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ぴかぴか⭐️映画大賞*わたしが観た87本から選ぶ

2019年に観た87本の中から

ぴかぴか⭐️映画大賞を選んで紹介します



まずは

熱い熱い!アジアぴかぴか⭐️映画大賞

ノミネート作品は

「返還交渉人」

「金子文子と朴烈」

「洗骨」

「幸福路のチー」*アニメーション

「22年目の記憶」


熱い熱い!アジアぴかぴか⭐️映画大賞

金子文子と朴烈」(韓国)



アナーキスト、って

わたしは理解できないけど

関東大震災の頃の歴史的事実を知る良作


金子文子役の女優さんと朴烈役の俳優さんが

本当に素晴らしい!


日本人の俳優さんも出ています

韓国映画の熱さと俳優陣の熱演に押されて

この勢い、日本にはないナーと思ふ




次に

熱唱・音楽ぴかぴか⭐️映画大賞

ノミネート作品は

「アリー/スター誕生」

「ホイットニー」

「マイ・ジェネレーション」

「わたしはマリア・カラス」

「クィーン・ヒストリー」

「ハーツ・ビート・ラウド」

「ジョアン・ジルベルトを探して」

「ナニワ・サリバンショー〜感度サイコー!!!」

「COLD WAR あの歌、2つの心」

「ガリーボーイ」



熱唱・音楽ぴかぴか⭐️映画大賞

アリー/スター誕生」(USA)


わたしは洋楽に強くないので

レディ・ガガって言われても

名前しか知らんぐらいで

あの圧倒的な歌唱力にびっくり!でした


初めて大観衆の前での彼女の歌に

スターダムに乗ってぐんぐん上昇してゆく

あの勢いにときめきました!


得たものがある一方で失くす

あの皮肉さにも胸が痛くなった

スターもひとりの人間やというところが

しっかり描かれていたなぁ




セイシュンの痛みぴかぴか⭐️映画大賞

ノミネート作品

「西北西」

「ライ麦畑の反逆児」

「僕たちは希望という名の列車に乗った」

「荒野にて」

「愛がなんだ」

「宮本から君へ」


ティーン・エイジャーだけでなく

20代の若い人が好みそうなもの

若い俳優さんが出ているもの、で選んでいます


セイシュンの痛みぴかぴか⭐️映画大賞

僕たちは希望という名の列車に乗った」(ドイツ)


「セイシュンの痛み」には色々あるけど

自分自身がこれでいいのか?

大事な友達を裏切りたくない


大好きだった恋人

先が見えるような息苦しい現実

いろんな要素が詰め込まれた濃い映画

「僕たちは…」にしました


第二次世界大戦後の空気感が痛いほどリアル

重いだけじゃない

イキイキした若者らしさも各所にあって

胸が痛くなるような切なさやときめきも


未だにこうして

戦争の記憶を大事にするドイツ

わたしたちの国とは大違い…




最高!エンターテイメントぴかぴか⭐️映画大賞

ノミネート作品

「神と共に 第1章」

「神と共に 第2章」

「ONCE UPON A TIME IN HOLLYWOOD」

「マーウェン」


これは迷いましたが

最高!エンターテイメントぴかぴか⭐️映画大賞は

神と共に 第2章」(韓国)


1章ではなく、2章にしたのは

冥界の使者の過去が明らかになって

彼らが選ばれた訳が深くて丁寧に描かれているから


エンターテインメントなんだけど

それぞれが厚みのある人物として描かれ

最後まで引きつけるパワーに脱帽です


韓国映画の質の高さと迫力に

ぜひ触れて下さい




頑張れ!社会派ぴかぴか⭐️映画大賞

ノミネート作品

「返還交渉人」

「記者たち」

「新聞記者」

「i 新聞記者ドキュメント」

「華氏・119」

「存在のない子どもたち」


これまた、めっちゃ悩む…

時まさに

アメリカとイランが戦争寸前という事態


頑張れ!社会派ぴかぴか⭐️映画大賞

華氏・119」(USA)


アメリカが抱える闇を

勇気を持って描き続けるマイケル・ムーア監督


今回のイランとの戦争についても

Podcastで発信されていました


アメリカが良くなれば世界が良くなるはず

こんな映画が作られ世にでるだけでも

すごいことですが

わたしたちも知ろうとしないとね




踊って歌ってインド映画ぴかぴか⭐️映画大賞

ノミネート作品

「バジュランギおじさんと小さな迷子」

「あなたの名前を呼べたなら」

「パドマーワト」

「ガリーボーイ」


踊って歌ってインド映画ぴかぴか⭐️映画大賞

バジュランギおじさんと小さな迷子



ここも迷った^^;

だってどれも素晴らしかったもの


でも一番、この賞のネーミングにぴったりくる

映画はこれでした


1番人数が出ていて感動的なラストに

歌って踊ってしなかったのが

かえって良かったかも


バカ、がつくほど真っ正直な男と

宗教の壁を乗り越えようとするメッセージや

「人間の素晴らしさ」を信じる中身は

今に必要だと思いました


「あなたの名前を呼べたなら」は

カーストはこんなにも人を縛るもの

そして美しいサリーが印象的でした


「ガリーボーイ」は

わたしにラップの良さを教えてくれた作品


インド映画の魅力は

生命力みなぎる人間の姿かもしれへん

ボリウッド映画もアカデミーに呼んで欲しいなぁ




記憶に留める戦争ぴかぴか⭐️映画大賞

ノミネート作品は

「ナチス第三の男」

「小さな独裁者」

「ヒトラー VS ピカソ 奪われた名画のゆくえ」

「ガーンジー島の秘密の読書会」

「再会の夏」

「家へ帰ろう」


記憶に留める戦争ぴかぴか⭐️映画大賞

家へ帰ろう」(スペイン・アルゼンチン)



孫たちに囲まれた老人の腕には

数字が刻まれている


未だにあの忌々しい記憶に襲われて

苦しむ瞬間があっても

彼には裏切れない「約束」がある


今から過去へ

高齢の彼をたくさんの人が助けてくれる

主に女性から親切にされる

年老いてもチャーミングな彼が魅力的


リアルな「第三の男」や「小さな独裁者」も

優れた映画だけど

わたしはこの映画をイチオシする




世界よ女性を見くびるな ぴかぴか⭐️映画大賞

ノミネート作品

「母という名の女」

「立ち上がる女」

「女王陛下のお気に入り」

「ビリーブ 未来への大逆転」

「愛がなんだ」

「エリカ38」

「よこがお」


強烈な映画が出揃いましたが・・・

世界よ女性を見くびるな ぴかぴか⭐️映画大賞

立ち上がる女

(アイスランド・フランス・ウクライナ合作)


この映画大賞のネーミングを考えると

女性の行動力と優しさ、賢さ

受け入れる力、そして潔さ、大きな愛

すべてが表現されているのが、この映画


ウクライナの歌や楽隊が要所要所で

突然現れ歌い演奏するのが興味深くシュール


女性の美の考え方(主人公はどう見ても華奢ではないのに

”華奢な女性”として手配される)が

日本と全然違う感じもいい!


他のノミネート作品には

女性の怖さ(!)を感じたものも入っている

「母という女」「エリカ38」なんかがそう


女性が世界を動かせば

すべて上手くゆくのに、という意見に

やってみたらええのに!と思ふ


ノミネート作品の中身の多彩さから

いろんな意味で

女性は世界のキモなのだと思った




関係とはお互いでつくってゆくもの ぴかぴか⭐️映画大賞

ノミネート作品

「グリーンブック 」

「あん」

「少年と自転車」

「ショート・ターム12」

「2人のローマ教皇」



関係とはお互いでつくってゆくもの ぴかぴか⭐️映画大賞

グリーンブック

2人のローマ教皇


あらためて映画って

人と人を見つめるものなんやなぁと感じました

いい作品がいっぱいです


「グリーンブック 」は人種問題を真正面から

「2人の…」は

宗教の限界や世界のどうしようもなさを

それぞれ勇気を持って描いた点が素晴らしい


「話のわからんヒト」とだって

相手と話したり時を過ごせば

実は友達になれる


何もかも一致しなくても

自分は選ばないことだとしても

人と人は語り合うことができる


可能性を教えられる

決めつけないことを学ばされました



映像がホンマ綺麗やったわ ぴかぴか⭐️映画大賞

ノミネート作品

「ナチス 第三の男」

「ROMA」

「キング」


映像がホンマ綺麗やったわ ぴかぴか⭐️映画大賞

ROMA」(メキシコ・USA)



白黒なのに色を感じる

シャープな映像でびっくりしたことを覚えています


これがNetflixの作品を映画館で観た

初めてでした


「ナチス第三の男」は残虐な歴史ですが

街や建物、衣装や小道具などすべてが美しかった


「キング」は当時の文化や習慣などを

しっかり踏まえ特に衣装が素晴らしかった





いろんな切り口で

わたしの観た映画を振り返ってみました


「良かった」って、つい言ってしまうけど

何がどう良かったのか

どこに引っかかったのか

深掘りをしてこそ、より理解が深まりますね


この自分映画大賞企画で

1本の映画で4回楽しめました

(観ようと決める・観る・毎月の感想・この企画)


声に出すアウトプットを始めました


感想は短くぱっと書くだけですが

お喋りは何度も何度も話して練り上げるので

新たに発見することもあります


アウトプットするって

自分にとって必要だなぁと感じます


noteで「DJごっこ ネタばれ映画編」をしています


わたしのサイトでは観た映画をひと月ごとにまとめて
感想を書いています



自分がええなぁ、おもしろいなと思うもので人とつながり、楽しく働けたらなぁ。