【モナーク ネタバレ注意】 初見解釈無責任語り 第1部-傲慢

注意事項

・第1章までのネタバレを含みますが、ストーリーの振り返りは行いません
・とても無責任にあることないこと好き勝手語ります
・かなりの高確率ででたらめなことを書いています
・私が純粋に楽しむため、コメントやシェアでのネタバレはお控えください
 (例えばシェア後twitterでネタバレを含む際は通常のネタバレ配慮に加え、
  シェアしたツイートとは別のツイートで書いてくださるとありがたいです)
・未到達部分の内容に言及しない記事への感想はどんな形式でも大歓迎です

この記事について

モナークの第1章をやって心が震えてしまったので、衝動的に書いています。

この記事は第1章終了時点での情報から、気の赴くままに語ったり予想したりする記事です。
はためんどくさいオタクの初見の感想を見たい方は是非どうぞ。

情報量が少ない以上、自分勝手な推測を多分に含みます。
展開を知っている方々からしてみれば、相当頓珍漢なことを書いているはずです、ご了承ください。

望ちゃんの性格の1側面の推測

真生徒会長である望ちゃんは、問題を自分一人で抱え込もうとする子だな、と感じました。

主人公だけが戦える状態だったところに、自身も思装をまとって戦えるようになった時、あなた一人だけに背負わせずに済んで良かった、というようなことを言っていました。
一方で、他の人を巻き込みたくないとも度々言っていました。

このことから他者にかかる負担を減らし、それを自分が背負いこむことが、彼女の信念の一つだと考えています。

このことは彼女が他者を大事にしているが故の信念ですが、同時に自分を軽視しているとも言えると考えています。

一橋くんの性格のおさらい

彼は幼少期に友達が道路に飛び出すのを止めずに、そのまま事故に遭ってしまったトラウマから、愚か者から脱して他の愚か者を導くことで不幸をなくすことを自身の信念としていました。

現在彼が行っていることと、過去のトラウマの構図はとても似ています。
彼が友達を止めることは、友達の自由を奪うことではありますが、友達を助ける行動でした。
過去にその行動を取れなかったがために、生徒たちの自由を奪うことで危険から遠ざけることで、二度と大切な物を失なわないようにするのでしょう。

また自由を奪うことで、生徒たちから現実と向き合う必要をなくし、それを自分が全て請け負って肩代わりしているとも言えるでしょう。
実際に本校舎の外の状況(例えば他の契約者の情報)は彼のみが知っていますし、その対策も生徒の代わりに彼が独力で考え施行したものです。

現・真生徒会長間の違い

以上のように現・真生徒会長ともに、みんなの問題を自分一人で抱え込むことで、みんなを守ろうとしています。

ではこの二人の違いはなんでしょう。
その答えは二人の正しさの捉え方と自己肯定感にあると思います。

一橋くんは自分を絶対に正しいものだとし、有能でみんなを導くにふさわしい存在だと信じて疑っていません。自分の存在の価値を本来以上に高く見積もっているということでしょう。
一方望ちゃんは常に自分の能力や先行きの不安と一緒にあり、自分の正しさを相対的に捉えることができています。同時に自分の価値を本来以上に低く見積もっているのです。

現時点では望ちゃんの方がよく見えますが、以降の展開によってはそうは言い切れない可能性があります。

望ちゃん怖くなってきた

一橋くんを倒したあと3つ目のイデアに触れ彼のトラウマを見るのですが、私はこの記憶に結構ショックを受けました。

ただ、望ちゃんはそれを見た後に、同類だったんじゃん、と軽いトーンで言うわけです。
戦闘前にナイフで刺された傷の心配をしていた彼女が、このつらい出来事を軽いトーンで流すようなことをするでしょうか?

彼女が軽視する存在は提示された中では自分自身のみです。
つまり彼女の中で自分と一橋くんがある程度同一視され、同類であると認識したことでその分、自分に対する軽視と同じものが一橋くんへも向いたのではないでしょうか。

私はここに恐怖を覚えました。
望ちゃんは他者に共感することで、他者と自分を同一視した場合、他者を軽視することができてしまうのです。

例えば契約者を倒していく中で様々なエゴに触れ、それらに共感していった場合、その契約者と同じ考え方をする人たちを軽視することができ、最悪の場合全人類を軽視可能になる可能性があります。

さらには主人公の権能に「共感」があります。
この共感はシステム上双方向的なものになっており、主人公が望ちゃんに共感した際には、望ちゃんも主人公に共感していると言えるでしょう。
つまり望ちゃんは主人公を自分と同一視しかねないということ、主人公を軽視する可能性があるということです。

これだけでいわゆる裏切りが発生する可能性が示唆されるわけですが、さらなる不安要素があります。
真生徒会の目的として平和な日常を取り戻す、というものがありますが、そのために全ての契約者を倒すことが必要とされています。
主人公も契約者である以上、最終的に倒されなければいけない可能性があり、望ちゃんは自分と同類である主人公への軽視をもってそれを達成できる可能性があると思っています。

さらにいえば主人公のイデアは変身演出的に、思装や体内などのより彼自身に近い部分に存在していそうな気がするので、イデアを壊すってなったときは彼の生命すら危ういかもしれません。

こればっかりは望ちゃんを信じて、起こった展開を受け入れる以外に方法はなさそうですね。
彼女の希望の行き着く先がどんな結末なのか、楽しみにしています。

あとがき

ということで好き勝手妄想しながら語ってました。
おそらく私の予想を大きく超えてくると思うので楽しみにしています。

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