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参加リポート「First Step #2 専業主婦後、あなたはどう生きる?」~薄井シンシアさん×山口尚美さんトークショー~

2020年6月28日(日本時間)にオンラインで開催された、薄井シンシアさんのグッドモーニング。企画2回目となる参加リポートです。
17年間の専業主婦生活を終え、47歳で再就職にチャレンジされたシンシアさんが、今一番気になるゲストをお招きして繰り広げる対談形式のトークショー。

今回はシンシアさんからGOODニュースとして、Linkedinのインフルエンサーに認定されたご報告がありました。インフルエンサーになれるのは日本で50名以内で、編集部から選定されるそうです!そこへの秘訣として、人の役に立つことを投稿することが大切!というアドバイスも、リポートという活動をしている私には、とても深い学びがありました。

今回のゲストは、今でもイラストの仕事を副業とされつつ、本業は相模原市立 市民・大学交流センターの副所長という、山口尚美さん。今回もお二人のお話から、私にとって印象的だったり大切だと感じたポイントがいくつかありました。

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●継続から自分の中で許容できるレベルが上がった

山口さんのキャリアご経験は、短期間のプロジェクトの積み重ねの連続でもあり、ご自身も細切れの仕事を続けたとおっしゃっていました。悔しいから簡単に辞めなかった、という言葉の結果、パート→所長→出向先のアルバイト扱い→嘱託社員→副所長というキャリアへ。その背景にあったこととして、「例えば勤務時間や出社時間について、段々と自分の許容できるレベルが上がっていった」というお話がありました。
実際にこれは、この2020年3月からの外出規制下にあった私とも、重なった言葉で印象に残りました。家族一斉での在宅期間は何もできない、と思ったけど、少しずつリポート活動への取り組みを続けてみたことで、「あ、出来るかも」と思える範囲が拡がりました。

●何者でもない自分から新しい道を開拓する

シンシアさんと山口さんのやり取りの中では、
目指した仕事じゃないけど、その結果の今がある」
何者でもない自分、という状態に落ち着かなかった」
「何もやらないより、何かをやった方が良いと思った」
というコメントにも、どこか今の自分と重なる部分を感じながら、
専業主婦というブランクの後に
「元の自分に戻ることはなくても、新しい道を開拓することが出来る」
というコメントにも、新しいキャリアも選択肢に加えたい自分として、勇気を頂きました。

●ポテンシャルを見出せる社会に

社会で活躍していくための考え方として、自分がやれることを主張するだけではなく、相手が求めていることに適応していくことが、チャンスを掴むために欠かせない、という話題も出ました。そこには、立場やタイミングの見極め、素直さも大切である。そしてその能力がある人は、社会が放っておかない、という言葉にも身に覚えがある分、厳しいながら本質であると感じました。
たとえ、ブランク期間があっても、その中身を自分の言葉で伝えられる人は、ポテンシャルを感じてもらえる。マルチタスクが可能であり、周りが見えて、気が利く資質がある専業主婦の経験者は、人材の可能性を見出すチカラも秘めていそうです。そういった女性が企業で人材を採用したり・活用する立場に就く機会が増えることが、ポテンシャルを見出せる社会には欠かせないように感じました。


●私にとっての、この日のFirst Step

今回の終盤では、女性がビジネスで力を発揮するために「自分のキャパシティーを見極めること」「優先順位を冷静に考えること」「自己理解すること」についても話題が広がりました。次回のトークショーのゲストの方から、そのお話も深くお聞きすることができそうで、駐妻という経験から自分を磨いていきたい私としては、今からとても気になっています。