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環翠楼 別館

ノスタルジックな写真に惹かれて、環翠楼別館にやってきました。早速、どんな様子か解説します!

1 道中(アクセス)

 小田原駅から、箱根へ向かうバスに乗ります。
 時刻表では、所要時間18分(24駅)となっていますが実際には渋滞のためにもう少し時間がかかりました。
 上塔の沢バス停から降りたら、すぐにお宿の看板が目に入ります。
 このバス停から、芦ノ湖にも、ポーラ美術館方面へも行けちゃう。箱根観光をするには、なかなか便利な立地ですね。

2 お宿の様子

(1)外観及び部屋の様子
 お宿は、情緒あふれるノスタルジックな建物です。本館の歴史は古く、慶長19(1614)年創業。登録有形文化財にも指定されているそうです。

 お部屋も、大正時代にタイムスリップしたかと思えるくらい、いたるところに趣のある建具家財が満載。この写真を見て、「ここにしよう!」と思ったんだよねー。

(2)お風呂
 源泉掛け流し。アルカリ単純泉と言うらしく、特に温泉特有の匂い等はありません。
 別館には露天風呂のみ。直接川に放流しているとのことで、シャンプー石鹸等の使用はできません。

 共用のシャワーブースに移動して、体や頭を洗うことになります。
 本館のお風呂も利用可能です。
 本館には、ちょっとアップダウンがきついところに露天風呂があります。川のせせらぎを聴きながらの露天。最高!

 共同浴場も、かなり趣ある。できたばかりの時は、最先端おしゃれデザインだったんだろうなぁ。

(3)設備
 お部屋にはお風呂トイレはありません。
 共同のトイレ洗面所シャワーブースを利用します。

(4)アメニティー
 アメニティーは1階の専用ブースから好きなものを好きなだけ取っていくシステムです。
 このシステムならば自分が持ってきたものと照らし合わせて、必要最低限のものだけ持っていくことができ、環境にも配慮がされていてナイス!

(5)騒音に注意
 部屋は国道に面しており、夜間も含めて相当の交通量があります。建物全体に遮音性が低いので、かなり響きます。
 またお隣の話し声もよく聞こえます。
 お隣が若いお嬢さんたちだったので、それはもう賑やかだった。
 こうしたこともありだいぶ安眠を妨げられました。アメニティブースに耳栓があるわけがわかりました。

3 お料理

 朝ご飯は、コロナ禍のため、バイキング形式はやめて、それぞれに既に取り分けられたお皿で提供されます。
 料理人がいないんでしょうね。出来合いのものの組み合わせです。

 夜ご飯は別館に併設されているイタリアンレストラン・アンジュを利用することができます。ビオワインのラインナップが充実。

4 オプションサービス

 ドリンクのルームサービス以外には特にありません。

5 お宿周辺情報

 まあ、箱根ですから、それはもういろいろあるわけですが、今回立ち寄ったのはこちら。

(1)箱根関所(芦ノ湖)
 江戸時代の関所の様子が詳細に再現されてます。「本好きの下剋上」のギュンターパパが勤めてる場所って日本で言えばこんな感じ?と思いながら、興味深く観賞。

 こちらは、「人見女」という役職の女性が、関所を出ようとする「出女」の髪の中まで検分している様子。
 人見女の厳しい表情と出女の切ないような怯えているような表情が絶妙。
箱根関所は、出女にはやてら厳しかったみたいです。

(2)星の王子さまミュージアム
 フランスの街角を模したフォトジェニックなら風景を楽しみながら、サン=テグジュペリの生涯や、星の王子さまの背景について、じっくりお勉強できます。
 レストランが気になったけど、いずれ、また。

(3)箱根 自然薯の森 山薬
 自然薯にこだわったご飯どころ。

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