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脳内のゆがみ①

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?

【50代 バツイチ 女性 子ども成人済み】

深夜にMahouのメール通知音が鳴りました。
長年のお付き合いのお客様からのメールでした。

予約受付ではなく、日々のポエム、、、とでも言うのでしょうか?
心を安定させるために、メールを一方的に送ること自体は常連のお客様はOKと
しております。
その代わり、返信はする時と、しない時があります。
基本的に返信を期待される場合は、「メール鑑定」となりますからね。
その線引きはしっかり取っています。

さて、メールの内容はこんな感じ(脚色してあります)

「彼が、髪飾りを買ってくれると言っているのに、一向に買ってくれない。」
あるあるなエピソードです。

彼女は、彼との2人で過ごす時間の「ため」に、色々と不満があれども「我慢」をしています。
それはタロットのアドバイスでもあります。

彼女の文章は、続きます。
「買ってくれると言っているのに、買うつもりがないのなら、口先だけの男なら
次回は会わないようにしようと思う。」

感極まって(怒りの気持ちのやりどころがなくて)
Mahouにメールをしているのも、重々承知しておりますが、
このケースに限っては返信をしました。

『気持ちはわかるけど、会わないと言う決断をしてはいけない』

彼女は髪飾りがどうしても欲しいわけではないのです。
髪飾りくらい自分で買えます。

「彼」が「自分のため」に「わざわざ」髪飾りを選んで買って来てくれる、と言う「行為」が「愛情表現の一つ」だろうと、思っているのです。

ここで間違っていけない認識は「彼自身」が「愛情表現の一つ」として
「髪飾りを買うこと」を選んでいるのではなく

「彼女」が「自分が好きな人」に髪飾りを買ってもらうことで、
「自分が愛されている」と確信を持ちたい、ことなのです。

こうやって、文章を細分化すると、違いがわかりますよね?
彼女が悲しんでいるのは、「自分の思うように彼が行動をしてくれない」ことなのです。
でも、それって、本当の彼の気持ちではないですよね。

彼女だって、本当は「愛しているよ」「好きだよ」と言ってくれさえすれば
それで十分なのに、それを言ってくれないから、せめて髪飾りを買って欲しい、と譲歩しているのに、それすらしてくれない。。。。とこじれに拗れています。

毎回Mahouは枕詞にいいます。
『あなたの気持ちはとてもわかる、、、けど。。。』です。

彼女の脳内は、瞬間瞬間に話の軸を切り替えてしまって、
本人もその事実に気がつきません。
まずみなさん、彼女の年齢を確認しましょう。50オーバーで子育てが終了している、列記とした大人です。

女性特有の感情があるのは認めます。わかります。
でも、その割には感情的過ぎる。幼過ぎる。

もちろん「髪飾りすらも買えない男なんでいらない!嘘つきは嫌い!」と
言い切って、次に行ける凛とした女性なら、「もう会わない」と宣言するなら
大きな声援を送りますが、今までに何度同じことを言ってきたか。

もう会わない、やっぱり彼が好き、彼以外の人と会ってもときめかない。
この繰り返し。

それは、「髪飾りを買ってくれない彼が悪い」と短絡的な言葉ではなく
「彼はそう言う人だ」と認識するしかない状況だと思うのです。

だって、まだ結婚しているわけでもなく、肉体関係はあれども、
彼は「籍は入れない」と明言しているからです。
「君のことは好きだけれど、籍を入れるつもりが無いから、
もう会うのをやめよう」と言われたのが1年前。

それでも諦めきれずに、タロットのアドバイスを受けながら、
ようやく連絡が再開し、会えるようになったのです。
それ自体がミラクルだとMahouは思っていますが、彼女の希望はもっと高くなってしまっています。

慎重に2人の関係性を築きたいと作戦を練るタロットと
わかっているのに、ある一瞬だけ全てを忘れて感情的に発言をしてしまう彼女がいます。

続きます。

タロットMahou


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