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「ドバイワールドカップ」を楽しもう!!

はじめに


海外競馬、情報が少なくないですか??

ということでDubai World Cup8レースについて、コースや出走馬をまとめましたので観戦のお供にどうですか!

名前をタップすると日本馬はnetkeiba、海外馬はRacing Postに飛ぶようになっているので詳しく見たい方は利用してください!

また各レースで本命◎と対抗○を紹介していますが、あくまでオッズに準拠したもので個人的な予想ではないので誤解なきようよろしくお願いします。


そして↓が今回の要点になります!

これだけ把握していればある程度楽しめると思います!


(因みに南半球側の国々では、年明けではなく夏に年齢を加算するため、北半球の国々と年齢に半年のズレがあります)



基本情報


  • 2022年 3月26日 土曜日

  • 当日はドバイワールドカップデー・ドバイワールドカップナイトなどと呼ばれ、国際招待競争を8レース(とアラブ馬限定レースを1つ)行う

  • 総称金額:3050万ドル(約35億円!!)

  • 各レース8着まで賞金が出る

  • メイダン競馬場で開催(下の感じ)

メイダン競馬場のコースイメージ図


  • 出走馬は以下の感じで紹介しています!

※ワールドレーティング3位までは順位も①②③t (タイ)で書いています。

※所属国は媒体によってズレがあるため、JRAなど日本で公式発表があり次第そちらに合わせます。



①ドバイカハイラクラシック

〜Dubai Kahayla Classic〜

  • G1レース

  • ダート2000m

  • 賞金総額100万ドル(1着:58万ドル)

  • アラブ馬限定の5歳以上戦

  • 日本馬の出走は無し

このレースは国際競争ではないので割愛させていただきます。



②ゴドルフィンマイル(21:20)

〜Godolphin Mile〜

  • G2レース

  • ダート1600m

  • 賞金総額100万ドル(1着:58万ドル)

  • 本命◎:アルフネド

  • 対抗○:シークレットアンビション


[1](2)アルネフド(Al Nefud; UAE🇦🇪)

セン4 57.0kg 111
6戦[2-3-1-0] 重賞未勝利

4歳になるにあたってイギリスからUAEに移籍。するとダートの平場を2連勝し、今年2月のアル・マクトゥームチャレンジ(G2)では2着と勢いに乗っている。このまま世界を相手に重賞初制覇なるか。


[2](15)アルジェ(Algiers; UAE🇦🇪)

牡5 57.0kg 107
14戦[4-4-2-4] 22' ジュベルアリマイル(ドバイG3)など

前走は今年2月のダート1600mのG3戦ジュベルアリマイルで重賞初勝利。そのままの勢いで2勝目を挙げたい。


[3](8)バンキット(Bankit; USA🇺🇸)

牡6 57.0kg 107
11戦[0-4-3-4] 重賞未勝利

未だ未勝利。しかしながら米G3で2着と3着の経験があり、今回初勝利&初重賞制覇に期待したい。


[4](1)バスラットレオン(Bathrat Leon; JPN🇯🇵)

牡4 57.0kg 108
13戦[3-0-2-8] 21' NZT(G2)など

鞍上は若くして海外経験もある坂井瑠星騎手。元々芝のマイルで活躍も21年NHKマイルでの落馬から調子を崩してしまっている。初の海外、2回目のダートで復活を遂げられるか。


[5](6)デザートウィズダム(Desert Wisdom; UAE🇦🇪)

セン4 57.0kg 111
7戦[2-2-0-3] 22' ブルジュナハール(G3)など

昨年12月よりUAEに移籍。前走は今回の同条件であるメイダンダート1600mのG3で重賞初勝利と、不安はない。


[6](16)ドバイアイコン(Dubai Icon; UAE🇦🇪)

セン6 57.0kg 110
16戦[4-3-0-9] 重賞未勝利

2018〜19年にはイギリスの芝レースを3連勝も2020年からUAEに移籍。前走はドバイワールドカップの前哨戦G1で11着に敗れ、こちらのレースを選択。巻き返しに期待したい。


[7](11)フルフラット(Full Flat; JPN🇯🇵)

牡5 57.0kg 107
8戦[2-1-0-5] 20' サウジダービー(現G3)など

2020年7月のジャパンダートダービー(G1、11着)以来のレース。2歳時にはBCジュベナイル(米G1)5着と実力はあり、吉原寛人騎手とのコンビで挑む復帰戦でいきなりの優勝に期待。


[8](10)ゴールデンゴール(Golden Goal; UAE🇦🇪)

セン8 57.0kg 108
17戦[6-3-1-7] 22' アル・マクトゥームチャレンジ(G2)など

イギリスで2017年に走った後去勢、2年間の休養を経てUAEに移籍。その後は惜しい成績が続いていたが今年1月のG2で初の重賞勝利。勢いに乗れるか。


[9](12)グレートスコット(Great Scot; SAU🇸🇦)

セン6 57.0kg 112③t
18戦[8-2-3-5] 21' キングファイサル・ビン・アブドゥルアズィーズカップ(サウジG1)など

元々イギリスにおり19年には芝G3を勝ったが、20年からはサウジアラビアに移籍し、21年にはローカルG1を勝ち、サウジカップではミシュリフの3着と実力は折り紙付き。


[10](5)ムバッカー(Mubakker; UAE🇦🇪)

セン6 57.0kg 111
10戦[5-1-1-3] 重賞未勝利

2021年よりイギリスからUAEに移籍。前走G3ではデザートウィズダムの2着に食らいついており、今回リベンジなるか。


[11](4)ポゴ(Pogo; UK🇬🇧)

牡6 57.0kg 112③t
30戦[5-5-5-15] 重賞未勝利

前走リヤドターフスプリント(サウジG3、優勝ソングライン)で5着から、初のダート戦に乗り込み。ビッタシハマって重賞初勝利なるか。


[12](3)シークレットアンビション(Secret Ambition; UAE🇦🇪)

牡9 57.0kg 112③t
44戦[11-12-2-19] 21' ゴドルフィンマイル(G2)など

昨年覇者。2016年にイギリスからUAEに移籍し、以降ハンデキャップ戦で活躍したが、昨年には8歳にして同レースを含む重賞2勝をあげる。今年2月のサウジカップでは7着と振るわなかったが、最適性条件で2連覇なるか。


[13](9)スナッパーシンクレア(Snapper Sinclair; USA🇺🇸)

牡7 57.0kg 108
23戦[6-5-4-8] 重賞未勝利

重賞未勝利ながら2020年のシガーマイルハンデキャップ(米G1)では2着と実力はある。昨年のBCダートマイルでは8頭中6着と悔しい結果に終わり、ドバイで巻き返しを図りたい。


[14](13)ソリストサンダー(Soliste Thunder; JPN🇯🇵)

牡7 57.0kg 114②
29戦[6-5-4-14] 21' 武蔵野S(G3)など

2021年はかしわ記念2着、マイルチャンピオンシップス3着。今年のフェブラリーSも4着と日本のダートマイル戦線を盛り上げてきた。


[15](7)ストームダメージ(Storm Damage; UAE🇦🇪)

セン4 57.0kg 115①
7戦[5-0-0-2] 重賞未勝利

今年からUAEに移籍。現在平場を2連勝中で、メイダンでは初めての重賞挑戦となるがどこまで食らいつくことができるか。


[16](14)タズ(Tuz; UAE🇦🇪)

セン5 57.0kg 107
9戦[3-1-3-2] 重賞未勝利

今年はメイダンダート1600mのG3に2回出走しており、どちらも3着。世界の馬が集まる舞台でどこまで戦えるか。



*POINT

アルネフドを筆頭にシークレットアンビションソリストサンダーバンキットの順に人気を集めています。実績はもちろんとして、将来性みたいなものが重視されているように感じます。グレートスコットは実績的にも近走の成績的にも強そうに見えるのですが、3/19現在20数倍と不人気になっていて不思議ですね。




③ドバイゴールドカップ(21:55)

〜Dubai Gold Cup〜

  • G2レース

  • 芝3200m

  • 賞金総額100万ドル(1着:58万ドル)

  • 本命◎:マノボ

  • 対抗○:ステイフーリッシュ


[1](1)アルマダー(Al Madhar; UAE🇦🇪)

セン5 57.5kg 104
16戦[4-0-0-12] 重賞未勝利

21年末よりUAEに移籍し7戦2勝。2月のG2を4着と少しずつステップアップしており、国際試合での大爆発なるか。


[2](2)アリグナク(Alignak; UAE🇦🇪)

牡6 57.5kg 103
16戦[3-4-3-6] 重賞未勝利

平場の5着内率は高いものの重賞では中々結果が出ていない。今年からUAEに移り、その成果を地元で発揮したい。


[3](9)バロンサムディ(Baron Samedi; IRE🇮🇪)

セン5 57.5kg 112③t
16戦[7-0-1-8] 20' コンセイユドパリ賞(G2)など

2020年8月〜2021年1月まで、G3を1つ、G2を2つ含む7連勝を達成。その後は奮わない結果が続いているが、ドバイの地で復活を遂げられるか。


[4](3)イーストアジア(East Asia; UK🇬🇧)

セン7 57.5kg 102
24戦[4-4-6-10] 重賞未勝利

元々UAE所属ながらも結果が出ず、2021年にイギリスに移籍すると長距離の条件戦を4勝。UAEへの帰郷初戦となる前走G3では2着と確実に進化を遂げてきた。


[5](11)エンペラーオブザサン(Emperor of the Sun; BHR🇧🇭)

牡5 57.5kg 112③t
17戦[2-2-4-9] 重賞未勝利

昨年末からバーレーンに移籍。それまでのフランスでは重賞を勝てなかったが、新天地での変わり身に期待がかかる。


[6](6)マリネク(Marinaque; ARG🇦🇷)

牡6 57.5kg 110
20戦[4-8-0-8] 19' ナシオナル大賞(G1)など

3歳時にはアルゼンチン三冠の内ナシオナル大賞(G1)ポージャデポトリロス(G1)の2つを勝利し2冠馬に輝く。その後勝ち星からは遠ざかっているものの、G1で5回も2着になるなど実力は十分。今大会唯一のアルゼンチン勢として爪痕を残せるか。


[7](12)パッションアンドグローリー(Passion and Glory; UAE🇦🇪)

セン6 57.5kg 106
14戦[5-1-2-6] 21' グロリアスステークス(G3)など

21年はイギリスで2400mのG3を制し独のG1では3着に入った。22年はドバイで始動するも11、10、8着と奮っておらず、本来の実力で巻き返しを図りたい。


[8](13)ロドリゴディアス(Rodrigo Diaz; UK🇬🇧)

セン5 57.5kg 105
13戦[4-3-1-5] 重賞未勝利

重賞未勝利ながらも昨年にはイギリスの長距離G3で2着経験もある。前走は初のメイダン出走(6着)で、2走目の進化に期待したい。


[9](4)ステイフーリッシュ(Stay Foolish; JPN🇯🇵)

牡7 57.5kg 117①
30戦[3-5-7-15] 22' レッドシーターフ(G3)など

今年2月のサウジレッドシーターフで4年ぶりの勝利を挙げた。C.ルメール騎手とのコンビ継続で、ステイゴールドの晩成の血がドバイでも輝くか。


[10](5)ボルカニックスカイ(Volcanic Sky; UAE🇦🇪)

セン7 57.5kg 103
26戦[5-6-5-10] 21' ナダルシーバ(G3)など

昨年は前哨戦G3を取ったものの、本番のドバイゴールドカップでは最下位と残念な結果に終わった。今年は前哨戦9着ではあるが、本番の結果と結びつかないことは証明済なので今年こそ。


[11](10)キャッスルバー(Castlebar; UAE🇦🇪)

セン4 55.0kg 106
11戦[3-2-2-4] 重賞未勝利

イギリスで5戦2勝ののち21年末ごろよりUAEに移籍。今年2月のG3では3着に入るが、過去2000mまでしか走っていない点がどう出るか。


[12](7)マノボ(Manobo; UAE🇦🇪)

セン4 55.0kg 113②
5戦[5-0-0-0] 21' ショードネイ賞(G2)など

5戦全勝。昨年イギリスでデビューし2勝、フランスでもG2を含む2勝を挙げ、そして今年ドバイのG3を勝利。UAEの若きスターが軽斤量を背に世界を迎え撃つ。


[13](8)ヴェローチェオロ(Veloce Oro; JPN🇯🇵)

牡4 55.0kg 111
14戦[4-1-2-7] 重賞未勝利

近走は中々勝てていないが2500~3400mと長距離に集中している。コンビでは1戦1勝のM.デムーロを鞍上に迎え、ドバイでステイヤーとして花開くことに期待。



*POINT

マノボ単勝1倍台で圧倒的な人気を集めており、少し離れてステイフーリッシュバロンサムディが続いています。マノボは実績に加えて軽斤量と、それらしい不安要素は見当たらず大崩れするとは考えにくいですが、ここにきて覚醒したステイフーリッシュや、G12勝のマリネクの復活にも期待したいですね。




④アルクオーツスプリント(22:35)

〜Al Quoz Sprint〜

  • G1レース

  • 芝1200m

  • 賞金総額150万ドル(1着:87万ドル)

  • 本命◎:マンオブプロミス

  • 対抗○:クリエイティブフォース


[1](16)アケースオブユー(A Case of You; IRE🇮🇪)

牡4 57.0kg 113
13戦[6-2-2-3] 21' アベイドロンシャン賞(仏G1)など

世代限定G3を2勝し、21年にはフライングファイブS、アベイドロンシャン賞という2つのG1で、3歳ながらもそれぞれ古馬を相手に2着と1着になる。前哨戦であるナダルシーバターフスプリント(G3)では2着と適正に問題がないことも示した。


[2](4)ベルヌイユ(Berneuil; FRA🇫🇷)

セン5 57.0kg 112
13戦[3-4-1-5] 21' プティクヴェール賞(仏G3)など

昨年4歳にして本格化し、重賞で1着1回、2着2回と好成績を残した。5歳となった今年も短距離戦線で結果を残したい。


[3](15)カサクリード(Casa Creed; USA🇺🇸)

牡6 57.0kg 114
21戦[4-4-4-9] 21' ジャイプールステークス(米G1)など

アメリカの芝短距離〜マイル戦線を中心にG1とG2をひとつずつ勝っており、3着内にも何回も来ている実力馬。22年は初戦のサウジG3のターフスプリントでソングラインの2着と好スタートを切っており期待。


[4](9)クリエイティブフォース(Creative Force; UAE🇦🇪)

セン4 57.0kg 118②
10戦[6-1-0-3] 21' 英チャンピオンシップスプリントS(英G1)など

21年はイギリスの短距離戦線で活躍し、G3を含む4連勝、G2を2着、そして10月にはスプリントシリーズ最終戦となるチャンピオンシップスプリントSで初のG1タイトルを獲得。それ以来のレースとなる今回、休養明けを感じさせない走りでG1連勝街道を歩み出したい。


[5](8)エマラーティアナ(Emaraaty Ana; UK🇬🇧)

セン6 57.0kg 116③
21戦[5-2-5-9] 21' スプリントカップ(英G1)など

18年にG2を勝ったもののその後は重賞で奮わず。しかし昨年にはあの名馬デインヒルも勝った英G1スプリントカップを制しBCターフスプリントでは初アメリカながら4着と検討。ドバイ2戦目となる今回、優勝をもぎ取りたい。


[6](3)エントシャイデン(Entscheiden; JPN🇯🇵)

牡7 57.0kg 110
41戦[5-2-7-27] 重賞未勝利

長く活躍しているものの重賞では3着が最高。ただその中には21年フォレ賞(仏G1)3着があったりなど、力が出せれば優勝も見えるはず。


[7](10)ゲットスモーキン(Get Smokin; USA🇺🇸)

セン5 57.0kg 109
12戦[2-3-1-6] 20' ヒルプリンスステークス(米G2)など

アメリカでG2とG3を1勝ずつあげている。8ヶ月の休養を挟み、今年の始動戦となった2月のG3で2着と上々の立ち上がり。1レースごとに休養をとっていたゲットスモーキンにとって久々の連続出走ということからも陣営の気合が伺える。


[8](1)フザーム(Khuzaam; UAE🇦🇪)

セン6 57.0kg 113
15戦[5-5-1-4] 重賞未勝利

昨年末よりイギリスからUAEへ移籍。今年2月に移籍後初勝利をリステッド競走であけ、昇格戦となる今回のレースに挑む。


[9](7)ラウダシオン(Lauda Sion; JPN🇯🇵)

牡5 57.0kg 114
17戦[5-2-2-8] 20' NHKマイルC(G1)など

20年の3歳マイル戦線を牽引したものの、最近は奮っていなかった。しかし前走サウジのターフスプリント(G3)では10番人気で4着と海外適性を覗かせた。海外2戦目となる今回で力を出し切りたい。


[10](12)マンオブプロミス(Man of Promise; UAE🇦🇪)

セン5 57.0kg 119①t
8戦[4-1-1-2] 22' ナダルシーバターフスプリント(G3)など

今年を飛躍の年としたい。約1年ぶりのレースとなった2月末のリステッド競争で久々の勝利を挙げると、連闘となるナダルシーバターフスプリント(このレースの前哨戦G3)を2着に4馬身以上差をつけて勝利。このまま勢いに乗ってG1制覇といきたい。


[11](5)ムタファーウィグ(Mutafawwig; UAE🇦🇪)

セン6 57.0kg 110
6戦[2-2-0-2] 重賞未出走

イギリスでのデビュー戦勝利後約2年の休養に入る。その後は1勝しか挙げられていないものの、直近の2走は両方ともメイダンの平場で2着と調子は悪くない。初の重賞挑戦でどこまでやれるか。


[12](2)ネイヴァルクラウン(Naval Crown; UAE🇦🇪)

牡4 57.0kg 110
13戦[3-2-5-3] 22' アルファヒディフォート(ドバイG2)など

前走の22年2月サウジのターフスプリント(G3)は11着に敗れたものの、その前の1月のメイダンで行われたアルファヒディフォート(G2)では勝利しており、地元で世界の強豪にリベンジを果たしたい。


[13](14)タキシワラ(Taxiwala; QTA🇶🇦)

セン5 57.0kg 110
12戦[3-3-0-6] 重賞未出走

20年シーズンよりカタールに移籍し、21年2月に移籍後初勝利を挙げると丸1年休養に入ってしまう。しかし復帰戦となる22年2月のレースでも勝利を挙げ、2連勝で今回重賞初参戦となる。


[14](13)エアドワルツ(Air de Valse; FRA🇫🇷)

牡6 55.0kg 109
31戦[7-3-4-17] 20' プティクヴェール賞(G3)など

20年に4歳にして初めて重賞を勝つもののその後は勝ち星に恵まれていない。しかしその中でもG1の2着などの好走があり、実力は衰えていない。22年初戦となる今舞台で力を出し切りたい。


[15](6)ハッピーロマンス(Happy Romance; UK🇬🇧)

牝4 55.0kg 110
16戦[6-0-2-8] 21' ハックウッドステークス(英G3)など

イギリスでG3を2勝し、22年2月にはターフスプリント(サウジG3)で3着に入り海外でもやれることを示した。G1を4着の経験もあり、短距離での強さを見せつけたい。


[16](11)スエサ(Suesa; FRA🇫🇷)

牝4 55.0kg 119①t
8戦[5-0-0-3] 21' キングジョージカーターステークス(英G2)など

平場、G3、G2では未だ負けなしだが、G1は3回走って掲示板がギリギリ。このドバイの地でG1の壁を乗り越え、今度こそG1ホースの仲間入りを。


*POINT

本命は海外馬。勢いがありすぎるマンオブプロミスが抜けて人気で、その後に実績のあるクリエイティブフォース・アケースオブユー・スエサが並んでいます。ただ日本馬2頭も海外適性をのぞかせているので、勝ち目は十分にあると思います。




⑤UAEダービー(23:10)

〜UAE Derby〜

  • G2レース

  • ダート1900m

  • 賞金総額100万ドル(1着:58万ドル)

  • 本命◎:パインハースト

  • 対抗○:セキフウ


[1](13)アーウィン(Irwin; URY🇺🇾)

牡3 59.5kg 116①
4戦[2-2-0-0] 21' ナシオナル大賞(アルゼンチンG1)など

昨年出走した4レースは全てアルゼンチンのG1。それで1着と2着を2回ずつという強さを誇った。今年の始動戦となるUAEダービー、ウルグアイとアルゼンチンの期待を背負ってアーウィンは走る。


[2](15)キーファー(Kiefer; URY🇺🇾)

牡3 59.5kg 103
6戦[3-1-1-1] 重賞未勝利

昨年ウルグアイでデビューから3連勝すると、今年はドバイで始動。しかしUAE2000ギニー(G3)ではアズールコーストに、サウジダービー(G3)ではパインハーストらに敗れており、復讐を誓う。


[3](2)クオリティブーン(Quality Boone; URY🇺🇾)

牡3 59.5kg 102
6戦[3-1-1-1] 重賞未勝利

デビューから2走目で勝ち上がると昨年末からドバイに。移動後すぐに1勝目を挙げるも、UAE2000ギニーでは3着に敗れる。しかしその後にリステッド競走で勝利しており、立て直しは十分。


[4](4)アズールコースト(Azure Coast; RUS🇷🇺)

牡3 55.0kg 106
3戦[3-0-0-0] 22' UAE2000ギニー(G3)など

今大会唯一のロシアからの参戦。モスクワでデビュー戦を勝利すると、メイダンでは昨年末に平場、今年の1月にはUAE2000ギニー(G3)を2着のキーファーに2馬身つけて勝利。メイダンで再度勝鬨を上げることはできるか。


[5](5)ベンドゥーグ(Bendoog; UAE🇦🇪)

牡3 55.0kg 99
3戦[1-0-1-1] 重賞未勝利

メイダンのデビュー戦から勝利するも、その後はアズールコーストクオリティブーンに敗れており、大舞台でリベンジに燃える。


[6](7)コンバスチョン(Combustion; JPN🇯🇵)

牡3 55.0kg 108③
5戦[3-2-0-0] 重賞未勝利

抜群の安定感。しかし平場では3戦3勝ながら、重賞は2戦とも2着と悔しい思いをしてきただけにかける想いはひとしお。世界で活躍するW.ビュイック騎手を迎えて初の重賞制覇を目指す。


[7](10)クラウンプライド(Crown Pride; JPN🇯🇵)

牡3 55.0kg 105
3戦[2-0-0-1] 重賞未出走

前走リステッド競走では6着に敗れるも、それは出遅れの影響によるもの。D.レーン騎手の手綱で重賞初挑戦でも本来の力を見せたい。


[8](12)ゲットバックゴルディ(Get Back Goldie; USA🇺🇸)

牡3 55.0kg 98
5戦[2-0-0-3] 重賞未勝利

昨年米サンタアニタで勝ち上がるもその後のG3では大敗。今年はドバイで始動し平場で1勝1敗。周りは強いがなんとか食らいつきたい。


[9](9)ギルデッドエイジ(Gilded Age; USA🇺🇸)

牡3 55.0kg 103
4戦[1-0-1-2] 重賞未勝利

21年に3レース目でようやく勝ち上がると、22年にはウィザーズステークス(米G3)で3着と着実に成長を見せており、更なる成長分に期待したい。


[10](3)アイランドファルコン(Island Falcon; UAE🇦🇪)

牡3 55.0kg 103
4戦[2-0-1-1] 重賞未勝利

平場で2勝を挙げ臨んだ前走サウジダービー(G3)は8着と大敗。しかし1戦1勝のメイダンで再度世界にチャレンジ。


[11](6)パインハースト(Pinehurst; USA🇺🇸)

牡3 55.0kg 112②t
5戦[3-1-0-1] 21' デルマーフューチャリティ(米G1)など

21年にアメリカの2歳G1デルマーフューチャリティを勝ったものの、その後のBCジュベナイルは敗れてしまう。しかし休養を挟み今年初戦の米G2を2着で終えると、サウジダービー(G3)ではセキフウらを抑えて勝利。世界ダートの最前線を走り続ける。


[12](1)レイワホマレ(Reiwa Homare; JPN🇯🇵)

牡3 55.0kg 105
3戦[1-1-0-1] 重賞未出走

足元の不安により21年10月を最後にレースを離れており、今回が復帰初戦。セキフウにアタマ差の2着経験もあり、秘める力は本物。2月のサウジで絶好調だったC.ルメール騎手を背にダービー馬の称号を。


[13](14)セキフウ(Sekifu; JPN🇯🇵)

牡3 55.0kg 112②t
7戦[3-1-1-2] 21' 兵庫ジュニアグランプリ(G2)など

海外ダートをひた走る馬。3連勝で臨んだ全日本2歳優駿(G1)では4着に敗れるも、22年2月のサウジダービーではC.デムーロ騎手を背に初海外ながら2着と善戦。2走目となる今回こそ勝利をあげたい。


[14](8)サマーイズトゥモロー(Summer is Tomorrow; UAE🇦🇪)

牡3 55.0kg 98
6戦[2-2-0-2] 重賞未出走

重賞未出走ながらも、前走メイダンのダート1400mの条件戦では2着に8馬身以上の差をつけて勝利するなどその力は未知数。初めての重賞でも力を出し切りたい。


[15](11)ウィザリング(Withering; UAE🇦🇪)

牡3 55.0kg 99
8戦[1-5-1-1] 重賞未出走

初勝利が遠く7戦目でようやく初勝利を挙げる。また前走ではクオリティブーンの2着に敗れているも、安定感のある連対率を今回も発揮していきたい。


[16](16)アラビアンガゼルス(Arabian Gazelles; UAE🇦🇪)

牝3 53.0kg 98
2戦[0-1-0-1] 重賞未勝利

未だ未勝利ながらも、今年2月に行われたUAEオークス(G3)では2着とその能力は引けを取らない。今レース唯一の牝馬として健闘したい。



*POINT

サウジダービー覇者パインハーストを中心に、セキフウコンバスチョンアズールコーストが人気。ほとんどが既に同じような条件で誰かしらと対戦経験があるため、大番狂わせは起きにくいのではないかと思われます。レーティング最高のアーウィンは南米生まれ故に斤量が他よりも4.5kgも重く苦戦を強いられることが予想されますが、独自路線で格付けが済んでいない分大穴を開ける可能性もあります。




⑥ドバイゴールデンシャヒーン(23:45)

〜Dubai Golden Shaheen〜

  • G1レース

  • ダート1200m

  • 賞金総額200万ドル(1着:116万ドル)

  • 本命◎:ドクターシーヴェル

  • 対抗○:ドレインザクロック


[1](4)アルタリク(Al Tariq; UAE🇦🇪)

セン6 57.0kg 111
19戦[5-3-1-10] 22' ドバイステークス(ドバイG3)など

2020年にフランス(10戦1勝)からUAEに移籍。移籍後2年強でG3・2勝を含む4勝を挙げる。ホームグラウンドのメイダンで、世界を相手にG1タイトルを掴み取りたい。


[2](9)ドクターシーヴェル(Dr. Schivel; USA🇺🇸)

牡4 57.0kg 119①
9戦[5-2-1-1] 21' ビングクロスビーステークス(米G1)など

G1・2勝の大本命。加えて21年BCスプリント(米G1)では3歳馬ながら古馬を相手に2着と世代に関係ない強さを示した。前走となる昨年末の米G1では7頭中7着と不本意な結果となったが、リフレッシュを挟み、ドバイの地で2022年好スタートを切りたい。


[3](3)ドレインザクロック(Drain the Clock; USA🇺🇸)

牡4 57.0kg 116②
7戦[4-2-0-1] 21' ウッディスティーヴンS(米G1)など

G1・1勝、G3・2勝の実績馬。負けたレースでも最低4着と大崩れしないところが魅力。初の世代混合戦&初の海外&2022年初戦(昨年8月以来)という初めてづくしの今回、どこまで力を出し切れるか。


[4](13)イースタンワールド(Eastern World; UAE🇦🇪)

セン5 57.0kg 111
15戦[3-4-0-8] 22' マハーブアルシマール(ドバイG3)など

G2以上にはこれまで中々縁がなかったが、今年3/5に行われた前哨戦G3、マハーブアルシマールを勝ち勢いに乗る。このままの勢いでG1制覇といきたい。


[5](7)エヴァーファスト(Everfast; UAE🇦🇪)

セン6 57.0kg 106
24戦[2-4-4-14] 重賞未勝利

1年以上の休養を経て昨年12月よりUAEに移籍。その後はメイダンで3戦し平場を1勝G2とG1をともに3着と移籍の成果を見せつつある。その時に負けた4頭は全て別のレースに行ったので、ここを独壇場にしたいところ。


[6](12)グッドエフォート(Good Effort; UAE🇦🇪)

牡7 57.0kg 108
34戦[9-5-4-16] 重賞未勝利

イギリスを中心に9勝を挙げるも重賞の壁に阻まれ続けてきた。しかしドバイのG3では2着が2回と惜しいところまで来ている。昨年最下位に敗れた雪辱を晴らしたい。(※UAEではなくUK所属かも)


[7](5)マンジェール(Manjeer; FRA🇫🇷)

セン6 57.0kg 107
25戦[2-3-4-16] 重賞未勝利

20年6月以来勝ち星からは遠ざかっているものの、前走となる今年3月のマハーブアルシマール(ドバイG3)では2着と、久々の勝利&重賞初制覇への体制は整っている。


[8](8)メラース(Meraas; UAE🇦🇪)

セン5 57.0kg 112
14勝[5-1-1-7] 22' アルシンダガスプリント(ドバイG3)など

昨年末にイギリスからUAEに移籍すると、その後はG3を含む2戦2勝とドバイにフィットした形だ。このままの勢いでG1でも連勝を伸ばしたい。


[9](14)モバーデル(Mobaadel; BHR🇧🇭)

セン4 57.0kg 113③t
7戦[2-1-1-3] 重賞未出走

昨年去勢し、年末にはイギリスからバーレーンに移籍。移籍後は3戦2勝と移籍の結果が出ており、その勢いで初めての重賞に挑戦。


[10](2)レッドルゼル(Red le Zele; JPN🇯🇵)

牡6 57.0kg 113③t
20戦[8-6-2-4] 21' JBCスプリント(G1)など

現在日本の短距離ダート最強馬で、昨年の同レースでも2着に入っている。前走フェブラリーSでは6着と悔しい思いをした分、得意の1200mで全重賞勝利を共にする川田騎手と思う存分暴れたい。


[11](10)ストロングコンスティテューション(Strongconstitution; USA🇺🇸)

セン5 57.0kg 105
12戦[2-4-1-5] 重賞未勝利

アメリカでは平場を2勝も20年のハリウッドダービー(米G1)では最下位など重賞では結果が出せないでいたが、今年2月のドバイG3では2着と兆しが見えてきた。


[12](6)スイッツァランド(Switzerland; UAE🇦🇪)

セン8 57.0kg 110
17戦[4-1-1-11] 21' ドバイステークス(ドバイG3)など

2018年にはアメリカでG3を2勝するも、20年よりUAEに移籍。昨年にはドバイステークス(ドバイG3)を勝ち、2カ国での重賞制覇を成し遂げた。昨年は7着に敗れており、今年こそ勝利を掴みたい。


[13](11)ワンダーウェアクレイギス(Wondrwherecraigis; USA🇺🇸)

セン5 57.0kg 110
4戦[1-1-1-1] 21' ボールドルーラーハンディキャップ(米G3)など

3歳夏頃から1年以上の休養に入り、昨年秋に復帰。復帰後はG3を2着→1着と、本来の力を存分に示した。この馬の実力は未だ底を見せておらず、初のG1でも。


[14](1)チェーンオブラブ(Chain of Love; JPN🇯🇵)

牝5 55.0kg 104
19戦[2-2-2-13] 重賞未勝利

元々芝路線でクラシック戦線にもでていたが結果が出ず、昨年末からダートに転向。ダート3戦目となる前走リヤドダートスプリント(サウジG3)で3着に入るなど、ダート適性の高さを見せている。紅一点の軽斤量を活かして、前走好走の坂井瑠星騎手を再び背に、初の重賞制覇に期待がかかる。



*POINT

3/19時点では順にドクターシーヴェルドレインザクロックワンダーウェアクレイギスのアメリカ勢が単勝1桁の人気で、少し離れてレッドルゼルチェーンオブラブと日本勢が続いています。特にレッドルゼルは経験の豊富さではアメリカ勢にも勝っているので期待したいところです。




⑦ドバイターフ(24:20)

〜Dubai Turf〜

  • G1レース

  • 芝1800m

  • 賞金総額500万ドル(1着:290万ドル)

  • 本命◎:シュネルマイスター

  • 対抗○:ロードノース


[1](6)アルファリーク(Alfareeq; UAE🇦🇪)

セン5 57.0kg 110
17戦[4-3-3-7] 22' ジュベルハッタ(ドバイG1)など

21年よりフランスからUAEに移籍&去勢。今年の1月にドバイのG2で重賞に初参戦すると2着、そしてこのレースの前哨戦となるG1・ジュベルハッタでは昨年覇者ロードグリッターズを下してG1ホースの仲間入り。世界を迎え撃つ準備は万端だ。


[2](13)カーネルリアム(Colonel Liam; USA🇺🇸)

牡5 57.0kg 119②t
10戦[7-0-1-2] 21' ペガサスワールドカップターフ(米G1)など

G1・3勝。アメリカの芝レースではブリーダーズカップに続いて格のあるペガサスワールドカップターフを2連覇(21, 22年)。アメリカ芝最強格がドバイでもその力を見せつけるか。


[3](1)デザートファイア(Desert Fire; UAE🇦🇪)

セン7 57.0kg 113
21戦[6-3-4-8] 22' アル・ラシディヤ(ドバイG2)など

前走レッドシーターフ(サウジG3)では8着と敗れたが、前々走アル・ラシディヤでは念願の重賞初制覇を果たしている。7歳で迎えた全盛期、G1まで抑え最高の年にしたい。


[4](14)ファイネストサウンド(Finest Sound; UK🇬🇧)*出走取消

セン5 57.0kg 108
15戦[3-3-6-3] 重賞未勝利

昨年9月、イギリスのG3で重賞に初挑戦し3着。その後休養を挟み、前哨戦のジュベルハッタ(ドバイG1)ではアルファリークの2着と着実にステップアップしてきた。更なる成長分に期待。


[5](15)ハキーキー(Haqeeqy; UAE🇦🇪)

セン5 57.0kg 108
11戦[5-0-0-6] 重賞未勝利

勝つときは約2馬身以上つけて勝ち、負けるときは4着以下というハッキリした馬。重賞では負けが続いているが、1発派手に勝ち切りたい。


[6](3)ハロビアン(Harrovian; UK🇬🇧)

セン6 57.0kg 112
18戦[4-6-3-5] 重賞未勝利

去年までイギリスの2000〜2200mしか走ったことがなかったが、今年はサウジのネオムターフカップ(G3)から始動し、優勝したオーソリティに1と3/4馬身差の4着と期待が持てる結果。初の距離短縮と海外2戦目で更なる上積みを。


[7](7)ロードグリッターズ(Lord Glitters; UK🇬🇧)

セン9 57.0kg 115③t
45戦[11-10-5-19] 21' ジュベルハッタ(ドバイG1)など

G1・2勝を含む重賞6勝のベテラン馬で昨年は6着。今年はドバイでG2を勝っているものの、2連覇がかかった前哨戦のジュベルハッタではアルファリークの6着と涙を呑んだ。本番でのリベンジに燃える。


[8](9)ロードノース(Lord North; UK🇬🇧)

セン6 57.0kg 120①
14戦[7-3-1-3] 21' ドバイターフ(ドバイG1)など

昨年覇者。20年にはプリンスオブウェールズステークス(英G1)も勝っておりG1・2勝の実力馬。今年もすでに英G3で2着につけており、体制万全で2連覇に臨む。


[9](5)モハーフェス(Mohaafeth; UK🇬🇧)

牡4 57.0kg 112
8戦[4-0-2-2] 21' ハンプトンコートステークス(英G3)など

4歳になった年明けから3連勝、その勢いでG3を制して重賞初勝利。しかしその後のG2、G1ではそれぞれ3着、4着と悔しい結果に。主に2000mを走ってきたが、1600mの勝利経験もあり距離短縮で勝利を掴みたい。


[10](2)マイオベロン(My Oberon; UK🇬🇧)

セン5 57.0kg 113
12戦[3-2-2-5] 21' アールオブセフトンステークス(英G3)など

昨年は4月に始動戦となるアールオブセフトンステークスで初の重賞優勝を果たすと、翌月にはフランスのG1で3着と充実した1年に。両レースとも1800mで距離はバッチリ。前走平場も勝利しており、勢いを持ってG1獲得を目指す。


[11](12)パンサラッサ(Panthalassa; JPN🇯🇵)

牡5 57.0kg 113
19戦[5-4-0-10] 22' 中山記念(G2)など

最近では「令和のツインターボ」とも呼ばれる逃げ馬。昨年末から覚醒し、今年の中山記念を逃げて圧勝。ラヴズオンリーユーやマルシュロレーヌなど世界で強さを見せている矢作厩舎ということもあり、前走でも手綱が冴えた吉田豊騎手とのコンビに期待がかかる。


[12](4)シュネルマイスター(Schnell Meister; JPN🇯🇵)

牡4 57.0kg 119②t
7戦[4-2-1-0] 21' NHKマイルC(G1)など

日本のマイル最強馬。昨年はNHKマイルCを勝った後も、3歳ながら安田記念3着、マイルCS2着とその力を存分に奮った。毎日王冠1着から1800mという距離も全く問題なく、2022年初戦となるこのレースで、4戦3勝のC.ルメール騎手と共に世界に力を示したい。


[13](16)サーバスカー(Sir Busker; UK🇬🇧)

セン6 57.0kg 107
32戦[5-8-3-16] 重賞未勝利

20年6月を最後に勝ちから遠ざかっているものの、間にはG1・3着やG2・2着もあり惜しいレースが続いている。前哨戦のジュベルハッタ(ドバイG1)ではアルファリークファイネストサウンドに敗れ4着になっており、今回こそ善戦続きを卒業したい。


[14](11)アーサマイナー(Ursa Minor; UAE🇦🇪)

セン5 57.0kg 107
11戦[2-1-5-3] 重賞未勝利

イギリスから昨年秋にUAEへ移籍。前々走まで平場のみの出走で10戦2勝とまずまずの戦績であったが、初の重賞挑戦となった前走の前哨戦ジュベルハッタ(ドバイG1)ではアルファリークファイネストサウンドに続く3着と、重賞でもやれることを示した。


[15](10)ヴァンドギャルド(Vin de Garde; JPN🇯🇵)

牡6 57.0kg 115③t
19戦[5-1-3-10] 20' 富士S(G2)など

昨年2着。その後はBCマイル(米G1)、香港マイル(香G1)などにも出走したが結果を出せなかった。昨年もコンビを組んだバルザロ騎手を再び迎え、得意のドバイで良さを取り戻したい。


[16](8)サフロンビーチ(Saffron Beach; UK🇬🇧)

牝4 55.0kg 115③t
8戦[4-2-0-2] 21' サンチャリオットステークス(英G1)など

イギリスでG1・1勝、G3・2勝と結果を残し今回の参戦となる。前走サンチャリオットステークスでは2着に3馬身差と力を見せつけた。ただ過去8レース全て牝馬限定戦であること、そして1600mより長いレースで勝てていないことがどう出るか。



*POINT

シュネルマイスターが3倍程の1番人気で、その後少し離れてモハーフェスロードノースパンサラッサカーネルリアムが大体7倍あたりで団子状態になっています。日米英それぞれの最前線で活躍するG1馬が集まる豪華レースで、さらに初めてのドバイという馬も多く、どのような結果になるのか未知数で楽しみなレースです。




⑧ドバイシーマクラシック(24:55)

〜Longines Dubai Sheema Classic〜

  • G1レース

  • 芝2410m

  • 賞金総額600万ドル(1着:348万ドル)

  • 本命◎:シャフリヤール

  • 対抗○:ユビアー


[1](10)オーソリティ(Authority; JPN🇯🇵)

牡5 57.0kg 121②t
12戦[6-2-1-3] 21' アルゼンチン共和国杯(G2)など

日本でG2を3勝の実力馬。昨年はアルゼンチン共和国杯で連覇を果たすと続くジャパンカップでもコントレイルの2着。そして前走で初海外となるネオムターフカップ(サウジG3)に出走するとパイルドライヴァーらを抑えて優勝。ついに迎えた全盛期、重賞3勝のC.ルメール騎手を背に、念願のG1を勝ち取りたい。


[2](14)ドバイフューチャー(Dubai Future; UAE🇦🇪)

セン6 57.0kg 112
19戦[5-5-1-8] 重賞未勝利

昨年5着。ドバイとUAEで出走を続けているが、重賞では2着が最高と勝ちきれないでいる。唯一の地元勢であるアドバンテージを活かし、勝利を掴む。


[3](13)フォーザトップ(For the Top; UAE🇦🇪)

牡6 57.0kg 108
14戦[1-1-3-9] 重賞未勝利

未だ1勝しかできていないが世界最高峰の芝レースに挑む。ただ20年のドバイG2では2着に入っており、その時の良さが引き出せればチャンスはある。


[4](6)グローリーヴェイズ(Glory Vase; JPN🇯🇵)

牡7 57.0kg 123①
17戦[6-4-1-6] 21' 香港ヴァーズ(香G1)など

香港大好き馬。日本ではG2・2勝もG1には中々手が届かずにいたが、20年に香港ヴァーズを勝利すると、昨年にはクイーンエリザベス2世カップ(香G1)で2着、そして香港ヴァーズを連覇し、香港で無類の強さを見せた。今年7歳ながらも衰え知らずのグローリーヴェイズは、初コンビとなるスミヨン騎手と共にドバイでも。


[5](11)ヒューカム(Hukum; UK🇬🇧)

牡5 57.0kg 116
13戦[8-1-2-2] 22' ドバイシティオブゴールド(ドバイG2)など

昨年までにイギリスのG3を4勝。そして今年2月には前哨戦のドバイシティオブゴールドで初のG2を勝利し、満を持してG1獲得に挑む。


[6](2)カスパー(Kaspar; SAU🇸🇦)

牡5 57.0kg 113
14戦[2-3-2-7] 21' バーデン経済大賞(独G2)など

元々所属していたドイツで、3歳時にはG1で2着や3着などの結果を残し、昨年4歳で初の重賞タイトルとなるバーデン経済大賞(独G2)を獲得。その後結果が出ず今年からサウジに移籍。移籍後初戦となる前走ネオムターフカップ(サウジG3)ではオーソリティの2着と中東への適性を見せ、今回も期待がかかる。


[7](1)パイルドライヴァー(Pyledriver; UK🇬🇧)

牡5 57.0kg 120③t
15戦[6-3-1-5] 21' コロネーションカップ(英G1)など

昨年はG2で2着から始まると次走コロネーションカップを優勝。しかし年末には香港ヴァーズ(香G1)に参戦するもグローリーヴェイズの2着、そして前走のネオムターフ(サウジG3)ではオーソリティらを相手に11着と悔しい結果が続いており、まとめてリベンジを果たしたい。


[8](5)ウィズアウトアファイト(Without a Fight; UK🇬🇧)

セン5 57.0kg 109
12戦[5-2-3-2] 重賞未勝利

重賞では中々勝ちに恵まれていないが、前哨戦となる前走ドバイシティーオブゴールド(ドバイG2)ではヒューカムにアタマ差の2着と実質重賞馬の実力はある。本番でひっくり返せるか。


[9](9)アレンカー(Alenquer; UK🇬🇧)

牡4 56.5kg 115
8戦[4-2-1-1] 21' キングエドワード7世ステークス(英G2)など

昨年はG3とG2を1勝ずつし、G1ではフランスのパリ大賞典で3着、イギリスのインターナショナルステークスで2着と手が届きかけていた。今年の始動戦である前走英G3でも勝っており、勢いをつけてG1タイトルに手を掛ける。


[10](15)バルガス(Burgas; TUR🇹🇷)

牡4 56.5kg 110
4戦[2-0-0-2] 重賞未勝利

今大会唯一のトルコからの参戦で、未だ4出走と謎が多い。重賞&海外初挑戦となった前走のドバイG3では4着と結果が出なかったが、2戦目となる今回秘めた力を存分に発揮したい。


[11](7)ドバイオナー(Dubai Honour; UK🇬🇧)

セン4 56.5kg 121②t
10戦[4-2-0-4] 21' ドラール賞(仏G2)など

G2・2勝馬。また英チャンピオンステークス(英G1)では、G1・2勝(英ダービー、KGVI & QES)のアダイヤーや、仏G1馬シリウェイらを相手に2着という成績も残しており、実力に疑念の余地はない。同世代が揃ったこのレースで初のG1獲得なるか。


[12](8)シャフリヤール(Shahryar; JPN🇯🇵)

牡4 56.5kg 120③t
6戦[3-0-2-1] 21' 日本ダービー(G1)など

昨年の年度代表馬エフフォーリアに唯一土を付けたダービー馬。その後は2戦して勝てなかったものの、3歳ながらジャパンカップで3着と健闘。初コンビとなるC.デムーロ騎手を鞍上に迎え、得意の2400mでさらなる高みを目指す。


[13](4)ステラヴェローチェ(Stella Veloce; JPN🇯🇵)

牡4 56.5kg 119
10戦[3-2-2-3] 21' 神戸新聞杯(G2)など

重賞2勝が両方不良馬場という雨の鬼が、2戦連続で鞍上を務めるM.デムーロ騎手を背にドバイへ。ホープフルS2着から始まり、皐月賞とダービーで3着菊花賞と有馬記念で4着と世代の名脇役としてレースを彩ってきたが、今年こそ主役に踊り出たい。


[14](12)ユビアー(Yibir; UK🇬🇧)

セン4 56.5kg 120③t
12戦[6-1-2-3] 21' BCターフ(米G1)など

昨年はイギリスでG3とG2を勝つと、アメリカ遠征ではタルナワジャパンアダイヤーといった並み居る強豪G1馬らを相手に、3歳で米国芝最高格のBCターフを勝利。今回はそれ以来のレースとなるが、古馬となり本格化した力を世界に知らしめる。


[15](3)ユーバーレーベン(Uberleben; JPN🇯🇵)

牝4 54.5kg 113
10戦[2-1-3-4] 21' 優駿牝馬(G1)など

重賞で善戦を続け、オークスでついに花開いた紅一点。その後は3戦して5着が最高と奮っていないだけに、環境を変え、世界的名騎手D.レーンと共に海外でその強さを証明したいところ。



*POINT

14頭中11頭がG2以上を勝利、G1馬も5頭とハイレベルなレースになっています。ユビアーシャフリヤールが人気を集め、オーソリティステラヴェローチェグローリーヴェイズと日本勢が続きます。ユーバーレーベンは唯一の牝馬で軽斤量の利点を活かして立ち回りたいところ。ユビアーだけでなく他のイギリス勢も実績は十分なので、「日本VSイギリス」という構図で見るとより楽しめるかと思います。




⑨ドバイワールドカップ(25:30)

〜Dubai World Cup〜

  • G1レース

  • ダート2000m

  • 賞金総額1200万ドル(1着:696万ドル)

  • 本命◎:ライフイズグッド

  • 対抗○:ホットロッドチャーリー


[1](2)アエロトレム(Aero Trem; URY🇺🇾)

牡6 57.0kg 116
10戦[5-2-1-2] 21' ラテンアメリカ大賞(ウルグアイG1)など

昨年は2連勝でラテンアメリカ大賞に参戦し初の重賞挑戦でG1タイトルを獲得した。その次走となる今年のサウジカップ(G1)では初めての海外挑戦ながら5着と健闘。海外2走目で世界最強の称号を獲得し、自国へ持ち帰りたい。


[2](3)チュウワウィザード(Chuwa Wizard; JPN🇯🇵)

牡7 57.0kg 116
24戦[11-5-5-3] 20' チャンピオンズC(G1)など

日本の中距離ダート戦線を3年間牽引し続け、G1に限定しても[4-3-3-2]と圧倒的な強さを誇る。昨年は9着と悔しい結果に終わっており、G1・3勝の名コンビ川田将雅騎手と共に日本代表としてリベンジを誓う。


[3](5)カントリーグラマー(Country Grammer; USA🇺🇸)

牡5 57.0kg 119
8戦[3-2-1-2] 21' ハリウッドゴールドカップS(米G1)など

昨年6月にハリウッドゴールドカップSで初のG1勝利を達成すると約9ヶ月の休養に入り、復帰戦となる前走サウジカップ(G1)は1着に半馬身差の2着と惜しい結果に。1着のエンブレムロードが参戦しない今回、中東路線最強として挑む。


[4](4)グローサージャック(Grocer Jack; UK🇬🇧)

牡5 57.0kg 112
15戦[2-6-1-6] 21' ドイツ統一賞(独G3)など

昨年までドイツの芝戦線で活躍しG3・2勝G2やG1でも2着に入ること複数回と結果を残し今年からイギリスに移籍も、2022年始動戦となる前走ネオムターフカップ(サウジG3)で5着に敗れる。今回生涯初のダート参戦でいきなり世界最高峰のタイトルを取れるか。


[5](7)ホットロッドチャーリー(Hot Rod Charlie; USA🇺🇸)

牡4 57.0kg 122②
14戦[4-4-2-4] 21' ペンシルバニアダービー(米G1)など

昨年の米国三冠の内2レースで2着と世代の最前線で活躍しており、秋にはペンシルバニアダービーで初のG1タイトルも獲得した。前哨戦のメイダンで行われたG2も勝利し、適性も証明済。これまで別路線であったライフイズグッドらと世界最強の座を賭けて争う。


[6](10)ハイポセティカル(Hypothetical; UAE🇦🇪)

牡5 57.0kg 112
13戦[5-2-0-6] 22' アル・マクトゥームチャレンジ(ドバイG1)など

地元UAEの本命。昨年は前哨戦アル・マクトゥームチャレンジ2着で本番は4着。しかし1年間で確実にレベルアップし、今年は前哨戦を1着で臨む。サウジカップに続き地元の雄が勝利を届けられるか。


[7](1)ライフイズグッド(Life is Good; USA🇺🇸)

牡4 57.0kg 124①
6戦[5-1-0-0] 21' BCダートマイル(米G1)など

連対率100%の米ダート最強格が参戦。昨年はBCダートマイルを含む重賞4勝で、唯一の1敗もG1・3勝馬ジャッキーズウォリアーの2着と格を落とさない。また今年1月のペガサスワールドカップ(米G1)では昨年のアメリカ年度代表馬ニックスゴーを3馬身以上つけて下しており、その実力はとどまるところを知らない。


[8](9)マニークール(Magny Cours; FRA🇫🇷)

セン7 57.0kg 114
17戦[7-5-2-3] 21' パース賞(仏G3)など

フランスの芝路線で活躍し、前走のサウジカップ(G1)が初ダート。10着と大きく敗れたがダートの感覚は掴んだ。世界との再戦でどこまでくらいつけるか。


[9](8)ミッドナイトバーボン(Midnight Bourbon; USA🇺🇸)

牡4 57.0kg 120③
13戦[1-6-4-2] 21' ルコントステークス(米G3)

前走サウジカップ(G1)3着。重賞はG3を1つしか勝てていないものの、G1で2着が3回、3着が2回と実力は十分。ホットロッドチャーリーの2着も2回あり、サウジカップで得た経験を糧にリベンジしたい。


[10](6)リアルワールド(Real World; UAE🇦🇪)

牡5 57.0kg 118
11戦[6-1-2-2] 21' ダニエルウィンデンシュタイン賞(仏G2)など

昨年6月からイギリス、フランスへ遠征へ行くと重賞2つを含む4戦4勝を達成する。帰国し今年の1月のドバイの芝G2でも白星を挙げ5連勝。しかし前走はサウジカップ(G1)に出走し11着と大敗。芝で結果を残してきた一方で、ダートでは未勝利のこの馬のダート初勝利が世界最高峰レースになるのか。


[11](11)リモース(Remorse; UAE🇦🇪)

セン5 57.0kg 110
13戦[3-8-1-1] 重賞未勝利

21年よりUAEに移籍。近4走は全て2着と涙を呑んできた。その中にはG3や前哨戦のアル・マクトゥームチャレンジ(ドバイG1)もあり、ハイポセティカルへのリベンジ、そして善戦の卒業をこの大舞台で成し遂げたい。



*POINT

全馬同斤量の実力勝負。ライフイズグッドが1倍台の人気を集め、ホットロッドチャーリーミッドナイトバーボンカントリーグラマーが続くというアメリカ勢の独壇場になっています。ただ米ダートのトップクラス達の強さ比べであると同時に、チュウワウィザードや地元UAE勢の割り込む余地も十分あるレースだと思います。

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