【悪口雑言】を考える
【悪口雑言】あっこうぞうごん
口ぎたなくあれこれと、出るかぎりの悪口をいうこと。また、その悪口。
(豊富な用例でよくわかる 四字熟語辞典 改訂第3版より引用)
こんにちは、異羽です。
最近更新頻度が下がってきているのはシンプルに忙しいからですね。なんかボーッとする時間がいっぱいある。そんな時間を活用するために始めた企画なんですけどね、やっぱ必要なものなんだと思います。
さて、皆さんは怒りを覚えたことがありますか? ありますよね、人間にとって精神を駆動するには何かしらのマイナスエネルギーが必要ですので。
それを表に出すか否かが大事なわけで。
僕は基本表に出さないようにしている、とは言いつつしっかり人に愚痴るのでまぁ出してるわけです。
ヤバいだの最悪だの、クソだの最低だのとまぁまぁな頻度で僕は言います。何かに対する悪口ではありますが、そうすることで翻って心をデトックスしているわけですから、悪口にも善玉菌が生きているなどなどごにょごにょ......。
ダメだ、汚い言葉を正当化できる術が僕にはない。困ったねこりゃ。
まぁ、TPOってのは必要なんですよ。友達と酒の場で言うなら良いけど仕事中に雑談として言うならアウトな言葉っていっぱいあるじゃないですか。そういうこと。
時と場合と人によって、悪口はエンタメにも起爆剤にもなりうるわけですね。
僕は個人的に酒の場で悪口雑言撒き散らかしてる友人は好きです。人の芯は雑さにあると無意識に思っているのか、暴れてもらえると「あぁ〜良いねェ」と思ってしまうんです。
これが全然知らん人だと「なんだこいつ次の飲み会で皿を割って場を冷やせよ」と思ってしまうのです。
これってコンプラ的なところですよね。今の時代、わきまえ力ってのは必要なんです。ただ一つ問題なのは、いくらわきまえててもその土地に突っ込んでくるブルドーザーがいるかもしれないということ。
妖精が楽しく遊んでいるのにそこに踏み込んで「翅が気持ち悪い! 鱗粉が有害!」って言うのはナンセンスですよね。いや鱗粉が舞うとこに来るなよと。
......なんか正しい例えじゃない気がしたけど書いちゃったしまぁしょうがないか。
正味、嫌なものが見えた時人が取れる最善手は「見なかったふりをする」なんですよね。きっとその場は自分とは違う理論で楽しく成り立っているから。
人の倫理を平定するなんて土台不可能な話で、今一部の人々はそれをしようとしてるのは、正直馬鹿馬鹿しいなと、思うんですよね。
はいここ、悪口ですね。いけませんね。
悪が入った四字熟語では僕の悪い面がいっぱい見えてしまうのでそろそろ容赦してほしいところですね。善の異羽もいっぱい見せたいです。
「せ」まで道のり遠いですね......。
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