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辛辣な言葉③

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?

辛辣な言葉をSNSで発信し続けてしまうお二人のエピソードの続きです。

そんなお二人の悩みは「自分は間違っていないのに、人が離れていく」なんです。
他人から見れば『そりゃそうでしょうよ』と簡単にいうことができると思いますが

当人は至って真面目に悩んでいるんです。
だからやんわりと『公の場で(みんなが見えるコメント欄で)意見を述べるのではなくて、直接ダイレクトメッセージの方がいいよ』と伝えても

それは「イヤ」なんですね。

では、ここに着眼しましょう。
何故『イヤ』なのか?

彼女たちは言います。
「間違った情報が、垂れ流しになったままだと、それを見た人が誤解をして
この業界の知識レベルがさらに下降する。」

まず、この言葉を言います。いわゆる彼女たちの心の支え『大義名分』です。

そこでMahouは思うわけです。
彼女たちの存在は、その立場を担っているのかどうか?

各業界で活躍している彼女たちではありますが、
正直そこまでの「立場」をお持ちではありません。

もちろん、新しい考え、若い人材を育てなければ、どんな業界でもいずれ衰退していきます。
だからこそ、新進気鋭の意見には耳を傾ける必要があるのです。

とはいえ、
とはいえ、、です。

「ある程度」の礼儀を保てないその人格に、大衆の耳が傾かられるかどうか?

大義名分の「正義」を正しく遂行するために『自分の都合の良い言葉』で
それができると思い込みはないのか?

何故自分の言葉が、そのまま周囲に理解してもらえると「思い込んで」いるのか?

どんなに正しい物事を言っていても、世間に潰されてしまう人達に共通すること
です。
この目に見えない塩梅が、非常に難しいのです。

と、書き連ねてみましたが、これもまた『言い過ぎの範囲』です。
実際はそんな大層な事ではないのです。

ただただ同じ業界の人に
「そこまでこの業界を考えてくれているなんて、すごい、さすが!」
「いろいろ勉強していて尊敬する」
「あなたはみんなが知らないところで一生懸命活動していて偉い」と、
言って欲しいだけなんだろうなぁ、そして、仲良くしたいだけなんだろうなぁ
と、個人的には思います。

だって、同じように自分の専門業界のために動いている人は
何十人何百人といるのですから。

ただそれを『売り出す』のが上手な人と
『目の前のこと』をコツコツやり続けることで
『業界の全体レベルを引き上げよう』とする人と、
いろいろな表現方法があるということなだけなのです。

どちらが正しい、のではなく、それぞれのやり方が「正しい」のです。

だから「人に意見」を言う行為は、
もちろんそれ自体も正しいと言えることはできますが
忘れてならないのは『それを読む人が不快になる』と言うことです。

その不快さが、回り回って自分の評価を下げていると言う『世の中の摂理』を
肌感覚で理解した方が良いのかもしれません。

頭脳で理解しようとすると、認知の歪みでどうしても「自分の正義」によって
自分自身が自分をわからなくさせてしまうものですから。

エピソード2人は、ただみんなと仲良くなりたかっただけ。
そして、ちょっと人の上に立ちたかっただけ。

悩み事の本質的な世界を最後にお話ししていきましょう。
続きます。

タロットMahou


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