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#3 3000年の時を超えて石と出会う

今から7年以上前のことです

すごく素敵な魔女に出会いました

美しくて聡明な魔女は
それはそれは素敵なお店の店主で
わたしに
フラワーレメディーという植物由来のメディスンのこと
ペンデュラムで自分に必要なものを選ぶことができること
クリスタルのこと
暮らしを丁寧にすること
世界中の不思議なこと…etc

たくさんの叡智を授けてくれました

ある日
魔女は私の顔を見ると
お店の裏から不思議なビーズが入った
箱を持って来ました

「これはねエッチドカーネリアンという名前の古代ビーズなの
 3,000年以上前のメソポタミア文明の頃に作られたものよ
 わたしの宝物なの。」

そう話してくれました。

エッチドカーネリアンは
カーネリアン(紅玉髄)にアルカリ性の溶液で
人為的に模様付けをしたビーズです

そんな昔から石が装飾品として存在していたことに私はびっくりしました。
そしてそんな希少価値があるものが、目の前にあることにも驚いていました

遺跡から出土したなんて
昔の人の怨念が残ったりしていないのかな?

と 少し怖くもなりました。

でも 触らせてもらった時
そんな怖さはなくなってしまいました

暖かい太陽みたいな色に
すごく惹かれたのを覚えています

いくつかの石を
ダウジング(相性の確認)してもらい
私は魔女から
カーネリアンの三角のビーズを
一つ買い求めました。そしてその場でペンダントヘッドを作ってもらいました

その日からこの石は私の仕事場での御守りになりました
どんな辛い時もカーネリアンは私と共にいてくれました

いつも私を優しく暖め
力付け 魔を祓い
やる気を出すのを手伝ってくれました

「依存している」

もしかしたら毎日
このネックレスをつけていた私は
石に依存していたのかも知れません

でも今は 何かの力を借りて
人生という荒波を泳ぎ切る事も
私には必要だったなと感じます

石は無条件で
私たちを愛し癒してくれます

それを感謝して受け取るのか
依存として分離してしまうのか
それは私たち次第なのかも知れません


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