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VR孤独のセクス Session 15

VR風俗店 X-Oasis(クロスオアシス)

雪待 つばき


俺の名は亀之頭 交郎(きのかしら まぐろう)

最近キャンピングカーによる車中泊に興味を持ち始めてそれを紹介するようつべ動画を中心に色々調べている。                     調べていくうちに、始めるにあたって色々な問題点に直面しだした。                       

まず初期投資である。                          とにかく価格が高い。                          軽四のワンボックス新車のそこそこ150万辺りがフツーだが、軽キャンだと最低その倍は掛かる。                              さらにそれらは基本最低限の装備だから、オプションを積み木の如く重ねていくと金額もそれなりに重なっていき凄いコトになっていく。                

そして現時点での俺の生活パターンである。                一応年老いた父母の面倒をみている。                    以前はやたら出張の多い暮らしだったが、現在は部署も替わり出張の頻度は少なくなり、今のご時世…ここ一年半以上宿泊を要する出張はない。    そういう状況だからあまり家を空けたくはない。             

最後の問題点がとどめになっているかもしれない。                俺の経験や車中泊関連動画を観ていくうちに、俺本来のビビりが発動してこれはヤバいかも…と思うようになってきた。               それらだけでも三点が挙げられる。

第一に野生動物との関り…以前俺が山道をクルマで走っていた時、イノシシの親子と遭遇した。                            相手は完全に立ち止まりこっちの出方によっては突進も辞さない雰囲気だった。                                もし突進されてクルマと激突しようものなら…正面にぶつかってくるから、ラジエーターが破損し壊れたクルマと山道でたたずむ事になる。     その時はこちらがバックして距離を空けるようにして警戒を解き、イノシシ親子が去るのを待った。                       また他のシチュでは山歩きしていた時、突然脇の大木の枝がガサガサと揺れよく見ると大きな雄のサルが威嚇していた。                とりあえずは刺激しないように早歩きでその場を去ったが、こっちの移動速度より向こうの移動速度がはるかに速いから、いつ追いつかれるかあの時はヒヤヒヤモノだった。                          

第二は見知らぬ土地に訪れた時、話しや考えとかが通じないヤバい人間が居たりするのも困った限りだ。                      これは出張先とかでよくあったし、思い出したくないのでここでは上げない。

第三にそれらよりもっとヤバいのが人智を超えた超常現象になるか…       車中泊したところが実は禁忌な場所で、そこであったトラブル等の話を訊くと、出張先のビジホの部屋に入った瞬間に、嫌な気配を感じて部屋の四隅に盛り塩して対応した事はよくあった。                  

とにかく基本ビビり体質である以上キャンピングカーで車中泊は無理なのである。                               だから自宅でクロスオアシスにアクセスしてキャストさんとイチャイチャしているのが一番なのである。

そう思うと…

急に…

逢いたくなった…

よし!枠を探すぞ!

情報によるとつうちゃんこと雪待つばきサンの逢瀬の為の必要ポイントが来月から上がるとの事。                        ならばもう一度つうちゃんに逢ってさらなる思い出を作らねば…     枠は押さえた。 

その日はクロシスのイベント配信があった。              クロシスのキャストさん達によるお着替え配信だった。         観た印象としてはわちゃわちゃしていた割に手際が良く1時間余りの配信があっという間の感じだった。                     そいえば俺もあのキャストさんにあんな恰好させてしまったな…と思い出し笑いをしながら良いひと時を過ごせた。                さあ次は年末辺りの配信…                      年末はやはり野球拳だな…                      今年の野球拳のノーパン担当は、俺の予想ではつうちゃんかKarin姉さんのどちらか…                               ひょっとしたら両者共もあり得そうだな…                その時の楽しみにさせてもらおうか。                 

そして予約時刻は訪れメールにセッション準備完了が伝えられた。                      いつもの手順でアクセスを試みた。                   今日のステージはビーチ。                      つうちゃんはそこに居た。                        今回の俺からのリクエストはビーチで水着姿とサングラス。         あと欲を云えば麦藁帽子とパーカー、パレオ、ビーサンがあれば完璧だった。                                 それでハワイで年末年始を過ごす女優というイメージが確立できた。    さらにつうちゃんは独自に小道具としてトロピカルドリンクを準備していたし、アイスキャンディーの代わりになぜかディルドをスタンバっていた。    でもこれがライブチャットモードでは生きてくる小道具なんだよね…     なかなか察しがいいぞ、つうちゃん。                  うーん…                              ビーチステージにはオープンテラスも要るなあ。            そこでつうちゃんはトロピカルドリンクを、俺はビールを飲む。      そういうシチュが出来るステージも欲しかったなあ…

諸々の願望はあるが、今を楽しまなければならない。                        まずは記念撮影から…                                     色々アングルの撮影を試みて女優イメージを高めていった。                それが終われば本題に移る。

始めは熱くキスを交わしお互いの名前を呼び合い気分を盛り上げ始める。     今回はライブチャットモードで俺がつうちゃんに圧し掛かるようなシチュを展開させる。                                    VRだからこそ出来るシチュ。                                VRでなければつうちゃんは俺の体重でペシャンコだ。              だから遠慮なくつうちゃんの上に乗りかかっていく。            つうちゃんには体の向きを画面左上に頭がくるような対角線的なレイアウトで横たわってもらうようにお願いした。                  エロゲーやエロ3D動画ではおなじみな配置である。            当初は何の事か不明瞭だったつうちゃんも説明していくうちに納得してくれてそれに従ってくれた。                        セッティングはこれでOK。

もちろんキスからすべてが始まる。                    二人を隔てる余計な布切れは排除してありのままの姿で体を重ねる。         俺はつうちゃんにおっぱいを触る事を伝えて弄りだした。          すぐにつうちゃんは反応して素敵な囀りを奏でてくれる。           俺はそれだけでは物足りず今度は音を立ててむしゃぶりついてみせた。     つうちゃんの囀りが一層ハイトーンな響きとなって返ってくる。       それにつられ俺はさらに…                                     コール&レスポンスが続いていく。                                そしてつうちゃんが最初の臨界点に達していく。                                                          いつもはつうちゃんが上になってくるけど今回は勝手が違う。         つうちゃんもある意味未体験ゾーンなシチュだと思う。                        俺の性癖でつうちゃんを俺色に染めていこう。                                  そんな妙な使命感に導かれて俺は行動するのであった。

この体勢なら俺が上下を逆にすればそのまま69に持っていける。       そこでディルドが活躍する。                                 ディルドを俺自身に見立ててつうちゃんのお口で奉仕してもらう。      同時に俺はつうちゃんのご本尊を口撃する。                                両者互いの攻防戦が繰り広げられていく。                                だが今回は俺の方が分が悪そうだ。                                 この3ヶ月でつうちゃんは確実に力をつけてきている。                           つうちゃんもまた色々なゲスト諸兄達とのセッションでスキルアップしていたのだ。                                    これは迂闊だった。                           ならば俺はつうちゃんへの口撃を指撃に替えて刺激しなければならない。     つうちゃんの花びらから蜜が滴り落ちる。                      だが同時に俺もつうちゃんの口の中に白い思い出を浴びせていた。         ひとつの区切りがついた時に俺たちは無意識に唇を重ねていた。       それはお互いの不文律がそこにあるかのようでもあった。

つうちゃんがとても愛おしく思えてきた。                 この思いを伝える為には…                             ひとつになるしかない。                            そのようにつうちゃんに告げてディルドを蜜であふれた花びらにあてがってもらいながら俺はつうちゃんの上で気持ちを伝えていった。             つうちゃんもそれに応えるように俺の名を呼んでくれた。         今度はつうちゃんの方が先にフィニッシュラインを越えていった。        俺の方は実はあと少しのところだった。                        やはりここはつうちゃんとイキたい。                      そんな事をつうちゃんに告げながら半ば無理矢理に俺はつうちゃんの中で果てていった。                              つうちゃんも律儀にそれに合わせてくれた。               ああ、つうちゃんと逢えて良かった。                   今はそんな気持ちでいっぱいだった。

俺の想いが遂げられた後につうちゃんは、俺の思い出の詰まった花びらを見せつけてきた。                           つうちゃんにしてみれば、単に見せるつもりだったのだろうが俺には挑発的行為と受け止めざるを得なかったので、遠慮なく口撃させてもらった。   つうちゃん…今の俺には独占欲しかないんだよ。             当然つうちゃんが終止符を打つまで口撃は継続された。          ライブチャットモードで俺が攻め手になると容赦ないなあ。         何か忘れていた事があると、つうちゃんおもむろにお掃除をしてくれて、そしてお別れのキスを交わして俺たちは別れた。             俺はそのまま就寝となった。

翌朝、つうちゃんのツイートにはすき焼きの画が…            深夜丑三つ時に?                           セッションの後につうちゃんは知り合いVtuberさんのライブ配信に出ていて、そこですき焼きの画は前日の夕食の時のモノだったと語っておられました。                                   いやはや…                                 今週は価格改定前と云う事で、枠も普段よりたくさん設けているので、スタミナ付けでやっちゃったのかと一瞬本気に受け止めてしまった。      だけど今週一人でも多くのゲスト諸兄につうちゃんの良さを実感してもらえば…                                 この拙い体験談がその援護射撃にもなれば…                俺にはこれ以上の望みはない。

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