漢字で表すと風水渙(ふうすいかん)の渙(かん)の字でちらすやちるという意味があります

よいことも悪いことも自然になくなる意味がありどうせなら困難をちらして吉にしようよという意味がこめられています



この時期の対策


過去はこだわらずに希望を持つ

早め早めにリセットして問題解決をしていく

なにが散りそうなのか予測していく




◆60番 すいたくせつ


節目、節約、節度、節制などこれ以上は超えない方がよいことはあります

しかしそれを守りすぎても反動が起きます

心がきゅうくつになるような節制や節約は良くないです

けじめをつけてほどほどにという意味があります




この時期の対策


ほどほどにがキーワード

苦労してまで引き受けなくてもよい

礼儀作法を正しくしたらうまくいきます

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?