コルポ診 そんなに痛くないよ!~生理のような鈍痛~

こんにちは、閲覧ありがとうございます。
全然有名でもないこのノートに辿り着いて下さったということは、コルポ診についてかなり調べられているのかなと察します。

私も先日、初めてのコルポ診を受けるにあたって色々と調べました。Twitterでは「痛みで倒れた」「毎回痛くて本当に行きたくない」等の声があり、かなり不安になりました。しかし実際に自分でコルポ診を受けてみると、予想よりも痛みは少なく、怖いものではありませんでした。

私の経験を詳細に書きますので、これを読んで、私のように必要以上に不安になってしまっている方に少しでも安心してもらえたらと思います。

まず大前提ですが、コルポ診を受けられるということは、子宮がん検診などに行かれたということなのだとお察しします。このことそのものが、自分にとってとても良いことをしているのは間違いありませんので、「そういう行動をとった自分、偉いぞ」と思う気持ちを、ぜひ忘れないでください。

受診前
受診の前日から緊張と不安で、仕事などにも、なかなか手をつけられませんでした。Twitterでは「めちゃくちゃ痛かった」という人もいれば「全然痛くなかった」という人もいましたが、痛かったという人たちのツイートばかりが目に入ってしまいました。不安で夫に文字通りしがみつきながら慰めてもらったりしたのですが、一番自分の緊張がほぐれたのは「イタキモチイイと思うようにしよう」という発想でした(笑)。実は私は血液検査の際の注射などでチクッとなるのが最近妙に気持ちよく感じるようになりまして、もしかしたら明日の検査も意外と大丈夫なのでは……と、そう思うと、ちょっと気が楽になりました。ホラーやジェットコースターが好きな人は「怖いものみたさ」みたいな気持ちを利用できたら、そうしてみるといいと思います。

受診当日
朝になるとやっぱり不安が襲ってきてなかなか起きられませんでした。それでも再び夫に慰められながら、とうとう大学病院へ行きました。待合室で座っている時、不安に支配されないようにと思って、この前爆笑したYouTube動画を再生してはマスクの下で気づいたらにやけている、という感じでやり過ごしました。私は「ちょっと心が重いのをなんとかしたい」というときのために、爆笑した画像やツイートを保存しておく専用ツイッターアカウントを作っているので、日頃からそういうものを用意しておくのもオススメです。とにかく、診察室に呼ばれるまではこれでやり過ごしていました。

そして、名前を呼ばれて検査開始。台に座ると、まずは子宮頚部に酢酸を塗布されます。このとき少し染みるかもとネットに書いてあり、実際に先生にもそう言われましたが、私はあまり何も感じませんでした。想像していたヒリヒリという感覚もありませんでした。それから機械で内部を観察されましたが、この機械の挿入の際も特に居心地の悪さはありませんでした。ただ、この後訪れる「組織の採取」が怖すぎて、かなり緊張している状態でした。先生にも「思い切ってリラックスしたほうがいいですよ」と途中で言われ、内股になりかけた膝をハッと戻したり。先生は何度も「気分悪くないですか?」とカーテン越しに声をかけてくれて、それで少し安心しました。あとは自分の爪を観察したりと、少しでも意識が子宮に向かないようにしました(笑)。
そして、「じゃあ、組織を採取するので、少し痛みが出るかもしれませんよー」と言われ、ついに採取……。私は「内部の組織をプチッと切除する」のイメージがあったので、鋭くヒリヒリと痛みが走るのかと想像していました。しかし実際は、「生理痛のけっこう酷い時期の痛みが、気がついたら一気にドーンときている」という感じの、鈍い痛みでした。我慢できないことはなく、痛みというよりは鈍い不快感に近かったです。それでも、緊張も相まって不快であることは変わりないので、やはり「早く終わってくれー」とはずっと思っていました。最後に血止めの粉を塗布され、タンポンを入れられて終了です。私自身、生理がかなり重い方で、同じような鈍痛に慣れていたのはあったかもしれません。

受診後
「出血が多少なりともあるから、ナプキンを数枚持ってくるように」と言われていたので、私は当日最初から羽つきを着用していきました。検査直後はタンポンが入っているからか出血はごくわずかでした。病院終わりには1時間くらい歩いたのですが、30分間くらい子宮あたりに尿意のような不快感を感じるだけで、特に検査後に痛みはありませんでした。採取した箇所の血がしっかり固まるようにしばらく運動は控えるよう言われていたので、やはり速歩きや走ったりなどの動きをすることには抵抗はありました。
受診から数日経っても出血は多少ありましたが、生理の終わりくらいのレベルだったので問題無しと判断しました。痛みなどは相変わらずありませんでした。

以上、私の経験した初めてのコルポ診でした。最初はとにかくビビっていたのですが、実際に受けてみると想像していたよりは楽なものでした。
タンポンを抜くのが思ったより大変だったのと(紐が切れるかと思って本当に焦った)、検査後1週間はリングフィット(最近始めてハマっていた)ができないのが残念でした。
検査結果はまだなのですが、次回以降はある程度楽な心持ちで受診に臨めそうです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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