【体験リポート】Soulful English for Japanese Speakers 英語コース
あるキッカケから、「Soulful English for Japanese Speakers 英語コース」に単発参加してみた日の想いを、フレッシュなうちにリポートしてみたいと思います。
このコースは、2020年5月に始動した新しいオンラインアカデミー『Soul Sisters Language Academyソウルシスターズランゲージアカデミー（SSLA)』による日本語のスピーカーのために作られたオンラインによるグループ英語コース。
私が初体験したのは、単発レッスン初心者クラス。
時期やタイミング的なこともあり、この日はなんとマンツーマンの体験でした。
私は駐在帯同によりカリフォルニア州に住んで約1年半が経ちます。とは言え、日本人も周辺には多く、シンプルな日常生活を送っていたことから「いろんな場面で使える英会話表現」「ディスカッションに役立つ英会話表現」といった切り口では、インプットする機会を持たないまま過ごしていました。
そんな私もこのクラス内では、まさに「私の英語レベルに合わせて」トーク内容をカスタマイズして頂いていることが感じられ、いつのまにか「何とか話そうとする自分」を実感していました。
そこから学び考えたことを下記にまとめてみたいと思います。
●聞こえる言葉を探す
終了後に気付いたのですが、この日の直近3か月間、外出規制下での生活で、私はまともに英会話をしない生活を過ごしていました。それ以前は週に1回は、近所の友人とじっくり、拙いながら英語で会話する時間を作っていたものの、コロナ禍によるshelter-in-placeが始まってから、それも叶わない生活でした。そんな中での急なクラス参加に向けて、あまり頭も切り替わっていないままスタート。それにも関わらず、私の英語力を見抜いて頂き、サポートして頂けたマキさんの存在やエレイナさんの笑顔に救われた時間でした。そして徐々に、3ヶ月前のモードを取り戻し、「とにかく聞こえる言葉を見つけて」「自分の使える言葉を伝える」に徹していました。その間も、何とか笑顔を保てたのは、この1年での私なりの成長であってほしいです。
●知るべきことは「Black Lives Matter」の言葉ではない
私はこの日、メインテーマである「Black Lives Matter」（黒人の命の尊厳を訴える運動）について知り、考える機会を得ました。駐在妻になる前の私は、この言葉の直訳的な意味を覚えようとしたかもしれません。背景にある事柄や、13のPrinciplesと呼ばれるモットーを知らなかったと思います。この13のPrinciples（モットー）でさえも、それを覚えることが目的ではない。テスト問題のように覚えるだけでは残念であり、たとえ１つでも印象的なテーマについて考え、自分の言葉で誰かに話せるようになることが、この活動を知ったと言える一歩かと感じています。
例えば、私がフォーカスしたいと思ったのは以下の３つです。「GLOBALISM」「INTERGENERATIONAL」「UNAPOLOGETICALLY BLACK」これらの言葉に自分なりの経験や想いを紐づけながら、この活動が活発である時期にアメリカに滞在していた記憶として残していけたらと感じています。
●ディスカッションするために自分なりの準備を
英語での日常会話はある程度できるものの、ディスカッションの経験はほとんどない私ですが、このクラスでは英語でのディスカッションも重要なアクションの一つ。特に海外ではディスカッションの重要性は高い！と聞きながら、どこか自分には縁遠い話のように感じていました。でもこの日のクラスを経験し、「今後に活かしていくために出来ることは？」と考えた時に、「準備すれば良いんじゃない？」と思い至りました。幸いテーマが決めて頂けていることもあり、伝えたい言葉について調べるモチベーションを持てれば、たとえ１フレーズでも自分の言葉で想いを伝えられるかな、と感じました。この思いに至ったポイントは、「日本語であっても、クラスの中で自分が気になっていたことを質問できた経験」が出来たからだと思います。「参加できてる感」が少しだけあったのです。そしてこの経験を、プライベートにも活かしたいと思いました。以前のように友人と語り合うことが可能になった時には、今までと違ったテーマでも「あなたと語ってみたいことがあるの」とメモを取り出してみようかと思っています。
●今後に向けて
なぜ今、この「Black Lives Matter」が大切であるか、それを自分自身で考え、更には自分の身近な生活にも紐づけながらアウトプットする機会を持てたことに、今は感謝の気持ちでいっぱいです。今後も少しずつでも着実に、英会話のチカラを伸ばしていきたいと思います。