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坤為地【卦の解説】

はじめに

今回は坤為地の解説です。

卦の型を見ると全てが陰になっている、始まりの2卦の一つです。

坤為地の解説

乾の卦は、各爻が全て陽であるのに対して、坤の卦はすべて陰です。また乾の天に対する地です。これを要約する言葉は、君子、厚徳載物すなわち徳を厚くし、物を載すとあります。これは乾の徳、すなわち天地創造のエネルギー、力を受けて、万物を生成し、これを包容します。これが坤の卦の特徴です。乾坤の2つの卦で、天地万物の生成化育の実体と原則、本質が要約されているといいます。

占い

初六: 霜のおりる時節をへて、堅い氷の貼る時節がやってくる

六ニ: お上の視察が頻繁に行われなければ、お上も人民も得をする

六三: 彩を外には出さず内に包み隠す。占ったことに心配は無用。王の仕事に従事しても、大功は成らずとも有終の美は飾れる

六四: 袋の口を括る。災難もない代わりに栄誉も得られない。

六五: 黄色いはかま。大吉

上六: 龍が原野で戦っている。その血は赤黒色と黄色のまだら模様。

用六: 長期にわたる占問には吉

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