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バチェロレッテ2感想殴り書き🌹※ネタバレ

はじめに

殴り書きなので支離滅裂な文章と誤字脱字は許してほしい。

Amazon Primeで好評配信中のバチェラーシリーズ。
最初に20名弱いる参加女性を、バチェラーと呼ばれる”ハンサムで成功を収めている”独身男性1名が、回を追うごとにどんどん振り落としていき、最後に残った女性と結婚を前提としたお付き合いをする…といった恋愛リアリティ番組で、バチェラーシリーズは現在4まで配信されている。
その男女逆転版が、バチェロレッテ。

今回一部TLを賑わせているのが、そのシーズン2である、バチェロレッテ2である。
"美人で地位のある女性"を、様々なバックグラウンドを持つ男性たちが奪い合うのである。
私はこのバチェラー/バチェロレッテシリーズが大好きで、過去シリーズ通して配信されるとすぐに視聴し、テレビの前で一喜一憂するのである。
今回は、このバチェロレッテ2について、感想や考察を述べていきたいと思う。
ネタバレしかしていないと言っても過言ではないので、注意してほしい。

過去シリーズのおおまかな流れ

ここで過去バチェラーを一言で表していきたい。
バチェラー1

男が結婚相手とか関係なく好みの若い女を選んだ話。ゆきぽよを生んだ。
バチェラー2
自分に振り向かない女の尻を追っかけていたけど、家族に難色示されて燃えてそのまま突っ走った話。
バチェラー3
過去一番の問題作。
一度は結婚のことを考えて選んだものの、その女性を捨てて結局最初から自分の好みだった女と再度くっついて大ブーイング。しかもその結末を待たずして先に女がインスタで匂わせ投稿をしたせいで、結末の放送日まで前倒しされる事態に。
でも今も超ラブラブ。インスタ嫁の投稿ばっか。
バチェラー4
バチェラー3と4の間にバチェロレッテ1が放映されたのだが、そのバチェロレッテに参加していた青年実業家がバチェラーに。
最後に残った2人のクセつよ女性からクセつよ女性を選び、幸せそう。

まぁ一言で表すと、バチェラーは圧倒的に誰を選ぶかがわかりやすい。
バチェラーの場合、中身云々というより、見た目が好みかどうか?恋愛気分になれるかどうか?の方が大事な要素であることが多かった。
ただ、番組としての面白さはバチェロレッテよりバチェラーの方が圧倒的に面白い。
シリーズを見たことがなく、これからバチェロレッテ見ようかな?という人は先にバチェラーを見て欲しい。
なぜなら参加女性陣のキャラが濃すぎるからであるw
男性はやはりどこまでもかっこつけたい&謎の友情を築き出すが、女性は強かだ。
どうやって爪痕を残すか?
という風に体を張っている女性の多いことwww
「この人自分に自信ありすぎじゃない?」と思うこともあるかもしれないが、それでいいんです。
ぜひ、バチェラー2の1話を見て求愛ダンスを堪能してほしい。

では、バチェロレッテ1はどうだったかというと、生粋のお嬢様で世界中を飛び回る、職業「モデル/スポーツトラベラー」なる福田萌子さんがバチェロレッテとして、バチェロレッテシリーズは始まる。
スポーツトラベラーてなんやねんと全画面の前の視聴者が突っ込んだ。
最後に残った男性3人は、かなり視聴者にも人気で、美しいシーンも多かった。
萌子さんはこう、真っすぐ育ってきたというのが画面越しにも伝わるくらい、自立した素敵な女性だったため、女性人気もバツグンだった。
※恋愛リアリティ番組に向いているかはまた別なのだが
結局最後は萌子さんは誰も選ばず、物議を醸す結果となった。

バチェロレッテ2が始まる前の期待と不安

バチェロレッテ2が始まる際に、バチェロレッテの発表がされた。
今回のバチェロレッテは、尾崎美紀さん。

お嬢様で、かつて情報番組「PON!」でお天気お姉さんをしていた美人。
※どっから見てもため息でるくらい美人だし毛穴もないしシリーズ中は眼福だった

自身が代表取締役を務める会社で取り扱っているまつ毛美容液の広告が、薬機法に違反しているとかしてないとか諸々で発表後からプチ炎上していたが、
私としては萌子さんとは全く違うタイプの女性がバチェロレッテとなることで、「恋愛リアリティ番組」としての面白さが楽しめるのではないかと、とても楽しみにしていた。

一方で、投資家からするとこの番組への出演で尾崎さんや会社のイメージダウンになることは避けたいだろうから、あまり派手な演出や選択というのもなく、「あーふーん、そうねーそうだろねー」みたいな展開になることへの不安もあったのである。

後半に向けて見えてくる傾向

始まって数回は、バチェロレッテがどのような傾向にあるか?を知るため、また、すぐに落とされるであろう一発芸のような男性陣を楽しむための時間である。
個人的にはパワポの加藤さんとほら貝の雲母さんがいろんな意味でおもろくて好き。

で、私の推しメンバーを紹介しておきたい。
ここでいう「推し」は上記の加藤さん、雲母さんのような「面白くて好きw」っていうのではなく、「結婚相手に選ぶなら」「尾崎さんとくっついて欲しい」的な意味の「推し」である。

それがこのジェイデンである。
見た目はかわいくて、ガタイはでっかい。好きな人は狂おしいほど好きそうなフォルムである。
キャッチコピー「安心感、ぬいぐるみ級のオトコ」とあるが、後でも語らせてもらうが、ぬいぐるみ以上の安心感である。

で、後半に向けて見えてくる傾向として、
尾崎さんは最初の人数を絞り込まないといけない際に、割とラフな感じで「落とすための質問」をする。
尾崎さんが求めている答えとズレた答えや、答えになってない答えをするとすぐに「落選」となるのだ。
そういった意味では、最初に語っていた「見た目では選ばない」という言葉はかなり信頼がおけていた。

ただ、途中から視聴者全員に見えていた傾向、それは、
「尾崎美紀、スポーツ選手好きすぎちゃうか」問題である。

半分となる5話時点で残った7名メンバーの中に、経営者は0名(3名参加)、スポーツ選手やトレーナーなどの参加者は4名!w
なんなら最後の3人全員スポーツ選手だし。
最初からたむたむ(田村さん、経営者)には少しでも意図にそぐわない回答をしたら落とそう、という意図が見えた質問をぶつけていたり。
この状況を見て、尾崎さんの傾向として、「経営者としてお互いを高めあう」とか、「相手が同じ職種で境遇をわかってくれるというのがプラスポイント」というような考えがないことがわかる。
むしろ、「私は私で仕事に打ち込み、仕事に関して相談する場所は別にある。そういった部分ではなく、他の部分でお互い繋がり、支えあいたい」という気持ちが見えたのである。

私の推し、ジェイデン

先ほど述べた私の推し、ジェイデンについて語らせてほしい。
最終話には残念ながら残れなかったが、最後の3人まで残ったラグビー選手である。

ジェイデンはとっても優しい人だ。
「優しい人っていいよね~!」とはよく言うが、このバチェロレッテでも優しい男はたくさんいた。
ただ、「優しさ」には時に下心が見え隠れする。
「俺ってこんなに優しいんだよ、かっこいいでしょ?」「俺ってこんなに君に優しくできるんだよ?」みたいな。
「情けは人のためならず」が私の人生のモットーであるが、実際に人に優しくする際は、何かしらの見返りを求めてしまうこともあるだろう。
ただ、ジェイデンの「優しさ」は相手を深く思って、どうしたら相手を心から喜ばせることができるだろうか?相手を元気づけられるだろうか?そういった気持ちが込められているのがヒシヒシと伝わるのだ。

ポイント1:プランニングデートでのウクレレ演奏

デートをプランニングし、尾崎さんと実際にデートするプランニングデート。
ドッグハウスでデートした後、前のパーティーで尾崎さんがピアノで演奏した「愛の挨拶」のお礼に、と、ラブレターと併せてウクレレで練習した「愛の挨拶」を披露するジェイ。余りにも相手を思っていて素敵で涙が出た。エリーゼのためにとは大違いや。

ポイント2:家族への愛が深い

ジェイデンの家族・ホストファミリーとの関係がとてもいい。
ホストファミリーの二人はとても穏やかで、ジェイデンも本当の息子のように家族と接している。
こういった家族に囲まれて育ったから、こんなにも愛情深く、「愛のためには何でも戦える」というジェイになったんだなぁと納得できるような感じ。オーロラソースで唐揚げ食べるジェイデンかわいいよジェイデン

ポイント3:相手にとって辛い事実を聞いたときの対応

愛情深く、真摯に接してくれるジェイデンに、尾崎さんは心を開き、過去に親友を亡くした辛い過去を打ち明ける。
これはジェイデンなら、受け止めてくれるだろうと期待した上での行動だろう。
そこでのジェイデンの反応は、
「自分を誇っていいと思う、誇るべき」
「美紀さんはとても、とても勇敢」
「彼女は空から見守っていて、いつでもそばにいるはず」
といった言葉。これもまた優しく手を握って、尾崎さんの目を見て語るジェイデンがとってもいい。

ポイント4:落とされた時の対応

人間、苦しい場面や思いがけない場面に行き当たった時にこそ本音や本性が出てしまうことがあるだろう。
今回の旅で一番辛い瞬間、名前を呼ばれずローズをもらえない瞬間。
最後の3人まで残ったからこそ、涙を流しながら「今までありがとう」「運命の人を見つけてね」というような反応が普通だろうと予想される中、
落とした尾崎さんが泣いてしまうのを見て、視聴者は「お前が泣くんかい!」と思っていただろうに、ジェイデンはその涙を見て尾崎さんを励ます。
「大丈夫だよ」と優しくなだめ、「美紀の幸せが俺の幸せだから、前を向いて頑張って」というふうに励ますジェイデンがかっこよすぎてもう今からでもファイナルローズ渡せませんか?

もうこれは字面だけじゃ伝えられないんですよ。バチェロレッテ2見てジェイを好きになってくれ~~~~!!!

で、結果

バチェロレッテのファイナルローズを渡す回は9話なのだが、その前、そうジェイデンが落とされて最後の2人(マクファー、長谷川さん)が選ばれる回、その回の配分が半分長谷川さんだったわけ。
で、バチェラーシリーズの考察・感想で有名な「海空ちゅうと」さんも「これは長谷川さんが選ばれることをわかりやすくすることで、みんなが予想あたった嬉しいわーい!!って盛り上がることを期待して、あえてやってる」という風に言っていた。
私は韓国のK-POPアイドル誕生オーディション番組をよく見るのだが、そこでは「悪編」と呼ばれるものがあり、いわゆる番組の「オキニ」じゃない子がちょっとミスをした際に、あえてそれを超クローズアップしたり、ちょっとした言葉尻を切り取って放送して、悪い印象を与える、といった編集をする、という風潮がある。
もちろん番組として盛り上げなくてはならないから、現場が長谷川さん一強だったとて、マクファー一強だったとて、それをうまいこと切り取ってどっちかわかんないよ~!ってするのが編集なわけなので、私は逆に怪しんでいた。「まさかな…」と。

TLも同じく、長谷川さんが選ばれるだろうと予想した人が8割以上だったんじゃないかと思う。まぁどう見てもイチャイチャキャッキャしてていい雰囲気なのは長谷川さんで、マクファーは最初から「愛してる」「美紀ちゃんは天使」「美紀ちゃんを世界で一番愛しているのは俺」ってずっと目見て囁いてるだけで、なんなら尾崎さんの犬にめちゃくちゃ唸られてるし。(うちに秋田のにんにくが遊びに来て、死ぬほど人間好きなトイプーのちくわにめっちゃ嫌がられてるのを見た時のようだった)
はたから見たら、「これ日常犬おらんかったらどんな会話するねん」と不安になるくらい終始会話に中身がなかったのである。

尾崎ママとの顔合わせも怖かったな~~~~!!
何が怖いって尾崎ママの圧迫面接具合よ。あんなガン見されたら緊張せんもんも緊張するで。幽霊も尻尾巻いて逃げ出すぐらいの目力でガン見してたで。
尾崎さんもママ相手には緊張するようで、とっくに成人してバリバリ働いてる娘に「この子はまだまだ子どもで」というママに胃がキュってなった。
ママとの2者面談で、ママは「セカンドキャリア」の話をする。
まぁ娘が心配なのはわかるけど、現役で頑張ってる選手に初対面で引退後の話てwwwと思いながら聞くと、長谷川さんはまぁ模範解答のような回答。マクファーはまだちゃんと考えてない(そもそも若いし)ことをしっかり目を見て伝え、「逆になんか不安に思うことありますか?」と逆質問。いやこれはやっぱり企業の面接だったのか…?
私は長谷川さんの「恩返ししたい」とかいう男性あるある(偏見)の逃げの回答に対し、ママからしてもこんな薄い回答納得せんやろ…と思ったけど、長谷川さんの方が気に入った様子。
「あれ、このパターンバチェラー2と一緒じゃね…?」
と一抹の不安を覚えつつ、ママとの面談は終了。てかパパか兄妹もきてくれ!!!!あんまり結婚する気ないのちょっと透けて見えるぞ!!!!
長谷川さんは顔合わせの際に髭を剃り(尾崎さんに気づいてもらえないのほんと草)、マクファーはそのままなのも対照的で面白かった。
あと尾崎さんの緊張具合が長谷川さん時とマクファーの時で大違いで先行不利だな~と思ってたw

で、案の定長谷川さんは選ばれず、ファイナルローズはマクファー。
長谷川さんの人気が凄かったから、観終わってちょっと検索したら阿鼻叫喚がすごかった。
放送のされ方もマクファー好かれる感じじゃなかったもんな。
アフタートークでもジェイや長谷川さんの登場には男たちが歓声あげるのに、マクファー入場の時にシーンとしててつらい。

長谷川さんの気になった点としては、家族との顔合わせの際に、かなり弟夫婦と両親と長谷川さんの距離が近くて、ここに新参として入っていくのは仲良くなりたい!って思って行動できるタイプじゃないときついよな~とか。
あとなんか時間経つと自分より男友達とかを大事にしそうとか。
自分からいけないキャラみたいになってたけど、バチェラー3の恵(長谷川さんの知り合い)が界隈では遊んでるみたいなこと言ってたりとか
よくも悪くも陽キャ!って感じで、大事な話してもうまく真剣に話できなそうとか
そういった所がちょっと気になったかな~

「鎧を脱ぐ」ということ

で、この結果を受けて、
バチェロレッテのこの旅のテーマである、「鎧を脱ぐ」。
ここもどういうことなのか、自分なりに考察していこうと思う。

最初から最後の方まで、尾崎さんに感じていたことがある。
それは、「年齢より言動が若く感じる」ということ。
参加者の男性とデートを楽しむ際に、実年齢と比べてかなり幼く見える。例えるならば、大学生を見ているようなw
尾崎さんの反応がイマイチ薄っぺらくて、言葉を選ばず言うと、合コンで男に好かれるために、話を聞く時みたいな。

でもそれも、話が進んでいくうちに納得することができた。
彼女の鎧は、そういうところにあったんじゃないかと。
「鎧を脱ぎたい」と言われると、「いつも頑張って自分がちゃんとした大人で、ちゃんとした経営者で、そういった肩肘を張った態度でいるような”尾崎美紀”ではなく、自然体の尾崎美紀でいたい」という風に想像してしまう。
ただ、尾崎さんの鎧はそういうものではなく、真逆だった。

女性として若くして企業し、投資家に出資してもらうために奔走し、会社の経営も頑張らないといけない。それには大変な偏見がつきまとうだろう。
「女だから」という理由で向けられる眼差しや言葉を、きっと想像以上に浴びてきたのだと思う。同じ女だから多少は気持ちがわかる。
ただ、そうだからといって、それを武器にしなければいけないこともある。
女で生まれてきた以上、女としての振る舞いを求められた時、尾崎さんは歯を食いしばって求められる道化を演じてきたのかなと。

だから、私がバチェロレッテ2を通じて見てきた、デートでキャッキャして、皆に同じような反応をして、「素を見せている」と言う尾崎さんに対し、「なんか薄っぺらい反応するなぁ」と思っていたのは、尾崎さんの感情としての「素」ではあっても、「鎧を脱いだ姿」ではなかった。
彼女はたぶん、ちゃんとデートを楽しんでいるものの、返す言葉や反応については、「そうした方が相手が喜ぶだろう」という気持ちでやっていたのかな、と思う。

そう思うと、マクファーを選んだ理由も合点が行く。
私たちが尾崎さんが長谷川さんといてキャッキャしている尾崎さんを見て、「いやもうこんなん好きやん!我ら何を見せられとんねん!はよくっつけ!」と思ったのは、尾崎さんを茶化したり、軽口を言う長谷川さんが喜ぶだろうと、そうした方が場が楽しくなるだろうと、尾崎がそういう空気を作っていただけなのである。
長谷川さんに軽口を言われてイラっとしても、放送される番組で「ハ?」とか言えへんし。
そんな長谷川さんと比べて、マクファーはいつもどんな時でも、真っすぐ目を見て、尾崎さんに愛を伝える。尾崎さんがどんな反応をしても、「かわいい」「本当に天使みたい」「愛してる」「美紀を思う気持ちはだれにも負けない」と愛を真っすぐに囁いてくれるのだ。
その時初めて、尾崎さんは「鎧を脱ぐ」ことができる。
相手がどう思うか?という顔色を伺うことをせずとも、自分という存在を認め、愛を伝え続けてくれる。
そういったマクファーの安心感を確信し、心底信頼を置いて、落ち着ける存在だと認めて、この人になら鎧を脱いでもいいかな、と思ったからこそ、あのベンチで尾崎さんは自らマクファーの肩に頭を預けられたのかな、と思う。

ただ、こういうタイプの人は、自己肯定感が低めで悪い男に引っかかりやすいので(マクファーがそうということではなく)、気を付けてほしいな…
特にモラハラ気質のある人につけこまれやすかったりするので、鎧を外した尾崎さんがオラオラ系だといいな。アフタートーク聞く限りマクファー尻に敷かれてるっぽいし。

結論

長谷川さんのもとには女性からのDMがたくさん届いていることでしょう。
ジェイデン幸せになってくれ🌹


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