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17歳 トビ ワン ケノビ✨🐶✨出会い編🌸

私は20年ニューヨークに住んでて2015年に日本に戻りました。トビが12歳になる歳です。

彼は今17歳。
だいぶおじいちゃんになりました。最近は立ってるのもやっとで、でもそれでも歩きたくて... なのでよく転んでます。
それでも少しでもアーシングの為にも土に触らせてあげたくて、時間の許す限り毎日公園に行くようにしています。

彼との17年間の生活は彼がいつまでも一緒じゃないってことが納得しにくい位で、いまだに心の準備ができません。
でも、今、彼からたくさん教えてもらってるってことに気が付きました。
もしかしたら、これから犬を飼う人、すでに犬を飼っている人のお役に立てるかもしれないと思い、17年間の彼との生活をお話ししたいと思います。

2003年9月16日
トビはテキサスの田舎で生まれました。

私たちはネットで出会いました。
アメリカの大きなブリーダーズ・サイトです。
https://puppyfinder.com/私の条件は
・雑種 / 健康体である確率が高いと考え
・黒 / 私が黒い洋服しか着ないので
・短毛 / トリミングの手間を省く為
・5kgまで / 持ち運びも考慮して

最初は保険サイトで探していたんだけど、小さい犬を探し出すのがなかなか難しく、ブリーダーズサイトに移行しました。

(保護犬サイト)
https://www.petfinder.com/pet-adoption-2/dog-adoption/

彼はMIXだったので、ブリーダーズサイトの中で売れ残っていてすでに5ヶ月でした。
写真もクオリティーが悪く黒い塊のようで、そのブリーダーにも何度か問い合わせたけど、その年配の女性にあまり期待が持てない感じだった。
私はじれったくなり「私の条件は既にクリアしているし、どんな子が来ても好きになる」と思ったので、彼を送ってもらうことにした。

NYの冬はとても寒く、それは2月でした。
彼はテキサスの田舎から1人で飛行機を乗り継いで、ラガーディアエアポートに夕方着きました。中型犬でも余裕で入れそうなゲージの片隅にその小さな黒い塊は震えていました。
抱きかかえると私の腕にしがみつき家に着くまでずっと震えてた。その震えは私に「この子を”犬”にしよう」と固く決心させた。


彼の名前が”トビ ワン ケノビ”になったのは、空港まで迎えに行く時の車の中友人が「名前はどうするの?」の会話の中で、会ってもいない彼の名前を決める事のできない私が適当に彼に相づちした中に”トビ”があったんですが、
家に帰ってからその時とからのメールで
「スターウォーズのオビ ワン ケノビをもじって、”トビ ワン ケノビ”はどう?」で決まりました。ということで、ドライブしてくれたクラークがトビのゴットファザーになりました。

トビはチワワとトイプードルのミックス。体はどちらかといえばトイプードルで五ヶ月にしてすでに4kg。あれ? ブリーダーさんは4以上大きくならないって言ってなかったっけ?? 結局最終的には5.4kgで収まりました。しかしながら、性格はチワワよりチワワで怖がりで神経質。ましてや、男の子特有の甘えっ子。またここで、「彼を”犬”にしなきゃ」と心構え新たに。

トビと2週間過ごし、私は予定してた瞑想のリトリートへ12日間留守に。トビは友人宅で。
リトリート中の講義の中でも、「ペットはアタッチメントになるので、何かを所有するというのは良くない」と言われちょっと凹んで帰ってきました。
それでも彼に早く会いたくて、帰宅後直ぐに迎えに行きました。でも、彼はウチに来てからたった2週間で預けられた事にちょっと怒っていた様です。名前を呼んでも、遠くに座って聞こえないフリです。
私は随分と反省させられました。
友人も「この子良かったらウチで飼うよ。あなたは一人暮らしだし、飼う資格あるの?」
「....」絶句‼️
ショックだった。でも、長い間考えて「絶対最後までちゃんとみる」と硬い決心の上の決断だったので気を取り直して帰りました。

帰り道は彼と2時間以上かけて、長い散歩をしながら家に帰りました。おかげで翌日はすごい筋肉痛になりました💦
「こんなママだけどが頑張って一緒に生きていこうね」と固く誓ったのでした😊🐶✨

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