結局人が好き

   今年の夏こそ、近場に住んでいて気軽に話せる友達が欲しい。そう思い始めたのはほんの2、3日前のことだ。弟と一緒にドライブに行っている時、友達ともドライブに行ってみたいと思ったのがキッカケである。別に私は友達が1人も居ないわけではない。けれど、ドライブに気軽に誘えるような友達は1人も居ない。それも私の普段の行い(誘いに応じない、イベントに出席しない等)が招いた結果ではあるが、それにしても1人くらいありのままの自分で、気軽に話せる人が居てもいいのではないかと思った。

   私は普段から人付き合いは避ける方である。人と居ると気を使って疲れるし、自分と比較して惨めになることが多いからだ。大学では人付き合いが疲れるという理由から、チームではなく個人で研究できるテーマにしたし、仕事でもなるべく人と関わらないようにわざと時間ギリギリに到着したり、休憩時間に身を隠したりしている。ただ、このような工夫(？)をしても人と喋る機会はどうしても出てくる。そうなると多くの場合、傷ついたり疲弊したりするが、稀に心が癒されることもある。この心の癒され方は、人と関わることでしか得られないような気もしている。だから、この夏を穏やかに過ごすためにも、是非とも友達が欲しい。そうと決まれば即実行したいと思い、早速マッチングアプリを入れてみた。どうも異性としかマッチングできないようになっているみたいだが、しばらくの間はこれで友達を探そうと思う。もちろん現実で友達が見つかればそれが一番良いのだが、私には如何せんハードルが高すぎるので、アプリに頼ろうと思う。いつか誰かとマッチして、実際に会うことがあれば、その時はまたそのことをnoteに書き留めてみようと思う。

#この夏ほしいもの