#2.1 撮影の種類

二回目の投稿です、今回のお話は[撮影の種類][焦点距離・EVやF値が与える効果][実例を用いた構図の説明]の三種類になります、凄く長くなるので三回に分けて話をまとめていきたいと思います。

まず、写真を撮る上で種類とは?

ポートレートや物撮り、天体や野鳥、スポーツにブライダルにスナップ・・・沢山の撮影の種類が在ります、しかしVRChatで撮るだけでいきなりそんなこと言われても・・・となるのは当然ですので、ここでは超簡潔に二種類に分けたいと思います。

引きで撮るか寄りで撮るか

これだけです、どんな撮り方をしてもこの二種類に全てが当てはまるので分かり易いと思います、ですがこの引きと寄りの撮り方で与える印象が違い、そしてそれぞれに利点と欠点があります。

ここからは実際にVRChatで良く撮るであろう人物撮影においての引きと寄りについてお話します、実際は人物だけでは無いのですが圧倒的に撮る数が多いであろうとされる為その他を省く事をお許しください。

引きの利点

画像1

引きの利点としては周りの情報を多く取り入れる事が出来る為[どういう状況なのか、そこで何をしているのか]を表現することが可能になります、例にこの画像を挙げると[トラックに乗りながらサトウキビ畑を走り、夏を感じている]と言った感じの表現を引きでは表せる事が可能になります。 主に風景等を撮影する場合は引きになります。

引きの欠点

引きの欠点は周りの情報量が多くなる為に被写体が小さくなりがちです、その為にハッキリとした意図で撮らないと何を撮りたかったの・・・?となりがちで、被写体が小さい故配置にシビアで視線誘導の構図を多用する事を強いられます。

寄りの利点

画像2

寄りの利点は画面に対して被写体が占める割合が高い為、背景を切り離して被写体を強調する事が出来ます。 全体を見る引き撮りと違いインパクトが有る為、強く見た人の心に訴えかける事が出来ます。 人物が主な主体となりますが、ワールドの物をピンポイントで強調してストリートスナップ的に撮ったりもします。

寄りの欠点

寄りの欠点は背景を切り離す為、どこで撮っても似た様な感じになってしまいます。 それを解消するため下から煽ったり上から撮ったり、背景の特徴をある程度分かる様に撮る場所だったりを工夫する事を強いられます。

引きと寄りそれぞれに利点と欠点が在りますが、訪れたワールドでこう撮りたいと思った時に利点と欠点を知っていると[じゃあこうしよう]と対策出来る為、自分の撮影スタイルや気分に合わせた撮り方を選ぶことが出来ます。 なので今回は一番最初に撮る上での種類[引きと寄り]両者の良い所、悪い所を説明をしてみました。

次回は今回を踏まえた上で[焦点距離・EVやF値が与える効果]についてお話していきます。


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