fiction escape(前編)

 友人から突然「これでASMRを買うんやで」とwebmoneyが送られてきました。ASMRのタイガーマスク??? せっかくなので、気になっていたユウカASMRを買いました。そんなわけで今回はASMRのレビュー記事です。

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あしながおじさんかもしれない


 本筋とはそれますが、僕は最近までASMRをエッチな音声作品の通称だと思っていました。しかし、どうやら卑猥な意味は全く持っておらず、自然の音などが主なコンテンツらしいです。(あ)えぎ声(ス)ケベで(ム)ラムラする(リ)ミックスとかの略じゃないんだ……。

準備をしよう

 たまたま大学の授業が午前中にしかなく、午後が丸々暇な日だったので早速聴くことにしました。自室で聴こうと思いましたが、家族に話しかけられる危険性などを鑑みて却下。ネットカフェで聴くことに。

漫画喫茶

 今日からここがシャーレ。君も出勤だ!


 シャーレはそこそこ混んでおり、僕の部屋の両隣も埋まっていました。荷物を降ろして着席すると、何やら隣から物音が聞こえてきました。衣擦れ、荒い吐息。ユウカ、これって……

スキル

 隣のおじさんがシコっている可能性は、極めて高い!


 これは確実にやっている。ふざけるなよ。ここはシャーレ。学園都市キヴォトスの超法規機関だ。シコってるおじさんがいるわけがない。いや、いてはいけないのだ。お金をケチって格安のネカフェに来たばっかりに最悪の気分になってしまった。レオ〇レスが鼻で笑うような薄さの壁は、物音に対してあまりに無力である。おじさんがシコりを止めたとしても、またいつシコり始めるか分からないので安心して聴くことができない。しかし、諦めるのはまだ早い。もしくは早瀬。割高になる短時間ではなく、6時間利用で入室していた為、かなり時間に余裕があるのだ。隣のおじさんがいなくなるまで待てばいいのである。それまではゆっくり漫画でも読んで暇を潰すことにしました。


いなくならないじゃん!!!!

 ASMRの長さ的に退店の1時間10分前くらいには聴き始めたかったのですが、全くいなくなりませんでした。無念。初のASMR体験は始まりもしないで失敗してしまいました。許せな~い! これで諦めるつもりは毛頭ないので、時間を見つけて大人しく家で聴きます。今度こそレビューしたい。それが後半になると思います。

 ちなみに退店時間まではメイドインアビスを読んでいました。インターネットで見たことのあるシーンやコマがたくさん出てきて、カイジや刃牙、タフを初めて読んだ時と同じ嬉しさを感じました。ネタバレなしで読んだらもっと面白かったんだろうな……


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