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自分はどんな人間なのか

昔から芸術科目や表現することが苦手だと親に伝えると、「自分の芯がないんじゃない?」と一蹴された。この機会に、私について少し考えてみる。


まず思いつくのは、「薬剤師免許を取る」という目標。
小学生のころから薬剤師に憧れていて、今でもその免許は必ず役立つと思っている。
全ての進路や課外活動も、薬剤師としてグローバルに活躍する未来につながるように選んできた。

  • 薬剤師を目指しています


他には、とても気分屋であること。
大概の不安やイライラは一晩寝れば収まる。
何かに取り組もうとした次の瞬間、別のことに興味が移る。

  • 気分屋な人間です


それから、なかなか動き出せないこと。
高校生の頃、先生から「お前は最初のアクセルを踏むのができないんだな、一度踏めばあとは回していけるんだろ?」と言われたことがある。
取り掛かるのが遅いせいで苦労した経験もたくさんあるし、今でもやりたいが始められていないことが積み重なっている。

  • 物事を始める気持ちが足りません


あとは、全てにおいて多面的なところ。
こうして自分の悪いところを列挙して悲しくなりながらも、どこかで自分は特別な人間だと思い込んでいる。
他者と意見が異なるときは、どちらも納得してしまう。
話す相手の立場や関係性によって、自分の話すトーンや口数が変わる。
それゆえに、どれが本当の自分かわからなくなる。

  • 多面的な人間です


こうやって並べてみると、自分の芯のなさが浮き彫りになって驚く。
逆に、「これは嫌い!」というものを作ってみたらいいんだろうか。
自分の意志で長く続けていたもの、打ち込んでいることも今は特にない。
危機感や焦燥感はあるが、どこから来たかわからない余裕も持ち合わせているので、「とにかくこれをやってみよう!」という気持ちにならない。
なんだか根本的に欠落している部分があるような気さえしてきた。

周囲からの影響を受けやすい、感情的だが目標を持っている人間。

…こんな人物像は自己紹介や推薦文には書けない。

とりあえず今は、薬剤師になるという目標を達成するために、後期の授業の予習に取り組むべきなのだろう。相変わらずアクセルは踏めないままだが。


う―――ん、
みなさんは自分のことをどんな人間だと思っていますか?

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