2024/07/02 飛鳥山公園と、3つの博物館

・友人と、飛鳥山へ。

・江戸時代から、行楽地として親しまれてきた場所ですね。現在の王子駅付近にあります。

・駅からすぐ、山の上り口があるんですが。マジで近くてビックリしましたね。王子自体は何回か行ったことあったんですが、知らなかった。

・お目当ては3つの博物館。それぞれ、簡単にですが振り返ります。

(渋沢栄一資料館、北区飛鳥山博物館に関しては図録が無かったり買わなかったりで、記憶で書いてます。細部の認識が違うおそれがあるのでご容赦ください)


 🍮渋沢資料館
・近代日本における、経済社会の基礎を作った渋沢栄一。その資料館です。博物館でなく資料館なので、文字による説明が主体。

・基本的に「文字を読みに行く」資料館の為か、飽きさせないギミックがたくさんありましたね。渋沢栄一の年表順的に動線になってるんですが、天井に年齢のパネルが吊るされててわかりやすくなってたり。

・あと、腰元に引き出し型のパネルがあって追加情報が書かれてたり。引き出し型のパネル、終盤で気づいて友人と笑い合いました(笑)読みきれない……!

・渋沢栄一、ありとあらゆる団体の理事とか代表をされてて凄すぎた。現在も王子にある製紙関係も当然そうなんですが、瓦斯(ガス)の会社とか。郵船とか。

・男爵になったり、ルーズベルト大統領やエジソンにも会われてますね。中盤くらいから「○○の代表に〜」のラッシュで覚え切れませんでしたが。

・資料館としての図録が販売されてなかったのが悔やまれる。情報として相当する書籍はたくさんありそうですけどね。1冊、年表中心の簡単にまとめた本だけでも欲しいなぁ。

・新札(一万円)にもなったので、その辺りにまつわる展示もありましたね。かつてお札の顔として活躍していた聖徳太子との関係性とか。

・会期前だったので見れなかったんですが、「色んな作家が作った渋沢栄一の肖像・彫像」の企画展をやるらしいですね。ガチ偉人じゃないと出来ない企画。すごすぎ。


・ここで、敷地内のカフェでご飯。ハンバーグミートソースパスタ、マジで美味しかったな。ボリュームしっかりで美味しかった。

・おはぎ、飛鳥山の名物だそう。さっぱり食べやすいタイプで大変に好みの味。



 🍮北区飛鳥山博物館
・北区の歴史や自然について紹介している博物館。

・ただ、北区の懐が深過ぎて、もはや「日本の歴史を紹介する博物館」な気がする。

・個人的に縄文〜古墳時代が好きだったりするんですけど……北区は出土品のバラエティに富んでるなと感じました。土器や鏃なんかは当然として、石棒や人骨も。

・貝塚の断面剥ぎ取り標本や、竪穴式住居、高床式倉庫も現物があるので最高でしたね。お子さんが最初に歴史に触れるのに良い場所かも。

・「ムラで争う縄文人たち」の映像があって面白かったな。

・ウッホウッホ、ウンババウンババ言いながら、縄文人の扮装をした役者さんたちがケンカしてる映像が、竪穴式住居の復元模型の内部でリピート再生されていた。なんかずっと見ちゃった。

・江戸パートも、農村の民家の復元があったり、当時の食を再現した食品サンプルがあったり。眼で楽しめる展示が多くて嬉しかったですね。

・最後らへんに「荒川の植生、生物相」の再現模型があったんですが。クオリティ高すぎて笑いました。アレ、マジでまた見たい。

・↑川に住んでる魚や鳥、虫なんかは当然として……水中と地上の境目の演出とか、捨てられてるゴミの再現なんかも抜かりがなかった。

・この模型の中にカワウがいたんですけど、数日後に実際に川で見かけて嬉しかったな。


🍮紙の博物館
・王子は、日本における「洋紙発祥の地」だそう。渋沢栄一も関わっているという事で、この地にあるのは納得ですね。

・洋紙の工業的な作り方、使う機材、リサイクル、和紙の歴史、和紙を使った工芸品……と、紙に関する古今東西に触れられてて最高でしたね。公式ホームページに「世界有数の紙の博物館」と書かれてるだけある。

・個人的には、どっちかっていうと和紙とか伝統工芸寄りの展示が楽しみだったんですが……近現代の洋紙技術もハチャメチャに面白かった。

・紙の材料になる木。広葉樹と針葉樹で繊維の長さが違うから、紙の仕上がりも変わる話とかね。
広葉樹は繊維が短くて表面がなめらか、強度に劣る。
針葉樹は繊維が長くて表面がざらざら寄りだけど、強度があるみたいな。

・和紙の原料となる楮(コウゾ)は更に繊維が長くて、より丈夫なんですね。すごいや和紙。

・2階はお子さん向けのクイズコーナーとかがありましたね。子供の時に触れたかったな、この施設。

・個人的に面白かった出会いは擬革紙(ぎかくし)ですね。和紙をしわしわにして、表面に漆を塗る事で革に見せるもの。マジで言われても紙だって気づかない。

・擬革紙、ハマりすぎて(?)一発変換出来るように辞書登録しました。この数日後に、たばこと塩の博物館でも再会できて嬉しかったな。カワウもそうだけど、短いスパンで学びを繰り返せて嬉(うれ)。

・和紙、手漉き体験とかしてみたいんだよなぁ。子供の頃、体験授業的なので作ったことあるねみたいな話は一緒に行った友達としましたが。大人になってからやってない。難しいんだよなぁ、アレ。

・その延長だと、和綴の本も作ってみたい。普通にメモ帳として使いたいんだよなぁ。和綴の本型のスマホケースとかも作りたいし。


・振り返りとしてはここらで。これらの3つの博物館、800円で3カ所全部回れるチケットがあったのでソレで巡りましたね。安過ぎる。紙の博物館は図録やグッズを買って応援しました。

・1館ずつ、それなりにボリュームがあったので……朝10時過ぎから昼食を挟んで17時までの間に3館全て回るのは少し無理がありましたね。もうちょい目的地を絞ってもいいかも。博物館じっくり見る派とか2回目なら、1つか2つに絞るのがオススメ。

・時間なくて、最後に渋沢資料館の物販店に寄れなかった。最初にチラ見だけはしたんですが、その時は「帰りにまた寄ろう」ってスルーしちゃって。また行きたいなぁ。


・去年の今日。チャンネル登録者400人記念の配信。

・今500人なので、1年で100人くらいの増加ですね。ありがとうございます。500人記念、未だに出来てませんが。

・チャンネル登録者とかフォロワーのキリ番報告、ジャストの時はあんまりしたくないっていう葛藤がありますよね。1人2人減るのって日常茶飯事だし。

・で、ワインのコルク抜きの話。コルク抜きは買ったんですけど、未だに開けられてません。赤ワイン白ワイン両方あるんですけど。

・友人が引っ越しの時に「何年か寝かせてたけど飲まなかったからあげる」と貰ったんですけどね。そこから更に1年経ってる。大丈夫か?

・1年前は全然飲酒してなかった時期なのでね……。それもあるなぁ。赤ワイン単体で飲もうとは思ってなかった。料理に使おうとしてたけど。それも全く出来てないなぁ。


昨日の生活と睡眠と筋トレの話

・6時間睡眠で仕事へ。今月は下旬までデスマンスです。丸1日休みの日がマジで無い。

・とはいえ、いわゆる半ドンの日がまぁまぁあるので、そのタイミングで休んだら勉強したりします。頑張らねば。

・締切ってマジで大事ですね。○○日までにコレをやる、って決めないとマジで動けない。

・今月は、中旬までに日本酒検定3級を取る予定。他にも予定多いから、マジで逆算して色々やらないと。


時事と勉強の話

・今日もいくつか。このコーナーで書く事をメモしてるんですけど、年内に一通り書きたくて。節目として。ストックを少し減らしに行きます。
(とはいえ、日常で書きたいことは増えるんですけど)


・擬革紙の話。合羽や番傘に使われる油紙から進化したそうですね。タバコ入れの内部で、タバコを油紙に包んで湿気らないようにしたのが、擬革紙のタバコ入れの始まりだとか。

・お伊勢参りのお土産に、擬革紙のタバコ入れが流行ったと。めっちゃいいな。かわいい。

・擬革紙、紙巻きタバコの流行から、昭和に入って製造技術が途絶え……現在は「伊勢擬革紙」として技術の再興がされてるそうです。めっちゃ欲しいな。

・伊勢擬革紙、原紙や加工された商品を買えるそう。是非現物を見たい。オーダーメイドも出来るそうだけど、黄色って作れるのかな。めっちゃ欲しいわ。

・複数の話題を取り上げる予定なのにめっちゃ書いちゃった

・「連」の書きかえ字らしいです。旧字体とか書きかえ字って、なんとなく直感で読めるけど。コレに関しては全く読めなかった。渋沢資料館で見かけた。

・使い方としては、マジで「連」と一緒ですね。レンとか「つらなる」って読むし、聯句とか聯邦みたいに熟語としても使う。

・コレで漢検準一級かよ……漢検えぐいな。

・ただ、漢検って準一級以上は歴史ワードがバンバン出てくるらしいから逆に気になってる。

・QuizKnockで「漢検1級、牛車のパーツの名前が出がち」という途轍もなくレベルの高いあるあるが披露されていた。髷関係のワードも1級だったしなぁ。そう考えると、ちょっと勉強したい。

・難しい単語&髷関係のワードって事で。月代の毛を抜く道具を木鑷(げっしき)と言うらしい。

・月代にはずっと関心あったけど、知らなかった。武将隊のYouTubeショート動画で知りました。感謝。

・月代を抜くチャレンジ、個人的にはしたくないんだよなぁ。頭皮へのダメージが気になる。

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