画面の向こうじゃない

4月29日に行われた

MeseMoa.単独ライブ2021 幕張メッセ
Continue 〜強くてニューゲーム〜

を観に行った感想と終わってから感じたことを書きました。読む人によっては重いって感じるかもごめんね

あと完全に主観的なものなので悪しからず...

以下本文↓

アイドルのライブに行くのは初めてでした
今まで行ったことがあるのは7年くらい前に地元の小さな建物であった歌い手さんのライブだけで。一日中ドキドキが止まらなかった

会場に入ると今までのシングルが流れていて、当たり前だけど周りがみんなめせもあ。を好きでいる人で
みんなサイリウムを準備したり今日買ったグッズを持ってはしゃいでいたり。今日、今からの数時間にこの人たち全員の熱が篭っている感じ

そして開演
ムービーが流れて、音が体にぶつかってきて、照明がキラキラしていた。もう目が焼けそうなくらい眩しかった

でもステージに現れた大好きな人達はそれよりもっとキラキラしていた。

画面越しじゃ分からない魅力がそこにはあって。

現実に彼らが存在しているということ。

彼らが創り出すライブを観られるということ。

あたり前といえばあたり前だけどその事実が本当に尊いなと思った

最初の曲
今までMVでも配信ライブでも何回も聞いてきた曲なのに涙が零れた
悲しいでもないし嬉しいでもない
ただ頭がだいすきでいっぱいになって涙が止まらなかった

目に映るもの全てが、鼓膜を揺らす音1つひとつが、幸せの具現化みたいだった

2曲目、3曲目と続いていって。それでも最初の感動がずっと続いていた
MCで笑って。特効に驚いて。新衣装が可愛くて。またMCで笑って。

楽しかった

心の底から、今幸せだって思った

そして最後の曲
クロスフェードを聞いて｢好きだ｣と確信した曲
歌い出しから最後の一息まで、全部全部がかっこよくて、綺麗で。この一言で片付けるのもどうなのかなって思うけど、本当に本当にすごかった

言葉にはできない感動をくれた

隣からも後ろからもすすり泣く声が聞こえて。メンバーも数人は目をうるませていた
最後の最後で一体感がグンと増した気がした

間違いなく最高の空間だった

多分あの空間はアイドルがいて、オタクがいて、両方の気持ちが重なって応えあっていたから出来たんだろうな

現場って素敵

私たちが今までしてきた選択と、めせもあ。やDDが今までしてきた選択がこの空間を作り上げた。その事実がとっても嬉しい

ここからちょっと暗いかも最終的には明るいけど

メンバーが客席を見た時、｢応援してるよ｣｢ありがとう｣って気持ちが伝わるようにサイリウムを振った

配信で見ているときは(現場に行けば『伝わってる』って感じるのかな)って考えていたけど、現場で実際にサイリウムを振っていても思いが全部届いてるとは思えなかった。正直

これはオタクしてる上で何回か思ったこと(歴は浅いけどね)

こちらの思いは伝わってないんじゃないかって、どうせお金で買ってる人間関係だって嫌になっちゃったことも少しだけある。本当に少しだけ

でも彼らは生きる元気をくれた

受験のために毎日家と学校と塾を行ったり来たりでヘトヘトに疲れたとき
模試の結果が悪くて全部嫌になったとき
試験本番怖くて怖くて仕方なかったとき
大学に入学して生活が変わったとき
初めてのバイトで疲れきったとき
理不尽に怒られて泣きたくなったとき
生きている意味が分からなくなったとき

元気をもらった

もう少し頑張ろう、って。生きててもいいかな、って思わせてくれた
この人たちにはこれからも素敵な未来がある。だったらそれをもう少しだけ見ていたい。応援させてほしい

重いかもしれないけど、こう思わせてくれたこと

彼らのおかげでこんなに楽しくいられること

その全てにありがとうって
伝えることは意味の無いことじゃないと思いたい

彼らの職業はアイドル
そう。アイドルって職業。言わばビジネス。

でもあの素敵な時間をビジネスとして片付けて欲しくはない。普通に過ごしていたら交わることがなかったかもしれない私たちの人生が1つの場所で重なることって奇跡みたいなことだから

私たちの応援が、彼らの人生に見たことのない景色とか、信じられないほど広い繋がりとか、ありえないくらいすごい力を与えられるはず。そう信じたい。信じていたい。

そしてちょっと烏滸がましいかもしれないけど、私たちが伝えた言葉や声援が彼らのこれからの支えになって欲しい。オタクのエゴかな

こんなぐちゃぐちゃな文章だけど、誰かを応援するって素敵なことなんじゃないかなって強く思えたことだけは覚えておきたい

｢誰かを応援するって...｣とか何か変な言い回ししちゃってるのにも一応の理由がある

それは、私が今初めてアイドルを好きになっているから

好きな作家さんとかたまに曲を聞く歌い手さんとかはいたけど、今までメディアに出てくる俳優や皆がハマっているアイドルには全然興味がなくて、｢私は○○さんを応援してる！｣っていうような存在がいなかった

でも多分心のどこかで、応援する人がいることを羨ましがってたんだと思う

好きなものや好きな人がいて。
それを素直に｢好き｣って言えて。
周りの友達とはしゃぎあって。

いいなぁと思って、周りに合わせて好きな''フリ''をしてみたことはあるけどやっぱりつまらなかった。そりゃそうか

こんなことしてきた人間だからこそ

今好きなものを好きって言えていること、
同じ趣味の友達と話したりグッズを持ってはしゃいだりできていることが本当に嬉しい

そして私たちをそうさせてくれる9人が本当に大好き

アイドルでいてくれて本当に嬉しい

ありがとうじゃ足りない。

何回言っても足りない。

でも伝えなきゃ分かんないもんね。

伝えることには意味があるって信じたいし。

ありがとう。心の底から。

めせもあ。が、イルミィが、幸せだって言える未来がありますように

本当にここにきてよかった

この人たちを好きになれてよかった

そしてもっともっと好きになれてよかった