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居心地【Wands 4】

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?

出張鑑定で、個人宅や会社に伺うこともあります。
ご自宅や会社の入っているオフィスビルの土地建物の鑑定も行います。

毎回伺うとしても、必ずしも毎回その『場所』が安定しているわけではありません。
その原因が、そもそもの土地の因縁なのか?
扱っている案件によるものなのか?
社員や家族の状態の影響なのか?
全てその都度変わります。

どんなに綺麗でも居心地の悪い時や、
どんなに散らかっていても居心地の良い時などがあります。
なので、『この場所はすごくいい』『この場所はよろしくない』と言い切ることは到底出来ないのです。

そんな中、とても『居心地の良い時』というものがあります。
Mahouなりに考えます。どんな時に『居心地が良い』と感じるのか?と。

【Wands 4 安定安心】

やはり「余裕がある時」と言えると思います。
伺った会社やお宅の雰囲気が、穏やかであること。
これが、玄関に入って第一歩で感じる空気感です。

受験生がいたり、締め切りの前だったり、大きなイベントの前だったり、
家族に体調不良がいたり、、、
「心配事」があると、途端に雰囲気に影響されているようです。

詳しくその理由を知る前から、玄関は言って第一歩で『空気感』が伝わります。
粒子だか?量子だか?わかりませんが、どうやらそう言った影響はあるのだろうと
肌感覚で実感します。

悩み事の多くは、「未来的」であったりします。
こうなったらどうしよう?という「今なう」の現状ではなくて、将来の心配が
私たちの心を暗闇にひきずりこむようです。

現状は何も変わっていないのに?です。

もちろん、「備えあれば憂いなし」ですから
ある程度の心の準備は「リスクマネジメント」として必要でしょうけど
それ以上の大きな心配事は、無駄というよりも、余計時に自分を苦しめてしまっているのかもしれません。

一緒にいる人がご機嫌な人を選びましょう。
どんなことでも「楽しめる」自分を育てましょう。

楽しむことは、楽をすることではないようです。
やらないよりは、やった方がいい。
本を読まないよりは、読んだ方がいい。
食べないよりは、食べた方がいい。

毎年、この時期になると、美味しいとうもろこしを送ってくれる顧問先があるんです。
とても美味しいので、毎年実家の母に食べさせていたのですが、今年から自分で食べることになりました。

美味しいのは知っています。
知っているということは、食べたことがあるのでしょう。
すでにこの表現が怪しさ満載ですが、今年、しっかり認識をしていただいたんですね。

とても美味しい。
あっという間に自分1人で食べ切ってしまいました。

おいしくて美味しくて。。。
でもだからこそ、複雑な気持ちになったんですね。

『こんなに美味しいものを、私はほぼ食べずに母に食べさせていたのか。』
これは前向きな言葉ではなく、かわいそうな自分を表現している言葉です。
そんな感情が湧き上がりました。

実母が食べさせてくれなかったのではなく、自分が食べなかったのです。
一生懸命生きている自分を表現したかったのか?
母に全部あげている偉い自分を表現したかったのか?
かわいそうな自分を表現したくて、食べなかったのかもしれません。

美味しいとうもろこしを食べながら、自分の浅はかさにガックリします。

『食べろよ!』ただその一言を自分に言い放ちました。

10年前に「これから毎日充実した日々にする」と自分を決めました。
良いこともそうでないことも、毎日充実していました。

今日から「これから毎日楽しんだ日々にする」と自分に決めます。

居心地の良い場所は、私たち人間が放っている波動なのだと思います。

タロットMahou


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