ささやかやけど豊かなワタシの2024年夏旅♪
お盆が明けて、今日から日常モード
すっかりリフレッシュしたワタシは相変わらずの狂気的暑さの中
だくだくに汗をかきながらも、元気に働いて参りました
15、16と休みを取り、土日があって4連休
2泊3日で長野へ行って、とても満たされた時間を過ごせ
そやからこんなに元気なんやろナ
写真の戸隠神社の奥社への参道
ここを20年弱前?歩いて、めっちゃ良くて
また歩きたーーーい…で、思いついた旅
前は高速道路を250のバイクで長野に…数日滞在し
長野を拠点に行きたい場所へ行った…ような記憶
今は自分の足は持たず、公共交通機関利用
戸隠神社へは長野からバスで1時間ほど、と調べがついて
長野に泊まる、長野まで電車で…と考えて
京都から新幹線で名古屋へ
名古屋から特急に乗って長野へ
ホテルは駅から近いところで
エピソード1 今、だからこそ
新幹線に乗ってしまえば、わずか30分で名古屋へ
で、6千円近くかかる…
高速バスだと たしか2時間、費用は半額ぐらい?
でもね、この暑さ
乗り場や乗り換えなど考えると、荷物を持っての移動
もう想像するだけで疲れる💧
で、新幹線を選択
以前は夜行バスは選択肢やったけど
今は昼間の移動で乗ってる時間によるかな
体力・気力優先(笑)余分なエネルギーなどない(笑)
これが「今だからこそ」の1番
お盆だと 人は多い、割高な時期ではあるものの…
今のワタシは”カレンダー通りの休み”が基本
8月半ばは3連休がお盆になだれ込む
お休みが続く…
何処かへ行きたーい
思い立ったが吉日 Go Go
そういう自由がきくのもワタシの強み
ちょっと贅沢かなという気もしないではない
でも今のうちに行きたいところ、やりたい事、会える人には
行って、経験して、会わないと
いつまで元気でいられるか、旅に出られる心や懐、時間の余裕があるか
誰にもわからへん
そして「今だからこそ」得られるヨロコビや発見、驚き
あの時感じたモノとは違うはず
今、アンテナに引っかかるモノかて違うやろ
写真は、長野駅について(14時ごろだった?)
お腹ペコペコで、ようやくお昼を食べてホテルに入る前
産地直送農産物店を見つけて、買ったトマト
旅をしていると野菜不足になりがち
他にも、立派な桃がこんなお値段!?とびっくりして購入
朝はホテルで食べるけど
最近は3食きっちり食べるって事がない
夜はお昼にもよるけど軽めで十分
そんなワタシの「今」
エピソード2 戸隠神社を歩く歩く歩く(結構長い💧)
立派な杉の大木の参道(冒頭の写真)が
ずっと記憶の片隅にあって
8月は3連休があり、お盆がある…
どこか行きたいナー 暑いけど… 涼しいトコへ行ったらええにゃ
涼しいトコ…信州が1番に思い浮かぶ
戸隠神社は山の中
ひとりで行って泊まるとなると、ちょっとな
前、長野で泊まったん違ったっけ 長野から戸隠ってアクセスは?
・・・みたいな感じで旅を組み立てて行く
図書館で「長野・戸隠・小布施」のガイドブックを借りて
持って行ったけど斜め読み
着いたその足で戸隠行きのバスの時間や乗り場や料金などを調べる
翌朝、戸隠行きのバスを待ちに結構な人の列
バス会社は立派で臨時で同じ時刻発のバスをもう1台出してくれて
2台目に乗ったら古いけど空いていて快適
ワタシは奥社入口(車はここまでしか入れない)まで乗らず
宝光社で降りて歩いて奥社まで行くコースを選ぶ
写真はドキドキの宝光社への石段…苔むしていていい感じ
簡素で素朴な山の中の神社…
参拝して”神道”と書いてある道を歩く
テクテク歩いて火之御子社へ…ここも簡素で静かな佇まい
熊避けの鐘を見つける度に鳴らして歩く
そういう場所だという自覚と緊張感を持つ
北海道の知床、熊が生息する国立公園内を歩いた時
ペットボトルの水以外、飴やガムから食べ物すべて
最初のレクチャーで施設に預けて行く、という経験をした
紙に包んでいてもジップロックに入っていても
野生動物の嗅覚は半端なく、人間が食べるものが美味しいこと
彼らはよく知ってるだけに襲われる危険大
お茶が入ったマイボトル以外、おやつも何も持っていない
もし遭遇した時は…などと思い出しながら歩く
ここから中社までがまずまずあって
ワタシは車道を通らず、ずっと神道(かんみち)を歩く
この戸隠神社エリアは変に観光地化されてなくて
素朴で簡素で良いのダ
自家用車で来れるところなので
皆さん、軽装 観光気分満々で肌を露出させてたり
スリッパやサンダル、ワンピースなどが多い
まだ、それもなんとかなるレベル
ワタシは…と言えば
アウトドアシューズ に涼しい素材のシャツ、コットンのアームカバー
コットンパンツ、ツバのある帽子にリュック
中社まででもまずまず歩いた感
リュックを背負った背中は汗びっしょり
中社の横に小さな滝が
そばに行くだけで涼しくて音と天然ミストにうっとり・・・
リュックを下ろしてしばらく寛ぐ
(マップを見てね)
奥社入口までが結構あって
たまにしか人に会わない道をテクテク歩く歩く歩く
入り口まで来たら結構な人がいて
ソフトクリームの看板・・・
よし、休憩だ
ここで糖分補給しておいて良かった〜と後々何度も思う
だって、ホンマにワタシのリュックに何もなく、お店もないから
戸隠やし美味しいお蕎麦が食べられるかな、ぐらいの気分が
「何かお昼に食べられるんやろか」に変わって行く
そのくらい”山の中”でした
奥社入り口からがまた延々道が続く
京都の下鴨神社の参道をもっと自然に近くした感じ、かな
そして立派な杉木立の参道前の龍神門に
この草屋根って言うのかな 昨日今日できたもん違う
厳しい自然と一体化したような堂々たる佇まい
「おぉー」「すごい」と声に出てしまう感じ
もう一度歩きたかった杉木立の道がここから奥社まで続く
奥社や九頭竜神社の写真も撮ったけど
ま、どこかで見られると思うので載せんとこ
戸隠神社は奥に行けば行くほど簡素になります
奥社の手水舎の水が冷たくて
このぐらい深い山の中やし、と飲みました
美味しかったなぁ・・・
御朱印やお守りを売るところがあって長蛇の列
そういうのに興味がないワタシは
前に来た時、数人しか人がいなくて、あのあたりに座って
足をぶらぶらしてたんちごたっけ?と少し休憩
(ゆっくりするようなスペースがない、そこにプラスして人が多い)
この時点でかなりくたびれていて
奥社入り口まで行ったらバスが通っているはずやから
バスを利用するなり鏡池に行くとか、お昼を食べるなりしよう
と、心算
戸隠古道の道案内がある方へ行ってみると
ワンピース姿の女性がぱっと後ろを振り向き
「ここを歩かれますか?」と
熊注意と書かれていて
かなり山深いところでもあるので
一人で歩くのは怖いから、こっちへ行くなら一緒に、と
鏡池まで歩いて50分やったかな?
もうそんなに歩けない感じだったので、バスに乗りますと別れたんやけど
(自分の希望と都合ばかりで、ワタシの話を聞いてない感じの人やった)
バスに合わせて動いてはいなくて(時間に縛られるのは、どうも)
自分のペースで歩いて、出会うものを堪能して
奥社入口まで来たら、バスは1時間後
お昼を食べられそうなところもない
森林植物園へ行く戸隠古道を歩いていると
お年を召した女性お二人が看板を前に困っておられ
この道が正しいかと聞いて来られた
行き先が一緒でお二人としばらくご一緒する
野の花に詳しくてガールスカウト関係の方だとか
ひとり旅でも、こうして偶然出会った人と話したり挨拶を交わしたり
こういう何でもない会話や笑顔が旅の嬉しさ・楽しさ
家族で来ていた幼い女の子が
トンボを捕まえて見せてくれたことも
結局、バスは時間的になくて
鏡池まで40分という道を歩く羽目になる
しかも何の面白味もない車道沿い・・・
確か鏡池には食事ができるところがあった記憶
大量の汗をかき、虫がとにかくたくさん寄ってくる
(人間の汗や息は虫にとっては甘いらしい)
虫除けを持参したのにリュックに入れ忘れ
顔の周り、タオルを振りながら歩く
1匹2匹の虫じゃないから
限界…という状態で鏡池に着いた!
車でも、ここまで足を伸ばす人は少なく
静かで神秘的なムード
猛烈に疲れたワタシはヨロヨロとカフェへ
ようやくお昼にありつくのであった・・・
テーブル席で靴まで脱いでくつろぎ(笑)
コーヒーを飲んでゆっくりしたら、ジャジャジャーン 復活
鏡池周りを歩きかけたら途中で道がなくなってた
前に来た時、ここに来たはずやけど
こんなんやったっけ?
まぁ、記憶も頼りないけど
この日、ワタシは2万4千93歩、歩いた
エピソード3 善光寺
3日目の朝、チェックアウトまでに善光寺まで歩く
駅前から道案内があちこちに
朝とは言え、日差しが強く
ホテルで晴雨兼用の折り畳み傘がリーズナブルで販売されていて
日傘をさして歩く…「暑い💦」
と、言っても長野での最高気温は33度ぐらい
そして湿気がないから
関西のようなムッとした”ぐったり”するような暑さちゃうねんなー
善光寺前には宿坊があり、こういうところに泊まって
朝のお勤めに参加したりお数珠を頂いたり
(住職が数珠を頭に触れ功徳を授けて下さる)してもええなー
涼しいうちに…とお参りする人も結構多い
お線香を上げ、煙を身体に…清めるって事?
堂々たる本堂に入ってゆく
戒壇めぐりはオープンしてたのでチケットを買って
ピカピカに磨き上げられた木の床を歩き地下へ入ってゆく
真っ暗な廊下を壁を伝って歩く…瞑想のような行のような
感覚だけになる瞬間
目が見えない体験でもあるの
これ、前来た時もやったけど
人が多くてこんなに静かな気持ちでできなかったような…
座禅会の案内があり、参加したく思ったけど
残念、その日じゃなく、ワタシもそうゆっくりしてられず…
お寺カフェも見かけたけど
さぁ、ホテルへ戻って帰る準備だ!
片道20分ほどかな それだけ歩けば汗びっしょり
シャワーを浴びて帰りの電車までの3時間どうする?
と、作戦を立てる
エピソード4 ラスト3時間
午後からの特急に乗る(名古屋からの新幹線に間に合うように)
長野市内に興味を引かれるところはなくて
小布施のミュージアム巡りと栗のスイーツでも食する?
小布施まで片道30分やから、現地で2時間かぁ・・・
と思うと慌ただしい気がして
暑いしなぁ、昨日たっぷり歩いたしなぁ、うーん
・・・そや!映画ってどうやろ
早速検索してみると・・・
長野相生座・ロキシーという昭和感溢るるええ感じの映画館
しかもワタシの好きな小劇場ものの映画を上映してる
時間的にもばっちりので観たいと思える映画もあった
スタッフは年の締まった女性ばかりで対応も気持ち良く
シートは座り心地良く
大事な映画はなんと韓国映画で宇宙モノ!
しかもワタシの好きなソル・ギョングが出てた
ハリウッドの宇宙モノしか知らなかったから
韓国なりの宇宙モノは新鮮でエキサイティング
長野にいながら宇宙まで行ったやん
どうでも良いけど、気になった事
ホンマにびっくりしたんやけど
名古屋から長野へ行く特急に乗った時
通路をこちらへ歩いてきた女性が、仕事の顧客やったの!
後ろを夫さんが荷物を押しながら来て
「え!?なんでここで?」
京都市内の仕事場で
そのご夫婦はたまに出会い挨拶する程度のご縁
しばらくお会いしてなかった
結局、その特急は地震?の影響で10両の予定が8両で来て
本来は自由席の車両が指定席になっていて…
大混乱で向こうは気づいておられなかった
世間って狭い 偶然とは恐ろしい
・・・で終わるはずが
帰り、名古屋駅で新幹線を待っていたら
またそのご夫婦がゴロゴロと荷物を押して登場
ワタシの目の前を…気づかず通り過ぎて行かれたのやけど
行きしなに出会った事を思い出し
これは偶然じゃなくて、何かあるとしか思えなかった
・・・旅から帰ってきて1週間過ぎた
特にこのご夫婦と何もない
何やったんやろう???
旅先のお買い物
旅先でスーパーに入ったり駅構内のお土産屋さんや飲食店
珍しくて見て歩くのって楽しいですね
以前、海外を旅した時に
気になったものを買わへんかったら、すごく後悔したのね
出会いはすべて一期一会
またそこに来れたとしても
同じものや人や場所に出会えるとは限らない
また来れるかも、わからない
そやから「欲しい」「食べてみたい」と思ったら
自分が買える範囲の物なら迷わず買うようにしています
という訳で、お土産は
今年は当たり年、豊作だという桃3種
左からワッサー、クッション付きが”まどか”、右前が黄金桃
”まどか”は差し上げたい人がいて、あとは自分用
旅の初日に確か”川中島白凰”(記憶曖昧💧)が美味しそうで
買って食べたのやけど実がしっかりと硬くて甘くて瑞々しくて
(もうちょっと柔らかくなってから食べたいぐらいやったの)
その美味しさとリーズナブルさに感動✨
カバンに入るか、傷をつけずに持ち帰れるかという理性はぶっ飛び
こんなに買ってしまった(なんとかなった)
あと、”アイコ”という種類のミニトマト
皮の歯切れが良くてジューシーで長細いの
これも普段買うものより日持ちも良くしわしわにならへんかった
桃の後ろの猫の目みたいな柄のお豆さん”ひたし豆”
ご飯を圧力鍋で炊くのやけど”ひたし豆ごはん”にしてみよう
そば茶は涼しくなってきたらお急須で淹れよう
旅の段取り
ひとり旅の時はビジネスホテル が気楽
今回の新幹線、特急、ホテルは7月半ばぐらいに探して予約できました
お盆の時期だからどんな混雑かと思いましたが
予約さえしていたらなんとかなるもの
特急は行きも帰りも自由席でしたが、のんびり座れた
(時間を混雑しそうなところを外す)
交通費がかかったけど、トータルで「こんなもんか」と
これまでツアーを利用する事が多かったけど
断然、個人旅行がおもしろい
切符を予約するの、ネットでやったけど
結局自分が間違っていて帰りに「あれ?」となった
会員になるところからのスタートやから、疲れてきて間違えたり
慣れてなくて、よくわからなかったのね
それでも無駄に支払ってたものが返ってくるよう
疲れてたけど”みどりの窓口”に並んだわよ
みどりの窓口で並んだ時のこと
暑い時って、まともな思考ができひんのはワタシだけ?(笑)
帰りの列車に乗ろうと改札に切符を入れると止められた
乗車券と特急券がないとあかんのに乗車券2枚…
いろんな事がぐるぐるして、しばらく落ち着いてモノを考えられへんのね
長野のみどりの窓口は空いていて
すぐに対応してもらい名古屋駅でこれをして、京都に戻ったらこうです
と教えてもらって…(お世話になりました★)
結局、特急に乗ってる間にいろいろ調べて
この間違いはどこに原因があるのか…ハイ ワタシでした
名古屋での手続きが不要だとわかり、やっと京都に帰って
3周ぐらい人が並んで待ってる列に💧
(その日か次の日までに手続きしないと無効やったの)
なかなか動きがなく、諦めたり他所へ行く人も2、3組いて
ワタシの後ろに”おばさん”(こんな呼び方は失礼、でもこの方はぴったり)
ワタシの手元のチケットを不躾にじろじろ見たり
後ろにピッタリくっつくくらいの距離で立ち
そのうち4箇所の窓口の流れやスタッフ、お客さんをまるで監視
口に出して「遅い」連れに「2番遅くない?おかしい」と
何やら遠隔プレッシャーを掛けてる
そのうち荷物もあってジグザグに並んでいたワタシの前の女性の後ろに
ぴったりくっついて、列が動くとワタシの前に行こうとしたので
「ワタシが先です」とキッパリ(こんな人に巻き込まれない)
「え?そうなんですか」←白々しい…
わざと抜かしたのが丸わかり
ワタシみたいな切符の間違いもあれば
先の予約や複雑に乗り継ぐ人、外国の人など皆さん事情は様々
事情がわからないのに「遅い」と決めつけるのは いかがなものか
それでいて小狡い・・・
スタッフの人がこんなに人が待っていて
なかなか片付かない中、キレる事なく丁寧に対応してはる
30分は待ったかな 不思議と静かな気持ちで待てたのでした
いやーーー、あれから1週間以上経ち
まとまりなさ過ぎる(笑)旅のあれこれ
桃が柔らかくなってきて、毎日食しております
ワッサーはプラムみたいなヤツ(と、食べて思った)
黄金桃は…あぁ…(うっとり)柔らかいけどしっかりしていて
じゅるじゅると…あぁ
さぁ!次はいつ?どこへ行こうか?