12話を見てある仮説が思いつきました。スレッタにまつわる仮説、ガンドフォーマットにまつわる仮説。

スレッタ・マーキュリーは逆コナン説


12話の内容からスレッタの事を狂人扱いや、洗脳されてると言う風に考える方も多いと思います。
ですが、私は別の説を推したい。
それは、スレッタ・マーキュリーは逆コナン説です。
名探偵コナンは「姿は子供、中身は大人」
ですが、
スレッタはその逆で「姿は大人、中身は子供」なのではないかと考えました。
そう思って1話から12話までを見てみると腑に落ちる描写が多々ありますし、12話の最後で豹変したのではなく、1話から一貫してスレッタの中身は変わってないのだと言う事がわかります。
お尻を叩いたり(お尻ぺんぺん)
「お母さんから教わらなかったんですか。」という発言
母の言う事に従順。
何かあるとすぐに母に連絡。
4話での思い通りにならないとギャン泣き。
ハエ叩き
等々
非常に幼児性が強いキャラクターに描かれている様に思います。

『ガンドフォーマットは子供に無害説』


そこから私はある仮説を立ててみました。
それは『ガンドフォーマットは子供に無害説』です。
プロローグでエルノラが越えられなかったレイヤー33をエリクトはあっさりとクリアしてガンビットを自由自在に操りました。
パーメットリンクとは言ってしまえば膨大な情報量をパイロットとMS間でやり取りをしていると言う事。
この情報量が増えていく事をパーメットスコアの数字の大きさで表現しているものと思われます。
なので、私が思うに、パーメットの膨大な情報量を扱う為に必要な脳のネットワークがまだ未発達な子供の方が構築されやすいのでは無いかと思われます。
脳の伝達回路であるシナプスが大人ではもうパーメットに対応する様に変化できないから負荷がかかるのではないかと思います。
実際、フォルドの夜明けでもガンダムに乗せているのはノレアとソフィという子供でした。
ただ、それでもあれぐらいの年齢まで成長してると負荷がキツイ様ですが…。
つまりスレッタが何の負荷も感じずにガンダムに乗れるのは、幼児の段階で高スコアのパーメットリンクに成功し、脳にパーメットリンク用の回路が形成されているからでは無いかと推論しました。
おそらくガンダムのAIにシンギュラリティが起こり、自我を獲得し、その自我を認めコミュニケーションをとれる無垢な心が必要なのでしょう。
その過程でエリクト(スレッタ)は精神が幼児のまま止まってしまったのか、エルノラ(プロスペラ)が意図的に精神を成長させなかったはわかりませんが、ずっと心は幼児のままで育って行ったのでしょう。
スレッタのキャラクター造形を見ても、あの子供っぽい言動やリアクションが無ければ充分に25歳に見えます。
以上の事から私は
『スレッタ・マーキュリーは逆コナン』
『ガンドフォーマットは子供に無害』
と考えました。

追記

と、ここまで書いたところで、矛盾に気づきました。
そう言えば、エランも何の負荷も無くエアリアルに乗っていた事を思い出しました。
もしかしたらあれがミスリードの可能性(エアリアルが意図的にエランとリンクを繋がなかった)もあるかもしれませんが、そこまで勘ぐるとキリがないので『ガンドフォーマットは子供に無害説』は、一旦保留とします。
(ただ、『ゆりかごの星』でエアリアルに自我がある様に描かれている事から、意図的にエランと繋がらなかったという事はありそうな気がします。)

となると、エアリアルに何らかの負荷軽減装置が付いてると言う事になります。
それで重要なのが、12話のソフィがパーメットスコア4を発動した時の描写です。
ここで、ルブリス・ウルが何か武器では無いものを展開してました。
おそらくあればパーメットの軽減装置だとすると、エアリアルにもそう言ったたぐいのものが装備されていてもおかしくありません。

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