馬鹿野郎コンニャロウMリーグ

皆さん始めまして。

今回Mリーグと麻雀業界(プロ団体)に対して思う所がありすぎたのでnoteでその思いの丈を纏めさせて頂きました。

Mリーグとプロ団体に対する批判記事です。

匿名の癖に色々言いたい放題書いてますが『まーた変な奴がインターネットに湧いて出てきたな』ぐらいの感覚で笑って見て頂けると幸いです。

以下目次になります。

1,第二回Mリーグドラフトの内容について

率直な感想を話すと物凄い萎えました。

ドラフト前とはいえ急遽追加された『1チーム最低でも一人女流の所属』

第一回よりも強調される事となった実力よりも人気優先の指名

そしてドラフト四人目の指名無しが3チーム

麻雀界に関わる恐らく誰もが夢見たような、麻雀界最高峰最高レベルのプロ達が競い合う正に頂点を争うリーグという理想は限りなく幻へと遠のいてしまったんだなと感じました。

確かに第一回から全員が完全に実力ガチメンバーという訳では無かった。

だが第一回を皮切りに世間の麻雀人気が上がればバラエティ要素に強く頼る必要は無くなり、次第に実力真剣勝負に寄っていく。

麻雀業界に関わる誰もがそれを夢見てたと思います。

しかし現実はそうじゃなかった。

前述に書いた明らかな『バラエティ路線』への切り替え。

これは運営サイド、スポンサーサイドが『実力勝負を魅せる、売りにするのでは利益にならない。(ならなかった)』と宣言してるのと同じだと思います。

その現実を受け止めた上でのテコ入れだったのではないかと。

2,スポンサーを責める理由は何も無い

表題は当然の話だと思うんですけど、ツイッターでこの件に関してスポンサー批判が多少あったので触れます。

まずストレートな話、麻雀業界はスポンサーの皆々様にまだ利益を与えているようには見えません。

企業が麻雀業界を支援していただいてる形であり、利益をこれから上げられるかどうかはこの先の可能性の話でしか無いです。

その中で無指名に対して『業界に貢献する気が無いのか』という捉え方は間違ってると思います。

スポンサーも慈善事業じゃありません。

それどころか現状既に相当なリスク、人手と時間とお金をかけているだけでとてもありがたい存在です。

ドラフトの選考やルールに対して文句を言うほど麻雀界はスポンサーにまだ何も返せてない。

3,指名無しはスポンサー早期撤退の危険信号にしか見えない

指名無しは二年目にして既に予算が無い、あるいは予算を出す価値が無いと判断されている以外の何者でもないと思います。

それが透けて見えるかのような無指名でした。

無指名盛り下がるとか言ってる場合じゃない緊急信号にしか私には見えません。

これはもう個々の団体が~、選手が~という問題を超えてスポンサーがMリーグに対して、麻雀界に対してこれ以上投資するのはやめるべき(スポンサーを降りる)と判断するかどうかの瀬戸際でもおかしくない。

それも複数と考えるのが自然なんじゃないでしょうか。

であれば劇薬のようなルール追加も腑に落ちます。

この状況に危機感を持った発言やMリーグの記事があまりにも少ない事に違和感があります。

営利目的なんだから当然利益にならなければスポンサーはMリーグから撤退する。

スポンサーに撤退されてMリーグそのものがアッサリ潰れ、何もかもが終りの現実が誇張抜きでもう目の前まで来てるようにしか見えない。

4,「選ばれるために頑張ろう」の地点はもうとっくに過ぎた過去

前述の状況を踏まえて、もし未だに『Mリーガーに選ばれるよう精進しよう』というプロの方が居て、考えがそこで止まってしまって居るのであれば『Mリーグ自体が潰れる』という危機感が無さ過ぎるように思いました。

選ばれる、選ばれなかった、選ばれそう

こういう話ばかりが目立つ。

テコ入れが入ってしまった時点で選ばれる云々はとうに通り過ぎていて、MリーガーではなくともMリーグを外部からサポートしてなんとか持ち直させなきゃいけない、そういう段階に入ってると見るべきではないのかと。

テコ入れで切り替えられてしまった『バラエティ路線』の現状を何とかして純粋な競技路線として更に切り替える事を全体で協力しながら動く事が先決ではないでしょうか。

5,Mリーグがコケたらどうなるか

『Mリーグ終わりました。仕方ない次の機会を待ちましょう。』

という事では済むとは思えません。

これだけの大企業が集まり、多くの人手と時間と大金をつぎ込んだ上で失敗したという事実は世間にどう写るか。

麻雀界で利益をあげる事は難しいと誰もが判断する。

その結果有力な企業は今後誰もが麻雀界でアクションを起こす事を敬遠する。

Mリーグというビッグチャンスを失っただけでは済まされず、ここを失敗してしまったら今後20年30年先は似たチャンスが一切訪れない、そう考えるのが自然ではないでしょうか。

6,実力勝負が一番魅力のあるコンテンツにしなければいけない

当然です。そして同時にここが業界の一つのゴールだと思ってます。

本来競技である以上実力勝負がメインでなければなりません。

これが一番健全な状態のはず。

芸能人や、見た目と人気先行の女流も必要ですがあくまでサブでしょうそれは。メインに据えて良い物では無い。

何よりそれは麻雀そのもの人気ではなく、芸能人の知名度や女流の見た目のみで誤魔化してしまった人気です。

女流の方だって不本意でしょうこれは。

せっかく選ばれたのに見た目だの人気先行だの綾が付いて言われるのうんざりでしょう。

しかし今正にMリーグがそれを象徴とするかのようにメイン(実力勝負)がサブに負けて関係が逆転してしまっている状況です。

これを打破するためには『実力勝負の面白さ』を周りに上手く伝えていく必要があります。

『実力勝負』を人気コンテンツとして成立させる。

そのための行動をいよいよ誰かが本格的に起こさなきゃいけない時期に来たと思いました。

もっと分かりやすく言うならスポンサーに『実力勝負させた方が一番盛り上がる!!(利益が出る)』と評価される所まで持って行って欲しい。

黙々と己の腕だけを磨き続けて結果が出るのを待つ時代ではないです。

勝負師として黙って結果を出す、出しに行くかっこよさ。

共感はあります。ただし今そういう状況と時代とは思えない。

それと同時に『実力さえあれば関係無い』と考えも今の時代は当てはまらならいと思います。

麻雀自体が『実力があれば多少粗相しても人気が出る』ほど世間に対して強烈なコンテンツにまだなってません。

直接関係無くとも人気を低迷させる原因になる不祥事を起こさないよう細心の注意を払うのは当然だと思います。

その点で例のチームの例の二人に対して私はかなり落胆がありました。

7,Mリーグが一番刺さる層はどこか?

圧倒的にヘビーユーザーだと思ってます。

巷で流行ってるような色々な麻雀の戦術を知っていてMリーガーの打牌、牌譜を見て一晩あーだこーだ語り合えちゃう人らです。

この人達がMリーグにお金を使いやすいようにしてください。

このヘビーユーザーをどれだけ増やせるかはライトユーザーをどれだけ増やせるかに繋がり、ライトユーザーはどれだけ興味を持った新規を増やせるかに繋がります。

新規を増やす事、そして新規をライト、ヘビーとステップアップさせ麻雀に夢中にさせる事がMリーグに繋がると思っています。

Mリーグでいきなり麻雀知らない新規を夢中にさせるというのは正直かなり無理があると思うのでユーザーの段階に合わせたコンテンツを別途用意するのが現実的なんじゃないかと思いました。

将棋の駒の動かし方をかろうじて分かるレベルの人が将棋プロの羽生さんや藤井さんの対局を見てもちんぷんかんぷんでしょう?凄さが伝わらないの想像しやすくないですか?楽しむために必要な段階があって、一人のユーザーがそこまで行くのにお手伝い出来るコンテンツやプロの登場などで盛り上げる事も可能ではないでしょうか?


8,最後に

素人の私ですらここまで思い付くのだからとうの昔に皆さんが考えていた内容ばかりだったかもしれません。

ここまで好き放題書いたのでなるべくMリーグ、そして実力勝負が見たい一人なので実力派の方々にお金を落とせるよう努力します。

追伸:なるべく見やすいように書こうと思いましたが実際やってみると物凄い難しいですね。福地さんを少し尊敬しました。

白鳥さんや前原さんなどの打牌検討と妙手のピックアップ、

萩原さんのミスと修正に必要なトレーニング方法と思想について私なりに今後好き勝手に色々書こうと思いましたが今回自分の文才の無さに絶望したのでおとなしくしておきます。

女流で好きなプロはMリーガーの魚谷プロと仲田加南プロです。

二人とも実力も情熱もプロとしての周りへの振る舞いも超一流で女流とか関係なく麻雀プロとして密かに凄まじく尊敬してます。

散々連盟プロの事推してるように書きましたが私は基本連盟のアンチの業界関係無いタダのリーマンです。

あと『夜桜たま』を麻雀界みんなで推そう。

あの人は今麻雀界で一番新規を集められる救世主、救いの女神です。

一昔前の『咲saki』や『アカギ』で麻雀始める人を一気に増やすそういうポジションだと勝手に思ってます。

以上。


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