【暗送秋波】を考える

【暗送秋波】あんそうしゅうは

 ひそかにご機嫌取りをすること。
 こっそりと秋波を送ること。また、表には出さずに陰で悪だくみを謀ること。
(豊富な用例でよくわかる 四字熟語辞典 改訂第3版より引用)

 こんにちは、異羽です。
 使ったことない二字熟語で構成された四字熟語。暗送も秋波も初めましてだ。

 曰く暗送とは「密かに色目を送ること」、秋波とは「色目のこと」らしく、えらく耽美なお言葉ですよね。
 ご機嫌取りと謀りが内包されてんの、使い所ミスるとめっちゃ誤解招きそうで怖いね。

 色目を使うことを指して「秋波」と表現した人はおしゃれだね。秋を送る。確かに色目というか湿度の伴った目線は春夏秋冬で言えば秋かも。暖かな色も相まって。
 表現って点ですごい興味深い四字熟語なんだよなこれ。まだまだ知らない言葉がある。
 サボってたせいでまだアから抜け出せない時点読書企画。マジでこれからどんぐらい続くんだろうね。

 物事をうまく進めるためには人を転がせる人になった方がよいのだなぁってのは学んできたんだけど、それってマジでむずいのよな。
 飲み会で上司へどう接するのとか、面倒で面倒で。多分そういうとこで「自分らしく」ではなく「全体の一部」として動ける人がなんか上手いこと人生やってくんだと思うと、頑張れーってなります。
 僕はご機嫌取りされなきゃイヤって人の周りにはあんま居たくないなって思うタイプなので、飲み会でも勝手に過ごさせてくれる人が良い。多分そういう話じゃないんだけどさ!

 暴論ですが、結局四字熟語の教えてくれる「上手い生き方」ってのは全てが今に通じるわけではないはずなので、参考程度にとっておこうかな。いつか使うよ、使いどきが来たら! だから機嫌悪くしないでね考案者の方。

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