フリマアプリ

8月から実は、メルカリで不用品を処分しております。引っ越しもありますので。

旦那がメルカリを以前からやっていたこともあり、なんとなく始めたという感じですが…
そこで思ったのは値下げ交渉の多いこと多いこと。商品を出すごとに値下げ、値下げ…

値下げ。
確かにしてあげたいところではありますが、それはあくまでも購入者の都合であり売り主には関係のないことである。購入者に都合があるように売り主にだって都合はあるのは当然だ。

たとえば1000円で売っているものがあるとしましょう。それをある購入者が600円にしてほしいと値引きを要求してきました。その商品は宅急便60サイズのものだったとします。
それでは見ていきましょう。

まず、商品代金…。4割引を要求。だから600円。
そこから販売手数料10パーセント、60円をメルカリ側に支払う。
更にそこへ商品を送るための送料が加わる。
送料はネコポスなら175円。宅急便コンパクトなら350円。宅急便でも一番安い60サイズでも700円かかるのです。ここでは700円かかります。
そしてここが重要で、送るために必要な経費はそれだけではありません。梱包資材だってタダではありません。緩衝材、箱、テープ、人によってはメッセージカードやメッセージシール。全て100円ショップで揃えたとしてもタダにはなりませんよね?
ではここでかかる梱包資材代を見ていきましょう。箱は60サイズの箱をホームセンターで68円、緩衝材としてエアパッキン(50×50。一袋使用)100円、お礼のメッセージカードが10枚で100円、それを1枚使用。箱を止めるガムテープ、10メートルで120円のものを30センチ使用。そうすると梱包資材代で214円かかります。

商品を送るための費用として
60(販売手数料)+700円(宅急便送料)+214円(梱包資材)=974円かかります。

そうすると…
商品代金が600円。そこから送料を含めた費用を引くと、-374円となります。言うまでもなく赤字ですよね?手元に残るお金はありません、加えて374円損する計算なのです。
これが自分の売る商品全てとなれば、売ってお金を稼ぐより売ってお金を払うことになってしまいます。

毎回値引きをする方を見るたびに思います。
ご自分も手元にあるものをメルカリに出品されていて、値引きをしたために毎回赤字でも文句を言わないのかな?と…
不用品を処分しつつお金を稼ぐという方もいるものです。安く買いたいという方もいるのは理解しますが、人に値下げを交渉するなら送料や必要経費のことも考えてから交渉してほしいものです。法外な金額を提示していないならなおさらです。
それと値下げ交渉も、『購入を考えてますが値下げできますか?』など挨拶も無しに交渉してくる方もいます。あまりにもぶっきらぼうで不躾ではないでしょうか?せめてどうすれば不快にならないかと考えてから交渉してください。
それに『購入を考えてますが値下げできますか?』という文面、多分ネットから引用したのでしょうけど皆さん全く同じで正直気持ち悪いです。あとは『気持ち値下げしてくれませんか?』と言ってきた方もいます。そもそも『気持ち値下げ』というのは売る側の言葉です。読んでいて呆れます。更には『きょう誕生日なんです』とか言ってくる人もいます。お祝いしてほしいってことですか?おめでとうは言いますが、それと値下げは違うと思います。なぜ見ず知らずの人の誕生日祝いをしないといけないんですか?よく分かりません。
私はこういう人たちには値下げをしたくなくなりますし、相手にもしたくなくなります。というのも後々トラブルになりそうなので。
だから私は値下げには一切応じないことにいたしました。もちろん私も値下げ交渉はいたしません。したことすらありません。

顔が見えない分きちんと考えることを考えた上で取引をしたいと思っています。
もちろん素敵な購入者様もいます。だからこそきちんとしたいものなのです。発送に心のこもっている方は購入者に対しての挨拶を欠かさないなど、好感を持てるものだと考えます。顔が見えないから何でもありなんて考えるなら、絶望しかないと思います。少なくとも挨拶、それは重要ではないでしょうか?あとは相手のことをきちんと考える。

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