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人の心に寄り添う文章が書きたい。

自分をコンテンツ化すること

自分のことを振り返り、見つめ、これからのことを見据える。
自分の経験を文章に変換し、コンテンツにする。

シリーズ「経験の咀嚼」をはじめ、どんな記事であったとしても最終的な目標は読者の心を動かすことです。そうして誰かの心に寄り添いたい。
私は何かの専門家ではない。私はお役立ち情報を教えることはできません。私が文章で他者の心に寄り添うためにできること。それは共感です。

共感を文章で提供するには私が「感じている」ことが必要です。私の感情が動いたことを、考えたことを誰かが読んで、その感情を少しでも共有することができればそれがまさしく「共感」です。「共感」によって楽しい気持ちになったり、同じ苦しみを持つ人に気がついて少しでも楽になってくれたらいい。だから私は自分をコンテンツにします。

しかし、経験を文章化する過程でどうしても「私の話など読んで楽しい人がいるのだろうか」という気持ちになります。好きなタレントが最近見つけた美味しいコンビニスイーツの話を嬉しそうにしていれば興味を持つし、嬉しそうなタレントを見てこちらも楽しくなります。しかし、その辺の一般人のぼやきがどれほど他者の心に残るでしょう。

常に多くの人の心に残るように。などと大それたことを考えながら文章を書く必要はないのでしょう。ただ、文章が他者に情報を伝える道具である以上、読む人のことを考えながら文章を書きます。この文章であれば同じように個人で文章を書き続けている人に対してです。そうでなければ独りよがりの文章になってしまう。

自分をコンテンツ化する。つまりは自分を曝け出す。誰が読んでくれるのか、そもそも読んでくれる人がいるのかもわからない状態で行うにはハードルが高すぎる行動です。

それでも、この先1人か2人かは読んでくれるだろうと、その時その人の心に少しでも残ればいいなと思ってこれからも自分をコンテンツ化する予定です。

まだまだ、至らない文の方が多いです。数をこなして、改善して人の心に寄り添える文章が描けるようになりたいです。

「経験の咀嚼」は自分をコンテンツ化するにはどんな書き方が良いのかを考える試みです。

こぼさないように、残さないように、よく噛んでいただきます。

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