じいじの詩集ー紙飛行機になって

紙飛行機になって
青空を飛んだよ
街の人は見上げていたよ
山も川も車も絵のように
下に見えて
心地よい風が吹いていたよ

空は青いよ広いよ
タカとカラスが不思議そうな顔して寄って来て
しばらく一緒に飛んだよ
アツ帰らなくっちゃ
回れ右して
帰り道を急いだよ
運動場が見えてきて
友達の顔が見えたよ
着地したところで目が覚めた
僕は布団の中だった

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