POOLO参加

POOLO第3期に参加します。
よろしくお願いします。

私はエンジニア暦20年以上、対象年齢をはるかに超えた三宅裕子と申します。
他の3期の皆さんよりずっと年上。
新しいことを始める気力と柔軟性、希望がある年齢はとうに過ぎ、
どちらかというと後進を育てる年齢のはずが、POOLOに参加させてもらうのは迷いもありました。
年代が異なるというのは、バックグラウンドや感性の土台が随分異なるということで
多分妙な思考癖も深く根付いています。
やりたいことではなく、責任感だけで頑張る思考。
その思考による行動は、ある程度の達成には導いてくれるものの、やりたいことではない場合どこまで頑張っても何も積み上がっていかない。
それがわかってもなかなか切り替えられない。
そのジレンマの中にいる自分としては、思い切ってどんどん行動できている若い世代の皆さんが眩しくも羨ましいのですが、
気後れして鬱々と悩んでいても無為に時間が過ぎていくだけです。
今からでも自分として最大限面白く、思い切り自分を生ききり、自己満足で構わないので毎日に納得感を持って、
素敵と思える人の力になれる仕事ができるようになることを目指したい。そう思って参加することにしました。

 POOLOで何がやりたいか。明確に言葉にできるほどまとまった考えがあるわけではありませんが、
過去にやりたくて出来なかったことを一つでも実行に移せればと思います。
医者になって難民キャンプや被災地での医療活動ができる人になりたかった(これが長年の最大の夢でしたが年齢的に諦めないとです)。
トルコで知り合ったシリア難民の皆とオンラインの仕事を立ち上げたかった。
日本の道徳を翻訳したいと言っていたシリア人の彼への文献提供をしていきたかった。
パキスタンの貧困の村、とても低い賃金でサッカーボールを作っている彼らに仕事を作り出したかった。
ラダックに暮らし、チベット仏教のお堂を巡り、堂守の村人を記録したかった。
パキスタンやラダックの山岳民族の素晴らしい人々と共に生き、生活、文化を記録し紹介したかった。
日本を隅々まで歩いて、市井の人々の美しい生活や文化の記録を紹介したかった。
ジョージア、ベネスエラ、イランのガイドさんと交流を続けたかった。
キルギスタンの博物館を現地学芸さんと協力してもっと拡張したかった。
オンライン博物館を立ち上げ、対馬のお母さんの昔の美しい着物を世界中の人に見てもらいたかった。
ラトビアのミトン文化、ウール製品を取引して、多くの人に素敵なものを手にとってもらいたかった。
後悔ばかりで何もできてこなくなったような気持ちになっていましたが、書き出してみると、出来なかったと思っていることは思ったよりも少なく、今からでも出来そうなこともあるようです。
とことん決断力が劣るので、様々な機会をいかせていませんが、今まで本当に素敵な人との出会い、素晴らしい経験をさせてもらっていると思います。
今からは、そういういただき物を生かしていきたいし、お返ししていきたいと思っています。
そのためにも、決断、フットワークの良い思考とコミュニケーション、連絡、相談、行動が実践できるようになれればと思います。

 旅行は比較的たくさんしてきました。
印象深いのは、ヒマラヤの麓の透明な自然と人々の優しさ、ギアナ高地の手つかずの大自然、
シムシャールの大自然と人々の強い生き方、パタゴニアの大自然、イスラム圏やバルト三国の文化、
イランやアルメニアの遺跡、古代文明、タクラマカン砂漠の遺跡など。他にもたくさんたくさんあります。
大自然も人々の生活も愛おしい。
素晴らしいものが素晴らしいものとして残されていくような、守られていくような、
そういう流れを支えていく一つとなれるよう、仲間と出会い、歩き方を身につけられたらと思います。
よろしくお願いします。

POOLO

#POOLO3期

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