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ADマスター到達 青抜き4c龍墓地について

皆さん、こんにちは。
今回はデュエプレで私の組んだデッキの解説をしていこうと思います。


Q 龍墓地って何?

A 紙にて2015年ごろに存在した魔龍バベルギヌスを
早出しして、そこからさらに大型クリーチャーを展開していくデッキです。
紙では青黒型が主流でした。

Q そもそも強かったの?

A デュエ祭(今でいうデュエマフェス)にて5c型の優勝デッキが存在しています、CSでの入賞は見たことがありません。

…と紙では面白デッキだった龍墓地をデュエプレ用にチューンしたのがこのデッキを組もうと思ったきっかけです。

デッキの変遷

当初は紙と同じ青黒型で組んでいました。
最終期のリストはこんな感じ。

当時流行っていたサインシューゲイザーの基盤を元に
制作しましたが、
・大型クリーチャーが初手にきた場合、捨てない限り邪魔
・6ターン目からしかビッグアクションが起こせない
と弱点が多いうえ、インフェルノ・サインのDP殿堂により青黒型がそもそも成り立たなくなったため構築を大きく変えなければなりませんでした。

そこで私が目をつけたのが、黒緑ヘルボロフです。
青黒型の弱点である
・大型クリーチャーが初手にきた場合邪魔という点を
ズカズッカによってマナから直接墓地に落とせるという点で解消
・ビッグアクションが6ターン目からという点をマナ加速によって解消
と龍墓地というデッキと非常に相性がよかったため、
その基盤を流用しつつ、完成したデッキがこちらです。

採用カード 解説

魔龍バベルギヌス

このデッキの核となるカードです。4投。
自分のクリーチャーを破壊してから召喚するのでこの手のデッキにありがちな盤面制限で出せないという弱点をある程度回避しています。
基本は大型クリーチャーの最速召喚を狙うのに使いますが、相手クリーチャーを除去するのに使用したり、
ライオネルの能力を能動的に発動させるために使用したりとただただ最速召喚を狙うだけのカードではないです。

フェアリー・ライフ

基本の初動、もちろん4投。
一マナが重要になるこのデッキにおいて、相手ターン中にブーストできるこのカードの価値は高いです。

ダーク・ライフ

初動と墓地肥やしを兼ねるカード。
特に2枚見て振り分けられる点は墓地の質が重要なこのデッキにおいてはとても重要です。
闇のカードである点もドルバロムDにランデスされた時の被害を減らせるので優秀です。

ライフプラン・チャージャー

元の黒緑ヘルボロフでは採用されないカードですが、手札が重要なこのデッキにおいては

  • バベルギヌスを山札から回収できる

  • 詰めに必要なカードを選んで回収できる

といった点において非常に強力。
このカードもチャージャーとしてマナ加速に貢献できるため、デッキの速度を上げるのにも繋がっています。

無頼魔獣ギガヴォル

序盤、手札に一枚も大型クリーチャーが存在しない場合に山札から直接探しにいける点で強力です。
ただ、ゲーム後半にトップからきた場合は腐りやすいため注意が必要。

剛勇傀儡ズカズッカ

初手や序盤に手札にきた大型クリーチャーを選んで墓地に落とせる点が非常に強力です。
大型クリーチャーは序盤で手札にきた時には腐るため、それを解決できるこのカードは龍墓地においては革命的です。
クリーチャーである点もダイレクトアタックに参加できるため優秀。

爆剣チャージャー

役割はライフプランの5枚目兼ロマネスク用の赤マナ
といったところ。一応5→7でバベルギヌスに繋がりますが。


無双龍聖イージスブースト

ハートバーン+モルネクやモルト王のワンショットを防ぎつつ、ブーストできる白緑のカード。
特に赤単ガトリングやレッドゾーン相手にトリガーした場合はそのブースト効果からバベルギヌスに繋いでそのまま勝利できることも多いです。
あと、ヴィオラソナタがバトルゾーンにいる時には有限の無限ブロッカーとしても使えます。

邪眼死爵ゲーネフ卿

イージスブースト同様のワンショットを止められるカードでありながらトリガーで墓地の質を上げられるカードです。
その他にもライフ→ライフプランと繋いだ時にこのカードを出すことで一枚も墓地肥やしをしていなくとも、ドラゴンを墓地に落として次のターンにバベルギヌスに繋げることができます。

インフェルノ・サイン

2コストブースト→ギガヴォルやダークライフ→ズカズッカで繋いだ場合4キルが可能になる最強の上振れ札です。
トリガーとしても強力で、墓地バベルギヌスがある場合、カウンターとして大型ドラゴンを出しつつ逆に制圧できるなど、DP殿堂するだけの強さを遺憾無く発揮しています。

龍仙ロマネスク

このデッキに赤白のカードを積む最大の理由である
圧倒的なまでの上振れ札です。
4枚の大幅なマナチャージもターン終了時のランデスも墓地を利用するこのデッキとの相性が良く、さらに守りの薄いこのデッキではブロッカー能力も強力な受けとして機能します。

真実の王ヴィオラ・ソナタ

メタに強いバベルギヌスと言いたいところですが、
バベルギヌスとは役割が大きく異なります。
第一にそこそこのサイズのクリーチャーが残る点、
バベルギヌスとは違いフィニッシャーにもなり得ます。
もう一つはシールド追加が可能な点、ライオネルと組み合わせることで確定ガチャを行ったり、シールドの数で上回ることでエンドレスヘブンの龍解を防いだり
と役割は多いです。
もちろん、オリオティスのようなメタを除去しつつ、
本命の大型クリーチャーを出すこともできます。

偽りの王ナンバーナイン

基本はワンショットの補助や逆転手段の封殺として使いますが、雑にナインだけを立ててワンショットすることも多々あります。

獅子頂龍ライオネル

基本的にはVANの全体除去をも耐える除去耐性つきの
アタッカーとして運用しますが、メタクリがバトルゾーンにいる時には、耐性と更なる踏み倒しを狙って出すこともあります。
ちなみにレッドゾーンを相手に耐性で耐えつつ、殴り返せるのでレッドゾーン対面でVANが間に合わなかった場合には真っ先に出したいカードです。

暴君の悪魔龍デストロキール

リソースの尽きないうえ、継続的な除去が可能なカードです。VANすら耐える除去耐性を持っていますが、
かなり癖が強くライオネル程耐えるわけではないので注意が必要です。

王・龍覇グレンモルト「刃」

このデッキ屈指の小回りのきくカードで、天門対面には最前線XX幕府、5cのような除去を狙うデッキには
プロトギガハートなど、対面に合わせてドラゴンを使い分けるこのデッキに噛み合った性能をしています。
弱点としてバトルゾーンに出ただけで盤面を3枠も消費してしまうという欠点はありますが。

龍世界ドラゴ大王

このデッキ屈指の事故要因です、不用意に出した場合盾のゲーネフ卿が有効トリガーにならなかったり、ズカズッカやギガヴォルが完全な不要牌になったりとデッキの回りが悪くなるため、刺さらない対面に最速召喚を狙うカードではないです。ただ刺さる対面には出すだけでそのままサレンダーするので、入れない理由はないです。
ただし、除去耐性は微塵もないので注意。

勝利天帝G・メビウス

ぶっちゃけ、大王やVANよりも強いです。
赤単やレッドゾーン、サソリス対面では召喚=勝利と言っても過言ではなく、サザン対面などでは4体除去が可能だったり、ナインと併用することで5c対面ですら余裕で貫通します。
一番下の能力はインクのシミです。忘れましょう。

偽りの王モーツァルト

基本的には全体除去やドラゴンデッキを封殺するために使用しますが、ズカズッカやギガヴォルなんかが盤面に並んでいるときには盤面を無理やり開けるために使用することもあります。
封殺性能自体は高いのですが、モルトNEXT対面ぐらいしか出せば勝ちの状況に持っていきづらいです。

「修羅」の頂VAN・ベートーベン

最速召喚=そのまま勝利となる典型的なカードです。
ただし、ドラゴン以外の除去を積んでいるデッキにとっては最速で出す旨味は少ないです。
とはいえ、そんなデッキに対しても一定の封殺性能はありますし、除去を切らせていると考えると出せば仕事はするカードであるとは思います。

不採用カード

ボーンおどり・チャージャー

墓地の数ではなく質を重視したいため不採用、
そもそものマナカーブ自体が2→4→6なので全く噛み合わないのも要因です。

勝利宣言鬼丸「覇」

ガチンコ・ジャッジで負けた時の裏目が非常に大きいため不採用、バベルギヌスから出した場合には後続が続きにくい点や盤面には触れられない点も評価を落としています。

地獄門デス・ゲート

デッキのメインの動きに関わらないため不採用、
このデッキはデッキ自体の動きに関わらない受け札を極力排除しているため(いわゆるフルパワー理論)、
受け専用のカードは採用されないです。
一応VANを除去しながら展開できる利点もあります。

最後に

色々と書いてきましたが、大型ドラゴンで暴れるのは楽しいので皆さんも使ってみてはどうでしょうか?

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