ノーミス野良カンストを狙うの、そろそろやめませんか?

最近の野良サーモンランにおいて、少し気になった事を。



配信画面に「自分が映る」ということ

まず最初に誤解の無いように言っておくと、私は実況プレイを観るのが好きだ。
自分の好きなゲームをやっている、気に入った配信者のYoutubeはよくチェックしているし
コメントをしたり、スーパーチャットを投げる事もある。
サーモンランでもそれは同じで、上手い人のプレイは見ていてとても参考になるし
バッジ狙いなど、目標に向けて頑張っている実況者はつい応援したくなる。

ただし、これは誰しもがそうという訳ではなく
中には「配信者の画面に映りたくない」という人もいる。
どうしても不特定多数の人に自分のプレイが見られているとなると緊張してしまうし
それが視聴者の多い人気配信者ならなおさらである。

非常に稀なケースではあると思いたいが、バイトが失敗した時に配信上で自分のせいにされ
とても傷付いた、という人の意見も目にした事がある。

配信行為そのものについては、公式が半ば認めていると言ってもいいと思えるが
ストリーマーの方々には、今一度自分の配信が
マッチングした相手に不利益をもたらす内容になっていないかどうか、見つめ直してもらいたいと思う。



加熱する「ノーミス野良カンスト」狙い

サーモンランの配信界隈でここ数ヶ月盛り上がってるのは「ノーミス野良カンスト」である
これはシフト開始から一度もバイトを失敗せずにでんせつ999まで走り切るというレギュレーションで
実力はもちろん必要であるが、運にも大きく左右されるのは間違いないだろう。

友達4人のフルパで行う企画としてはノーミス狙いは面白いとは思うのだが
楽な夜WAVEの登場回数、昼WAVEの湧き、ヒカリバエなど
ただでさえ不安定なところに野良という要素が加わる事で、完走するのは大変難しいものとなっている。

私の観測している範囲だけでも、野良ノーミス狙いの配信をしている人は片手じゃ足りないくらい居る。
しかし正直、たとえ好きな配信者であっても個人的にはそういう時にマッチングしたいとは思わない。

自分自身、サーモンランをやってきて実力にそれなりの自信が付いてきて
そこに腕利きの配信者が味方に来てくれるなら、そうそう失敗する事はないと自負しているが
それでも多少は緊張して動きが固くなるし、何よりミスした時の責任感に耐えられないからだ。

知っている配信者を見かけたら、必ず少し時間をずらして次のバイトに行くようにしている。
観る分には楽しいのだが、観られる側になるとリスクが大きく感じてしまう。

ノーミスを狙う人達の多くは、皆それ相応の実力を持っている。
そこに至るまで多くの研鑽を重ねて来たであろう、その人の強さは配信を観ればすぐにわかる。
いちいちノーミスで証明するまでもなく、どんなシフトでも楽々とカンストしてしまうような化け物達なのだ。





しがらみの無い野良へ

ゲームにおける野良プレイというのはとても自由だ
好きな時に一人でプレイできるし、その時の気分によって何時間も続けたり、逆にすぐにやめる事もできる。

友達と遊ぶ時は、時間を決めてプレイする関係上
自分の勝手な都合で急に予定を変える事なんてできないし、色々と気を遣う事もある。
(もちろん友人とゲームをする事自体はとても楽しいものなのだが)

サーモンランも、こうした「しがらみなく気軽に遊べる野良」が
いつまでも有り続けるゲームであってほしいと願う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?