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ダージリンの香りと種類

カフェにいるので紅茶の話を(ダージリンについて)書きます。

ダージリンティーは紅茶のシャンパンと呼ばれるほどのマスカットを思わせるフルーティーな香りと爽快さを感じさせるほど良い渋み、そしてコクのある味わいがあります。

ここでダージリンという土地はインドにあり、ネパールとブータンに挟まれた交易の町でもあります。標高はおよそ2300mにあり、茶園も300~2200mの険しい斜面に広がっています。日中と朝夕の温度差が激しく、毎日のように霧が発生し、ヒマラヤの冷たい風がその霧を晴らします。その霧が晴れると、湿った茶葉を昼間の日光が乾かす。この環境が上記のダージリン特有の風味を生み出します。

シーズンによって3種類の茶葉に分けられます。

①ファーストフラッシュ:3月上旬から4月にかけて摘まれる希少価値の高い茶葉です。

②セカンドフラッシュ:5月初旬から6月下旬にかけて収穫させるいわゆる二番茶です。香り、味、水色共にファーストより強くなり高級なダージリンはこのセカンドフラッシュから生まれます。

③オータムナル:その年の10~11月に摘む茶葉であり、強い渋みと赤い水色のためミルクティーなどに最適な茶葉です。


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